アボカドを保存するなら冷蔵?冷凍?おいしさを保つ3つのポイント

アボカドは『森のバター』といわれるほど栄養価が高く、健康のためにも優秀な食材。すでに普段の食事に取り入れている人も、これから使ってみたいと思っている人も多いはず。

1年を通して輸入しているので、スーパーで手に入れることは簡単になりましたが、家事に仕事に忙しい中、毎日買い物に行けるわけではありません。できればキッチンに常備しておきたいものですが、そこで迷ってしまうのはアボカドの保存方法です。

実は、アボカドの保存方法は3つ。アボカドの状態と用途によって使い分けるのがポイントなのです。そのポイントを押さえた保存方法で、わたしも一人暮らしながら、今では普段の食事でも気軽にアボカドを取り入れることができるようになりました。

この記事では、アボカドの保存方法として、①そのまま置いておく、②冷蔵する、③冷凍する、の3つとそれぞれのポイントをご紹介します。項目をチェックして、今日からさっそくアボカドを食卓に取り入れてみましょう!

アボカドは繊細!

そもそも、アボカドの保存に適切な温度とはどのくらいなのでしょうか?実は、これはそのアボカドがどれだけ熟しているかによって変化します。食べ頃になる前のアボカドを冷蔵庫などで低温保存すると、熟成が止まってしまいます。これではおいしく食べられません。

また、熟したアボカドも、5℃以下の温度で置いておくと、低温障害が発生し、果肉が黒くなってしまいます。食べられないことはありませんが、果肉の黒いアボカドは料理に映えませんし、避けたいところです。

反対に、27℃以上の高温下にあると、追熟障害が起こり、やはり変色してエグみが出てしまいます。繊細な食材だからこそ、保存時はポイントを押さえる必要があるのです。

アボカドは冷蔵?冷凍?それとも……?

アボカドの保存方法は、大きく分けると3つ。アボカドの状態によって、①そのまま置いておく(追熟)、②冷蔵する、③冷凍する、のいずれかを選びます。順番に説明していきますね。

 ①熟していないアボカドはそのまま置いておく(追熟)

スーパーで買ってきたアボカドが、まだカチカチだったり、皮の色がグリーンだったり、食べごろでなかった場合は「追熟」します。追熟というのは、要するに冷蔵庫にも冷凍庫にも入れずに置いておき、食べ頃になるのを待つということ。

基本的にはなにもしなくてよいのですが、気を付けて欲しいのは温度です。適温は20℃くらいですから、人には少し寒く感じるような暗い場所がいいですね。先述のとおり、5℃以下の寒すぎる場所だと低温障害を起こして果肉が黒くなってしまいますし、反対に27℃以上の暑い場所でも傷んでしまいます。

皮が黒くなり、熟してきたら保存方法を「②冷蔵」へと切り替えます。

②食べ頃のアボカドは冷蔵!

 

食べ頃になったアボカドは、皮つきのまま、ビニール袋に入れてから冷蔵庫へ。これで2、3日は保存できます。あまり長く冷蔵庫に入れておくと、やはり低温障害を起こしてしまうので、早めに食べきるのがベストです。

ただ、「一度に1個使い切るのは難しい……」ということもありますよね。すぐに使うなら、種付きの状態でレモン汁または塩水を果肉にかけ、空気が入らないようぴったりとラップで包み冷蔵庫で保存します。これで酸化による変色を防ぐことができますよ!

すぐに使い切る予定がない場合は、次の「③冷凍」で保存します。

③長く保存するなら冷凍!

種と皮を取り除き、一口大に切ってからレモン汁を絡め、ラップでぴっちりと包み、保存袋に入れたうえで冷凍庫へ。これで変色も熟成もせず、2週間ほど保存できます。

食べるときは、必要な分だけ自然解凍して使いましょう。ラップで小分けに包んでおくと、一人分からでも調理しやすいですよ!

気になるのは風味が損なわれないかですが、多少角が丸くなってとろりとした食感になるものの、よりまろやかさが際立つので、むしろ食べやすく感じるかもしれません。サラダに使うよりは、みそ汁やグラタンで加温調理したり、ディップにしたりするのがおすすめです。

まとめ

さて、アボカドを保存する際に注意すべきポイントは3つ。

①まだ食べ頃に熟していないアボカド ⇒追熟(涼しい場所に置いておく)

②食べ頃に熟したアボカド

⇒皮付きのままならビニール袋に入れて冷蔵庫で保存

⇒使い切れなかった分はレモン汁または塩水を断面に塗って種ごとラップに包み冷蔵庫で保存

(これは2、3日で使い切ってくださいね!)

③すぐには使い切れないアボカド

⇒一口大に切ってレモン汁または塩水を絡め、ラップで包み保存袋に入れて冷凍庫で保存

(2週間くらいでおいしくいただきましょう!)

このルールだけ守っておけば、アボカドは気軽に料理に取り入れられるようになります。ぜひ、いろいろなお料理に使って楽しんでくださいね!