小さい子や、女性が好んで食べているイメージのあるグミ。実際、グミの好きな方は、コンビニに寄るとグミを頻繁に購入しています。手軽で、美味しく、ガムと違って噛んだ後にゴミが出ないという点も良いですよね。
何よりも人気のある理由が、グミは低カロリーで太らないから、どれだけ食べても大丈夫だし、お肌にも良いと言ったイメージを持たれている方が世間一般的に多いからといったところですね。
確かに低カロリーなグミ。スポーツ選手や登山家がエネルギーを補給する為にグミを摂取するといった話も事実です。そんなグミに関する正しい知識を紹介させて頂きますね。
目次
グミは太るのか、カロリーについて
いつからか、低カロリーであり、更にお肌の調子も良くなる成分まで取り入れて、ダイエットをしたいと思っている女性を中心に、非常に人気のあるグミ。
ここでは、人気のあるグミ商品のカロリーについて、1袋・1箱あたりのカロリー量を紹介しますね。
☆明治『果汁グミ ぶどう』51g/袋 カロリー:168kcal
☆UHA味覚糖『ココログミ』48g/袋 カロリー:129kcal
☆明治『ポイフル(Poifull)』53g/箱 カロリー:182kcal
☆ノーベル『男梅グミ』30g/箱 カロリー:121kcal
となっております。
白米お茶碗一杯分が235kcalなので、こちらの数字を見ても、確かにカロリーも低いので、グミを一袋・箱食べたとしてもあまり気にならないというのが正直なところですね。ここからみるとグミで太ることはないと言えます。
この数字だけ見ればカロリーを気にせず、食べたくなる気持ちは非常によくわかります。
グミの主成分は?
グミは何を主成分としてつくられているのか、皆さんご存知でしょうか?グミは水飴を主成分としてつくられています。もち米、麦芽糖でつくられているのが水飴です。
この麦芽糖は糖質であり、身体への吸収力が優れており、尚且つ早く体内に取り入れてくれる為、スポーツ選手・登山家等、エネルギーとして即効性を欲しがる方々が、よく摂取しています。
つまり、運動でエネルギーを消費するのが早い方々にとっては、即効性のあるエネルギー補給源』となるわけです。一方、運動でエネルギーを消費するわけではない、一般の方々にとってはこの麦芽糖の高糖質が、血糖値を急上昇させてしまう原因となってしまうのです。
血糖値が急上昇すると何が問題かというと、インスリンの分泌が過剰になってしまうという事です。糖質をエネルギーに変えてくれるものでもあるインスリンですが、残った糖質を体脂肪に変えてしまう働きもあります。
その為、過剰に摂取しすぎることにより、ダイエットどころか、体脂肪を増加してしまうといった現象に陥ってしまうので、注意が必要です。
お菓子の糖質調査
「ダイエットしたいんだけど、お菓子はやめられないんだよね〜。」こんな悩みを持つ方は、世の中非常に沢山いるかと思います。コンビニに行くと、ついついお菓子コーナーにいる自分。いかんいかん、でも…
とカロリーだけ見て、数字の低いお菓子に手を伸ばす自分。カロリーの大小で太りやすいかどうかは直接関係する問題ではなく、糖質の量も関係するということは先ほど紹介した通りです。
ここでは、糖質の量に注目して、ダイエットの邪魔をするお菓子について調査していきます。
グミとチョコの比較
私はコンビニに行くとまず目に入ってしまうのがチョコレートです。大の甘党な私は、チョコが大好きで、いつも誘惑に負けております。笑私以外にもチョコ好きは多数みえますし、チョコも太るイメージがあるので、各々人気のある商品の糖質量を比較調査しました。
《グミについて》
1位『果汁グミ ぶどう』51g/袋 糖質:約39g 脂質:0g
2位『Pureグミ ぶどう』46g/袋 糖質:約39g 脂質:0g
3位『男梅グミ 』38g/袋 糖質:約23g 脂質:0.74g
《チョコについて》
1位『アルフォート』67g/箱 糖質:約40g 脂質:21g
2位『Kit Kat』43g/箱 糖質:約27g 脂質:12g
3位『galbo mini(いちご味) 』41g/袋 糖質:21g 脂質:19g
以上の調査結果から、糖質はチョコの方がグミよりは少ないということがわかりました。しかし、グミは脂質がほぼ0gとなっています。
チョコは、砂糖と植物油脂の含有量が多くなっています。この油脂は血糖値の上昇を緩和してくれる働きがある為、血糖値を上昇させやすいのは、グミということになります。今後のお菓子選びの参考にしていただけたらと思います。
グミはダイエットに向いていると言われる理由
ここまでのお話で、じゃあグミ食べてたら太るだけじゃないかと思われてしまったかもしれません。しかし、グミがダイエットに向いていると言われているのには、メリットとなる効果もあるのです。
これからダイエットの手段にグミを取り入れようと思っている方への朗報となります。
☆硬いグミを選ぼう!
硬いグミだと、何度も噛むことになるので、満腹中枢が刺激され満腹感を得られる効果と、噛む動作で頬のラインがスッキリして、小顔効果も期待できます!
☆コラーゲン入りを選ぼう!
コラーゲンを多く摂取することにより、老化防止に繋がります。グミにはゼラチンが使用されており、コラーゲンを多く足されたものも沢山あるので、是非チェックして下さい。
☆ビタミンB入りを選ぼう!
ビタミンBには体脂肪をため難くする効果がある為、フルーツの果汁入りのグミを選んで、体脂肪の上昇を防ぎましょう!
まとめ
グミを食べてダイエットしようと思っていた方…沢山グミを食べれば良いってものではありません。
今回紹介した話をまとめると
・グミは低カロリーである
・糖質はダイエットとは逆効果
・グミはチョコよりも太りやすい
・噛む動作、コラーゲン、ビタミンBを利用してダイエット効果もある
以上の項目から、適切なグミを選び、食べ過ぎないよう、食べる量を調節し、よく噛んで食べる等、工夫を凝らしてダイエットに役立てて頂ければと思います。