生卵っていつまで食べられるの?賞味期限を超えても大丈夫?

様々な料理に活用され、そのまま焼いたりご飯に乗せるだけでも楽しめる生卵。そんな幅広く活躍する生卵ですが、殻は割れやすく中身は腐りやすいデリケートなイメージがありますよね。

そんな生卵の賞味期限はいつまでなのでしょうか。賞味期限が切れたら捨てるしかないのでしょうか。生卵をいつまで食べればいいか、より生卵の鮮度を保つためにしてはいけない行動をお伝えします!

生卵には正確な期限が定められている

生卵は他の食材とは違い、なんとなく腐りやすいというあやふやなイメージを持たれているかもしれません。しかし、生卵にも明確に「賞味期限」として期限が定められており保存期間や消費のタイミングの基準にすることができます。

販売店などによっては多少前後していることもありますが、生卵の期限は冷蔵保存することを前提としてパック後14日を賞味期限と定められています。生卵は、この「パック後14日」という賞味期限を基準に消費していくようにしましょう。

生卵の賞味期限の意味

「パック後14日」が卵の賞味期限として定められていますが、他の食材で用いられる賞味期限と卵の賞味期限とでは意味が少し異なります。普段私たちが他の食材に対して用いる賞味期限は「おいしく食べられる期限」という意味です。

そのため、その食材を食べることに関しては賞味期限を多少過ぎても安全面を気にせず食べることができます。しかし、生卵に対して用いられる賞味期限は「生卵を安心して食べられる期限」という意味です。

生卵には食中毒を引き起こすサルモネラ菌が存在している場合があります。このサルモネラ菌は適切な温度管理と保存期間内であれば数も少なく食中毒の恐れもありません。

しかし、一定の期間を超えると増殖が始まってしまいます。このサルモネラ菌の増殖が始まるまでの期間が、卵に対して用いられる賞味期限なのです。

なので、卵の賞味期限に関しては期限内の消費を心がける必要があるのです。

生卵は賞味期限が切れても使い道はある

お伝えしたように、卵の賞味期限を超えるとサルモネラ菌の増殖が始まり食中毒の恐れがあります。しかしだからといって、賞味期限をすぎた卵は廃棄するしかないというわけではありません。

賞味期限が切れても卵を安心して食べる方法があります。それが、加熱処理です。

食中毒の原因となるサルモネラ菌は70℃で1分の加熱で死滅します。70℃以上で1分以上の加熱の卵料理であればサルモネラ菌による食中毒の心配はありません。

ただし、卵を他の食材と一緒に加熱する際には75℃以上で1分以上の加熱処理を行ってください。『賞味期限が切れた卵でも生で食べられる?』

卵の賞味期限はサルモネラ菌が増殖する時期から定められています。しかし、実はこの賞味期限は実際の増殖が始まる基準より短く設定されているのです。

実際のサルモネラ菌の増殖が始まる時期は季節によって変化します。夏期である7~9月が産卵後16日、春秋期である4~6月、10~11月が産卵後25日、冬季である12~3月が産卵後57日が実際の基準とされています。

そのため、適切な温度管理と保存状態であれば賞味期限が切れていても上記の期間内で卵を生で食べることができます。購入した卵のパックに賞味期限だけではなく、産卵日が記載されていれば上記の期間を消費のタイミングの参考にしてもいいかもしれません。

ただ、サルモネラ菌の心配がなくても卵自体が古くなることによる体への悪影響の恐れがありますので、安心しておいしく食べるためにはやはり賞味期限内での消費が望ましいです。

生卵の鮮度を保つ保存方法

鮮度が良いままの生卵にするために避けておきたい行動や保存方法があります。

洗って保存をしない

野菜を購入してきた際には、土や農薬などを落とすために洗い流します。それと同じように卵を水で洗い流してから冷蔵庫に保管している方も多いかと思います。

ただ、卵の鮮度を保つためには洗わないようにしましょう。卵の殻には気孔という小さな穴があります。水で洗い流してしまうとその気孔から水とともに雑菌が内部に入り込んでしまい、鮮度が早く落ちる原因となってしまいます。

また、水洗いは殻の表面を保護しているクチクラ層という膜を洗い流してしまいます。その結果、細菌が内部に入り込みやすくなりますので洗い流したい気持ちをぐっと抑えるようにしましょう。

同様に、卵を布で拭くこともクチクラ層が剥がれることに繋がりますので避けるようにしましょう。どうしても汚れが気になる箇所があれば、その部分のみを拭き取るだけにすることが無難です。

ヒビを入れない

卵の殻にヒビをいれてしまうと雑菌の侵入や増殖、腐敗の進行の大きな原因となりますので丁重に扱ってあげましょう。いつできたのかわからないヒビを見つけたときは、賞味期限などに関係なく廃棄してください。

卵の尖っていない方を下にしない

卵の殻は比較的尖っている方と尖っていない方がありますよね。これらのどちらを上にして保管するかによっても鮮度に違いが出てきます。尖っていない方の内部には、空気がある気室があります。

そのため尖っていない方を下にしてしまうと、卵黄と空気が触れやすくなり細菌の繁殖の原因となってしまいます。また、卵の殻の尖っていない方は尖っている部分と比べて強度が低いです。そのため尖っていない方を下にしてしまうとヒビが入ってしまう可能性が高まってしまいます。

まとめ

・卵の賞味期限はパック後14日

・生卵に対して用いられる賞味期限は「生卵を安心して食べられる期限」

・サルモネラ菌は加熱処理で対応可能

・卵の賞味期限は実際のサルモネラ菌の増殖が始まる基準より短く設定されている

・冷蔵保存以外にも卵の鮮度を保つための方法がある

これらの知識を活用することで「そろそろ卵を消費しなければ」と恐れるのではなく、計画的においしく卵を楽しんでください!

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