寒い冬。暖かくてとろけるチーズに好きな具材をつけて食べるチーズフォンデュがおいしい季節ですね。チーズ好きにはたまらない料理のひとつです。
お店で食べるのはもちろんですが、好きな具材を選んで食べられることもあり最近ではご家庭でチーズフォンデュを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ作ったときに困ってしまうのが「チーズフォンデュの分離」です。
この記事でチーズフォンデュが分離してしまう原因と対策を知り、おいしいチーズフォンデュを作ってみましょう。
目次
チーズフォンデュは分離してしまう原因
難しいように思えて意外と簡単に作れるチーズフォンデュ。
しかし、いくら簡単といえども何も知らずに作ると起こってしまうのが「分離」です。一体どうして分離してしまうのでしょうか。
それは、「材料が混ざりにくいから」なのです。一般的には、チーズを牛乳や白ワインで溶かして作ります。
この、チーズに多く含まれる油分と牛乳や白ワインに含まれる水分が混ざりにくいため、分離しやすいのです。ドレッシングを思い出してみるとイメージがわくかもしれません。
これもドレッシングの中の油と水分が混ざりにくいために分離しています。チーズフォンデュでも同様のことが起きているのです。
チーズフォンデュの分離を防ぐには
それでは、このチーズフォンデュの分離を防ぐにはどんな方法があるのでしょうか。いくつか見ていきましょう。
1:温めた牛乳・白ワインでチーズを溶かす
チーズを溶かす前に牛乳や白ワインは十分に温めておきます。その際も強火で一気に加熱するのではなく、弱火~中火でコトコトと時間をかけて温めます。
沸騰直前まで温め、その後温度を下げます。目安としては70℃~80℃。
また、チーズが全て溶けたあとは食べ終わるまで45℃~60℃を保ち、食事中もこまめにかき混ぜることが望ましいです。
2:チーズを数回に分けて溶かす
温度に関係してくるのですが、チーズを入れることで温めた牛乳や白ワインが冷めてしまいます。急激な温度変化を防ぐためにもチーズは3,4回に分けて入れ、溶かすようにしましょう。
3:コーンスターチや片栗粉を入れる
つなぎとしてコーンスターチや片栗粉を使用する方法です。チーズを溶かし始める前にチーズとコーンスターチや片栗粉をあらかじめよく混ぜた上で牛乳や白ワインに溶かします。
また、コーンスターチや片栗粉は分離を防ぐだけでなく、とろみをつける効果もあります。
おいしいチーズフォンデュの作り方
それでは、実際に作ってみましょう。
○材料…2~3人前
チーズ 300グラム
辛口白ワイン 150㏄
コーンスターチ(片栗粉) 小さじ2
にんにく 1片
胡椒 お好みで
1、チーズは溶けやすいようにできるだけ小さく切っておき、コーンスターチをまぶしよく混ぜておく
2、鍋の内側に、半分に切ったにんにくをこすりつけ匂いをつける。
3、鍋で白ワインを沸騰直前まで温め弱火にする。
4、チーズを3~4回に分けて入れよく混ぜる。
5、チーズがしっかり溶けたらお好みで胡椒を振りかけて味をととのえる。
チーズフォンデュが分離してしまった場合の対処法
チーズフォンデュの分離を防ぐ方法はわかりましたが、気を付けていたのに分離してしまった場合は、どのようにすればよいのでしょうか。
1:牛乳や白ワインを温めて加える
チーズフォンデュとは別の鍋であらかじめ牛乳や白ワインを加熱しておいて、温め終わったらチーズフォンデュに加えてよく混ぜます。
あくまでもチーズをのばす役割をするためなので入れすぎないよう、チーズフォンデュの様子を見ながら少しずつ加えていきます。
2:つなぎを使用する
先ほどの分離を防ぐ方法として紹介したつなぎですが、分離してしまったあとの対策としても使用できます。
まず、チーズフォンデュとは別の鍋で牛乳や白ワインを温め、その中にコーンスターチや片栗粉を溶かします。
しっかり溶けたものをつなぎとしてチーズフォンデュに少しずつ加えよく混ぜます。この時のコーンスターチや片栗粉の分量は、牛乳や白ワイン50㏄に対して大さじ1杯程度です。
余ったチーズフォンデュの活用法
つい作りすぎてしまった場合、せっかくのおいしいチーズがもったいないですよね。そこで余ったチーズの活用レシピをご紹介します。
これは、チーズフォンデュが分離して失敗してしまった場合のリメイクレシピとしても利用できます。
1:チーズせんべい
とても簡単なものがこのチーズせんべい。薄くのばして水分がなくなるまで焼きます。たったそれだけで完成です。黒胡椒をふりかけてもおいしく仕上がります。
2:チーズリゾット
余ったチーズフォンデュに牛乳を加え温めます。そこにご飯やベーコン、野菜などお好きな具材を入れてしばらく煮ます。
最後に黒胡椒を振りかけて完成です。このレシピだと、食べきれずに余った野菜なども一緒に活用することができます。
3:カルボナーラ
チーズたっぷりの濃厚なカルボナーラです。少し多めの牛乳で余ったチーズを伸ばし、黒胡椒で味をととのえます。
そして茹でたパスタを混ぜ、最後に卵黄を加えれば完成です。
4:チーズカレーうどん
インスタントの袋麺を使い簡単に作れるレシピです。熱湯を加え、チーズフォンデュを作るときとは反対に強火で煮ます。
ぐつぐつと煮込むことでお湯とチーズが混ざっていきます。チーズがしっかりと混ざってきたら袋麺のうどんを入れ、3分後、麺が柔らかくなったら付属のカレー粉を入れます。
水分が足りない場合はお湯を足し、2分程煮込んで完成です。
まとめ
以上、チーズフォンデュが分離してしまう原因から対策、分離してしまった際の活用法などを見てきました。
失敗してしまっても余ってしまっても活用方法がたくさんあるチーズフォンデュ。是非この冬作ってみてください。

