夜道を歩くのは暗くて嫌だな、と思ったことはありませんか?事件や事故、その他いろいろと何が起きるかわからない夜道は怖いものですよね。
実は、そんな怖い夜道の危険を回避するための方法があるんです。今回はそんな夜道の安全対策についていくつかのポイントをまとめました。この記事を読んで、夜道の恐怖を克服しましょう!
目次
1.夜道が怖いのはどうして?潜む危険は?
夜道が怖いと感じる理由は、事件や犯罪に巻き込まれるかもしれないという不安が大きいようです。というのも、夜道は暗がりなので日中よりも周りが見えにくいことから不安感を強く感じ、そのうえ人通りも少なくなることから何か起きるのでは、と考えてしまうからなんです。
暗闇によって視覚情報が遮断されてしまうと、「次に何が起こるか」「何が出てくるのか」という予測がしづらく、より恐怖を感じてしまうんだそうです。
2.夜道をどうしても使わなければいけない時
出来れば夜道を歩くことは避けたいですが、どうしてもそうはいかないこともありますよね。それでは、夜道を歩くときにはどのようなことを心掛けたら良いのでしょうか?
以下に項目をまとめましたので、ご参照ください。
怖い夜道で心掛ける5つのポイント
1.なるべく明るい場所、人気の多い場所を探して通る
まずは根本的な解決方法として、暗闇を避けることが挙げられます。暗闇では何があるかわからなくて怖い、ということは少しでも明かりのある場所を選んで歩くことで少しは解決できそうです。
また、暗がりに乗じて現れる不審者に対して明るい場所や人の多い場所は抑止力になります。何かあったときに人気があれば目につく可能性が高くなるので万が一何か起こった時にも助けを求めやすくなります。
2.防犯ブザーを携帯する
バッグの見える位置や、すぐ手に取れる位置に防犯ブザーを携帯しておきましょう。見える位置に防犯ブザーがあれば抑止効果を期待できます。
また、防犯ブザーを持っていることで夜道の恐怖に対して少し安心感を持つことができます。ただし、防犯ブザーについてはいざというときにすぐ鳴らせないというケースも多く見られますので、使い方の確認やパニックになってもブザーを使えるよう動作の練習をしておくのも良いかもしれません。
3.すぐに連絡できるようスマホなどを手にもっておく
何か有事の際にすぐに連絡できるようスマホなど通信手段の準備をしておきましょう。連絡手段としては通話だけでなく、メッセージアプリなどで夜道を歩いている旨を誰かに知らせておくと、いざというときに素早い対応をとれる確率が上がります。
4.周囲への警戒を怠らない
夜道では視覚情報が大幅に下がります。そこで他の感覚による周囲への警戒がかなり大切になってきます。
物音や気配、においなど少しでも違和感に気が付けば素早く対応することができます。暗い夜道では背後から襲われるなどの人為的な事件だけでなく、周囲への不注意での衝突や転倒などといった事故にあうこともありますので、周囲に対する警戒はかなり重要といえます。
5.明るい服装を心掛ける
夜道ではたいていのものが暗闇によって見えにくくなりますが、黒や茶色など暗い色を着用しているとより暗闇に溶け込みやすくなってしまいます。そこで白、黄色、オレンジなどなるべく反射しやすく明るい暖色を身に着けることで夜道で少しでも目立つ格好をしましょう。
服装が暗い色合いの場合は、マフラーやかばんなどの小物にワンポイント入れたり、自転車等につけるリフレクターを身に着けるのも有効です。
2-2.怖い夜道で避けるべき3つのポイント
1.一人歩きを避ける
何といっても危険が多いのは1人でいることです。暗い夜道を出歩かなければいけない時は誰かと一緒に行動することを心掛け、単独行動はなるべく避けましょう。
2.通話しながら歩かない
心掛けるポイントでは連絡手段を手元に置くことをおすすめしましたが、実はその時に通話をしてしまうと逆効果になってしまうんです。通話している状態の人は、通話の方に集中してしまい身の回りに対しての注意力が下がってしまう傾向にあるんです。
通話をしながら歩くことは一見防犯につながりそうですが、実際には注意力が散漫になり、未然に防げる事故などを回避しづらくなってしまうので要注意です。
3.イヤホンで音楽を聴きながら歩かない
これも先ほどの通話と同じように音楽に集中してしまうから危ない、ということもありますが、何よりも物理的に耳がふさがってしまうので不審な物音や気配に気づけない可能性が出てしまうんです。
イヤホンをすること自体あまりおすすめしませんが、どうしても音楽を流していないとと落ち着かないという場合には音量を小さくしたり、イヤホンを片方だけにするなど工夫してみましょう。
2-3.その他に気を付ける点
もしも夜道で不穏な気配を感じたり、特定の誰かに目を付けられたような場合は、いつも同じ道で帰るよりも少し違うルートを通ることをお勧めします。
自宅と目的地の往復が日常的な場合はルーティン的に往復してしまいがちですが、同じ道を行き来していると自然と生活パターンや自宅の位置などが絞られてしまいます。
例えば帰り道でどこから友達と別れて1人になるか、どのあたりで街灯が減って人通りが少なくなるか、など不審者にとって有利な情報を与えてしまうんです。
もちろん普段のルートが一番安全な場合は無理に危険な道を通る必要はありませんが、コンビニに立ち寄ってみたり、より人通りのある所を探してみたりなど工夫をしてみましょう。
まとめ
夜道を歩くのはどうしても怖いものです。しかし、現代社会では仕事や塾など日々のスケジュールで夜道を歩かなければならない場面がたくさんあります。
そんな時に上述した「心掛けるポイント」と「避けるべきポイント」を頭の隅に入れておくことで、少しでも夜道の危険を回避できる可能性を上げるようにしましょう。