もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

【正しい炊飯器のご飯の保温時間】気を付けるべきポイントと保存方法

日本の食卓には欠かせない白いご飯、「炊き立てのご飯があれば、少しのおかずで何杯でもいける!」という方、多いですよね。

できることなら「つやつや、ほかほか」のままいただきたいものです。

とはいえ「毎食お米を研ぐのは面倒、常時炊飯器で保温して、いつでも美味しく食べられる状態にしておきたい」と思われる方がほとんどのはず、この記事を読んでいただければ

  • 炊飯器での保温時間の目安
  • 炊飯器での保温のコツ
  • 炊飯器以外の保存方法
  • 腐っているかどうかの判断基準

がわかるようになります、ぜひ最後まで目を通して、今後の食生活に役立ててください!

炊飯器で炊いたご飯の保温は12時間~24時間が限度

炊飯器にもよりますが、通常は12時間~24時間が限度です、炊飯器の裏に「注意書き」として書いてある場合が多いので、一度確認してみましょう。

ただ一般的には6時間を過ぎたあたりから水分の減少、変色、臭み等の劣化が始まりますので、その前に食べてしまうことをおすすめします。

もしそれ以上の時間保存する場合は、この記事の後半に書いてあるいくつかの保存方法も参考にしてみてください。

また最近では『スチーム機能』や『真空保温』などの機能が備わった新機種が続々と発売されています。

中でも日立の「ふっくら御膳」や東芝の「真空圧力IH」などは人気の商品で、最大40時間の保温を可能にしています。

ご自身の生活スタイルに合わせて購入を検討されても良いでしょう。

ご飯の保温するときに気を付けること。

とは言っても今使っている炊飯器がまだ買い換えるほどではない場合は、保温時のちょっとした工夫で、ご飯の良い状態を保つことができます。

まず初めに気をつけて欲しいことは「釜肌から離して、なるべく中央に寄せて保温」することです。

そうすることによって、釜肌に当たった部分の水分蒸発を防ぎ、お米がカチカチになるのを防ぎます。これだけでもお米の保温状態はぐっと良くなりますよ。

次におすすめしたいのが「保温時に一旦、内釜を外に出して軽く水蒸気を飛ばしてから保温する」方法です。

こうすることによって、余分な水蒸気の発生を抑え、雑菌の繁殖を防ぎます。

ただし50度を下がると、これもまた雑菌の繁殖につながるので、短時間で元に戻しましょう。

内蓋などもやはり雑菌が繁殖しやすいので、常に衛生的な状態を保って、蓋の開閉はなるべく最小限に抑えましょう。

ご飯の保温時間は何時間で腐るのか。

基本的に炊飯器内の保温時の温度は70度前後と、腐敗菌の繁殖しにくい温度であるため、腐ることはまずありません。

しかし、万が一異臭、異常な粘り気、カビなどがみられた場合はすぐに破棄して、蓋や杓文字を含む炊飯器内を一旦きれいに洗ってよく乾燥させましょう。

また、そこまで行かないまでも、頻繁に蓋を開け閉めした場合や、一旦室温まで下げてしばらく経ってしまったものには注意が必要です。

この場合、お米に最初からついている『セレウス菌』という土壌菌が繁殖する可能性があります。

この菌は一度繁殖してしまうと「100℃で30分」の加熱でも生き続け、食中毒の原因ともなります。

そのため「古くなったご飯は火を通せば安心」という考えは間違いですので注意してください。

保温しきれなかったご飯の保存の仕方

次に炊飯器以外での保存方法をご紹介します。

まずは冷蔵庫で保存する場合、こちらは小分けにして粗熱をとり、内側に雑菌の繁殖原因となる水分をなるべく溜めないようにしてから、ラップで包むかタッパーなどの容器に移して冷蔵庫に入れてください。

この場合は2~3日の保存が可能になります、ただし0℃~3℃前後は炊いたご飯にとって、一番劣化しやすい環境になりますので、味、食感共に「炊き立て」というわけにはいかないでしょう。

レンジで温めるときは、ティースプーン一杯程度のお水や料理酒を加える事で、お米の艶とはりが戻って、臭みも取れますので試してみてください。

あるいはチャーハンや雑炊に作り替えれば、食感や臭みも気にならなくなるのでおすすめです。

もし炊き立ての状態で長期保存したい場合には「冷凍保存」が一番の方法でしょう。

こちらも冷蔵保存と同じくラップやタッパー等の容器に移して粗熱をとってから保存しますが、一つ異なる点は「蒸気ごと包む(蓋をする)」というところです。

冷蔵と違って水分は凍りますので雑菌は繁殖せず、炊き立ての状態を保つことができるので、最も適した方法と言えるでしょう。保存期間は1ヶ月程度です。

 まとめ

・炊飯器での保温は6時間を過ぎると劣化が始まる。

・保温時はお米を釜肌から離し中央に寄せる。

・長期保存には冷凍がご飯に最も適した保存方法。

・腐敗菌は常温(30℃前後)が一番繁殖しやすい。

・異臭やカビ以外にも目に見えない食中毒菌に注意。

ちょっとした工夫で今よりもっとご飯は美味しく、安全に保存することができます。

ぜひこの記事を参考にして、より良い食生活のお役に立ててくださいね。それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。