メンマって美味しいですよね。ラーメンの具材で度々登場したり、お酒のおつまみなんかにしてもいいですよね。ただ、メンマって何から出来ているか想像がつきにくいですよね。あの四角い形、黄土色でしなしなとした食感、メンマの正体とは何なのでしょう。
そして美味しいメンマを自宅で食べる、あるいは自作しているという人もいるかと思います。そんな人向けにメンマの保存方法に迫っていきたいと思います。よく食べる人なら沢山メンマを買っておいて、長く美味しく楽しみたいですよね。
では、メンマの原材料とは何なのか、そして冷凍保存は出来るのかについてまとめましたので、最後まで読んでくださると嬉しいです。どうぞ!
メンマの原材料とは…?
結論から言ってしまいましょう。メンマの原材料は「タケノコ」です。言われてみれば筋っぽい感じがああ似ているかと言ったところですね。意外にもメンマは身近な食材から作られていたのです。
メンマを自作したことのある方からすれば知ってるよと思うかもしれませんが、ラーメン屋さんでしか遭遇したことのない人にとっては目から鱗かもしれません。では、そんなメンマはどのように作られているのでしょうか。
メンマの作り方
メンマの原材料はタケノコだということは分かってもらえたかと思いますが、メンマはどのようにタケノコからメンマへと生まれ変わるのでしょうか。
1. タケノコを収穫する
タケノコは成長しすぎると竹になってしまいます。よく食べるタケノコは10〜40センチくらいの大きさのものを収穫します。しかし、メンマにするタケノコはもう少し待って、1メートルほどになったものを収穫します。実はこの時点で市販されているタケノコとは少し違うんですね。
2. 輪切りにして茹でる
少し育った状態のタケノコは皮や節が硬くなっているので取り除きます。流石に全部は食べられませんね。そして輪切りにして茹でていきます。時間は60分〜90分ほどです。
3. 発酵させる
あまり知られていない事実として、メンマは発酵食品なのです。塩漬けにして1〜2ヶ月発酵させるのです。糠を使うともっと早く発酵するようですが、主には塩を使うのだと思います。
4. 天日干しをする
発酵が終わったら天日干しをします。乾燥させていくのが目的です。3日〜1週間ほど干していきます。
食べやすい大きさ、出荷する大きさに切る その後の加工
あとは切るだけで一応完成です。この状態のメンマは「乾燥メンマ」と言います。ここから塩漬けにして「塩メンマ」として出荷したり、塩抜きして乾燥したメンマを再び茹でて戻して味をつけると「味付きメンマ」となります。
少し長くなるましたが、こうしてメンマはタケノコから生まれ変わるのです。
メンマは冷凍保存がいい?状態別メンマ保存法
メンマの作り方を先に書きましたが、メンマは状態に応じて保存方法が異なります。状態別で適切な保存方法をあげていきたいと思います。
3.1.乾燥メンマ
乾燥した状態で、水で戻していなければ暗いところなら1年、冷蔵庫なら2年保存が可能です。ただ、長く保存していると色が少しずつ黒くなっていきます。
。また、乾燥状態から戻りにくくなっていくようなので早めに使った方が良いでしょう。でも2年も保存できるならなかなか長持ちしますよね。冷蔵の必要はあっても冷凍はしなくて良いでしょう。
3.2.塩メンマ
塩メンマは長持ちさせるために塩漬けにされた状態のメンマです。乾燥メンマとの違いは乾燥したメンマを戻してから塩漬けにしている点です。食べる時には塩抜きが必要ですね。
昔からある食品を長持ちさせる手法なので、乾燥メンマと同じく、暗いところなら1年、冷蔵庫なら2年保存が可能です。こちらも長く保存が効きます。これも乾燥メンマと同じですが、冷凍はしなくて良いです。
3.3.味付きメンマや戻してある状態のメンマ
戻している状態のメンマは乾燥メンマや塩メンマと違い、長持ちしません。未開封ならば1ヶ月ほどは大丈夫でしょうが、開封してしまえば冷蔵保存でも1週間ほどが限度でしょう。
この状態のメンマを買う人が最も多いと思うので、どうすれば良いのかを書いていこうと思います。結論、冷凍すれば長持ちはします。しかし、単に冷凍すると水分が抜け、食感が悪くなり、あまり美味しくありません。
大切なのは真空パックなどに入れて乾燥させないようにして保存することです。あまりに水っぽいのは良くないので、表面の水気はとっておいた方が良いです。そして解凍も、自然解凍ではなく流水解凍しましょう。これも水分が自然解凍だとなくなってしまうからです。
このことから思うこととしては、目的に合わせてどの状態のメンマを買うか分けた方が良いです。もし、日頃からメンマを食べるのであれば乾燥メンマや塩メンマを多めに買って、水で戻したり、塩抜きをして食べるのが良いです。
保存が効きますからね。もし、たまにその日だけメンマを食べたいと思うのであれば、味付きや水で戻した状態のメンマを買い、その日のうちに食べ切り、余ってしまったら早めに食べるか冷凍するかするのが良い方法です!
まとめ
・メンマの原材料は「タケノコ」だった!
・メンマはタケノコを発酵させ干して出来る
・乾燥メンマや塩メンマは冷蔵保存、味付きメンマや水で戻したメンマは早めに食べ、もし長く保存したいなら表面の水を取り真空パックで冷凍保存しよう
状態別で保存法が違うことはあまり知られていないことかと思います。状態に合わせて冷蔵、冷凍を使い分けて美味しくメンマを召し上がってください。読んでくださってありがとうございました。
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