玉ねぎの食べ過ぎ危険?安全に食べるために気を付けたい2つの方法!

テレビで『玉ねぎは血液がサラサラになって良い!』なんて聞いたことがありませんか?

たしかに玉ねぎに含まれている『アリシン』という物質は血液をサラサラにする効果があります。しかし実は玉ねぎを食べ過ぎることによってその物質があなたにとって害になるんです。

なぜなら玉ねぎに含まれるアリシンは殺菌作用が強すぎるから!

この記事では玉ねぎを食べ過ぎることで起きる症状やその理由についてご紹介します。もし今、手元に玉ねぎがあり、大量に食べようとしていた方は、一旦その手を止めて最後までこの記事を読んでください。少なくとも、数年前の僕みたいな過ちは起こさなくて済むようになります。あの時は辛かったな……。

玉ねぎを食べ過ぎることで起こる2つの症状

玉ねぎを食べ過ぎることで起きることは沢山ありますが、大体3つに分けることができます。

・消化器症状

・体臭や口臭

の2つです。主に玉ねぎを大量に、そして生で食べ過ぎることによって起こるものです。

それでは詳しく見ていきましょう!

消化器症状

消化器症状と言われるとピンときませんが、いわゆる下痢や吐き気、腹痛というようなものです。

これは僕の体験談になるのですが、夕飯時に生玉ねぎをスライスしてマリネを作ったんです。美味しい玉ねぎということもあったのですが、実家から死ぬほど送られてきたので、まぁ死ぬほど食べたんです。

食べて一時間くらいしてから胸がムカムカしてきます。早い人だと30分くらいでなるみたいです。げっぷをしようものならそのまま吐いてしまいそうな感じになるんです。その日はなんとかそれを我慢して寝ました。そして、次の日。猛烈な腹痛と共に起きました。慌ててトイレに行けば、めちゃくちゃ腹を下して30分ほどトイレから出られませんでした……。

あくまで実体験なので、これが全ての人になるわけではないのですが、酷いとこういう風になります。

腹痛については、めちゃくちゃ痛かったり突き刺すような痛み、というわけではなく、ムカムカしたり鈍い痛みが続いたりすることが多い、とのことです。

体臭・口臭

玉ねぎって独特な臭いがありますよね。これはアリシンという物質が関わっているのですが、ニンニクなどにも入っているものです。大量に食べた後は数時間くらいは顔の周りから玉ねぎの臭いが消えません。吸血鬼ハンターよろしく腰に玉ねぎでも吊っているんじゃないか、というくらい臭います。

玉ねぎの臭いが好きな人からすれば良いかもしれませんが、そうでない人からすれば、あまり良い匂いとは言えないでしょう。

玉ねぎを食べ過ぎることでお腹の調子が悪くなるたった1つの理由

それでは玉ねぎの食べ過ぎでどうしてこういった症状が起こるのでしょうか?

消化器症状や体臭・口臭に関しては先ほども紹介した『アリシン』というものが関わってきます。

アリシン

アリシンという物質は玉ねぎの他にもニンニクやネギに含まれている物質であり、玉ねぎ独特の臭いや辛みの原因物質です。

また、玉ねぎを切った時に涙が出てくる原因がこのアリシンというものになります。

このアリシン、血栓防止作用や殺菌作用、抗がん作用が確認されているすごい物質なのですが、強すぎるが故に食べ過ぎるとその作用が胃の粘膜に悪さをし始めます。また胃の酵素の分泌を増やすことで胃酸の量が増えてしまいます。それによって胃の粘膜に傷がついてしまいます。

つまり、こいつが腹痛や胃痛の原因です。

特に空腹時に食べると、胃壁から出てくる粘液はまだまだ薄いので、アリシンの攻撃がよりダイレクトに胃へと向かってきます。もはや胃炎と言いたくなるような状況です。

そりゃ吐きそうにもなりますわ。

またアリシンには腸を活発にする作用があります。詳しく言うと、腸にいるビフィズス菌を活性化し生じる乳酸菌や酢酸が腸管を活発にします。しかしそれの度が行き過ぎることで、活発どころか過度に腸管が動き、結果下痢になってしまうのです。

さらにアリシンが大量にあると、その強い殺菌作用のせいでビフィズス菌を殺してしまい、善玉菌が少なくなってしまいます。結果、もっと下痢になるということです。

玉ねぎの食べ過ぎによる症状を防ぐ2つの方法!

ひとまず、たくさん食べるのはやめましょう。僕は多くても1日半玉までと決めています。そう決めてからは特に不調を感じたことはありません。

しかし、どうしても玉ねぎを食べたい場合には2つの方法でアリシンの効果少なくすることができます。

火を通す

それは『火を通す』ことです。

火を通すことによってアリシンの大部分は別の物質へと変化します。これによりアリシンが減り、腹痛や下痢を起こす機会は格段に減るでしょう。

同じ物質を含むニンニクも、加熱することで大分臭いが薄まる、という情報もあるので、口臭や体臭についても加熱することで軽減が期待できます。

玉ねぎを食べる前に何か食べる

「どうしても生の玉ねぎをたくさん食べたい!」

という方は生の玉ねぎを食べる前に何か食べ物を口にして胃を胃酸から守る膜を増やしておきましょう。これで大分症状は緩やかになります。

既に起きてしまった腹痛や胃痛に関しては時間が過ぎれば軽くなるので治まるまでじっと待ちましょう。その間は辛い物や刺激の強い食べ物は控えるのが良いです。

※腹痛が数日続いたり、耐えられないほどの痛さになった場合はすぐに病院に行って検査をしてください。

まとめ

・玉ねぎの食べ過ぎによる腹痛などを防ぐには玉ねぎに火を通す

・どうしても生で食べたい場合は玉ねぎを食べる前に何かお腹に入れておく

玉ねぎは料理にも使いやすいですし、さらに食べることは健康に良いですが、何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。

食べ過ぎには注意して、良い玉ねぎライフをお過ごしくださいね!