じゃがいもの芽には毒がある?芽が出てしまったときの効果的な対処法

いろいろな料理に使用でき、みんな大好きで大活躍のじゃがいもですが「ちょっと置いてたら芽が出ちゃってるー!!」なんて経験ありませんか?

あれっ?じゃがいもの芽って毒があるって聞いたことがあるような、ないような‥?なんてちょっと曖昧な認識の人が大半ではないでしょうか。実はじゃがいもの毒って、よく知っておかないとちょっと恐いんですよ。

これを機に、じゃがいもの有毒性についてぜひ勉強してみましょう。

じゃがいもの芽にはどんな毒があるの?

じゃがいもには「ソラニン」と「チャコニン」という天然毒素が含まれています。「天然毒素」というのは、動植物に含まれている毒の成分のことで、フグやキノコの毒も天然毒素に当たります。

そして、じゃがいもの芽ばかりが毒があると知れ渡っていますが実は、皮や実にも毒があります。と言っても、やはり毒の強さは発芽した芽に一番多く含まれています。

芽には100gあたり500㎎ものソラニンが入っており、その次に多く毒が含まれているのが皮で、比較的少ないのが実になります。皮は芽よりも毒は少ないものの、実の22倍もの毒を含んでいるんです。

そもそもなぜ、じゃがいもには毒があるの?

それは「食害を防ぐため」なんです。簡単にいうと動物などに食べられないように外敵から我が身を守るためです。なのでじゃがいもは土の中で育っているときは毒はなく、土の上に出ている芽や葉に毒があります。

そして掘られて地上に出てくると毒を持つようになると言われています。植物の「自分を守るチカラ」ってすごいですね!!

じゃがいもの芽の毒にはこの3つの処理方法がマスト!!

もし芽が生えてきてしまっても、下記の対処法をしっかりすれば、じゃがいも自体は大丈夫、食べれます。

1.まず、芽そのものを食べるのは絶対NGです。芽はじゃがいもの窪んでいる部分から発芽してくるのですが、一度発芽してしまったらまず芽を取り除き、さらに芽の根元もくり抜かないといけません。根元にも毒がありますからね!!

2.皮が緑色になっている場合も、ソラニンをたくさん含んでいるので、その場合は必ず皮を分厚めに剥くようにしましょう。

3.皮を剥いたあと、しばらく水にさらしておく。ソラニンは水に弱い性質のため、水にさらすことによって毒素が排出されるのです。

※一見、加熱すれば良いと思われがちですが、じゃがいもの毒は熱を加えてもあまり意味がないので必ず下処理として水にさらすようにしましょう。

もしも毒(ソラニン)を多く含んでいるじゃがいもを食べてしまったら?

先に記述しましたが、芽には100g当たり500㎎のソラニンを含んでおり、小さなお子さんの体内にソラニンが入った場合、約5㎎で食中毒を引き起こす可能性があります。と言うことは、たった1gの芽で食中毒になるかもしれないということですよね。

食中毒になった場合は、食べてから20分後くらいから症状があらわれ始めます。吐き気、腹痛、下痢、頭痛、発熱などの一般的な食中毒の症状に加え、ひどい場合はめまい、全身のしびれ、呼吸困難などが起こることがあります。

そしてソラニンを摂取しすぎると、最悪の場合は死に至ることもあるのでしっかりと処理をするようにしてください!!食べて少し苦味を感じたら、それは危険な証拠です。

もしも食中毒になってしまった場合、実はソラニンには解毒剤などの薬はなく、時間をかけて体内から毒が抜けるのを待つのみなんです。水分をたくさん飲み、汗や尿から毒が排出されるのを待つしかありません。

下痢になったとしても、下痢止めは飲まないようにして下さいね。毒を体から追い出すことが一番の治療です!!

なるべくじゃがいもの芽を出にくくするための保存方法4つ

では少しでもじゃがいもを毒から守り、長もちさせるにはどうしたらよいかというと‥

1.暗い場所で保存

じゃがいもの芽は光合成することにより成長を早めるので、なるべく日が当たらないようにすること。

2.温度20℃以上、湿度90%以上になると発芽しやすくなるので涼しい所で保存。(5~15℃が適温)。

※冷蔵庫での保存はNGです。でんぷんが糖に変わり、糖がさらに発ガン性のある化学物質に変わる可能性があるのです。

3.小分けしてキッチンペーパーでくるみ、さらに新聞紙で包んでおく。

4.通気性のよい場所で保管

これで少しは発芽を遅らせることができるのです。

まとめ

じゃがいもには、芽だけでなく皮や実にも毒があることを忘れないでくださいね!!

・芽が生えてきたら➡️芽を根元深くから取り除くこと

・皮が緑になっていたら➡️分厚く皮を削ぐ。皮は絶対に食べないで。

・水にさらしておくのを忘れずに。

・苦味を感じたらすぐに食べるのをやめてくださいね。

少しの毒でも、特に小さなお子さんにとっては強い毒性になることが十分にあり得ます。芽が出にくくするための対処法を書きましたが、なるべくじゃがいもを購入したら早めに食べるのが一番の対策ですね!!

じゃがいもの毒についてたくさん記述しましたが、きちんと処理を行っていれば問題ありません。みんな大好きで色んな料理に使える万能なじゃがいもを、これからも美味しく健康に食べましょう!!

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