もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

うなぎ梅干の食べ合わせが悪いのは迷信?縁起がいい3つの食材

甘辛いタレが絡んだ鰻の蒲焼、食欲をそそりますよね。頻繁には食べられない高級品ですが、毎年土用の丑の日に食べる!という方も多いと思います。

そのままでも栄養満点の鰻ですが、どんな食材と食べ合わせがいいのか、気になりませんか?

この記事では、鰻と食べ合わせの良い・悪い食材をご紹介します。「梅干と食べ合わせが悪いのか」の真相も明らかになりますよ。

記事を読めば、鰻をもっとおいしく、栄養も効果的にとることができます!

鰻との食べ合わせがいいもの

鰻はとても栄養価の高い食材で、夏のスタミナ食として知られていますよね。ビタミンA、カルシウム、DHA、など体に必要な栄養素が豊富に含まれています。

疲労回復、丈夫な歯や骨の形成、美肌、視力回復、高血圧や脳梗塞の予防などさまざまな効果があり、とてもおいしいうえに優れた健康食品です。

しかし残念なことに、鰻にはビタミンCが含まれていません。ビタミンCを多く含む野菜や果物と一緒に食べるのがおすすめです。

一緒に食べることで、鰻に含まれる鉄分を吸収できる、食物繊維を補って栄養バランスがアップするなどの効果があります。

ビタミンCを多く含む野菜

・赤・黄・緑ピーマン

・パセリ

・キャベツ

・ゴーヤ

・ブロッコリー

・カリフラワー   など

ビタミンCを多く含む果物

・柿

・キウイフルーツ

・いちご

・レモン                     など

またふっくらとした口当たりの鰻と卵は相性抜群で、卵を使った鰻料理は多いです。

鰻の蒲焼を芯にして巻いた卵焼き「う巻き」や、鰻の蒲焼を卵でとじてご飯にのせた「うなたま丼」などがよく知られていますね。

栄養面でも、両方とも夏バテ防止と疲労回復に効果的なビタミンBが豊富に含まれています。組み合わせることで、効果アップが期待できるのです。

鰻は脂肪分が多いので、さっぱりと食べられる食材と組み合わせるのもおすすめです。鰻の蒲焼ときゅうりの酢の物の組み合わせの、三重県の郷土料理「うざく」は有名。

意外な組み合わせですが、柔らかな鰻と冷えたシャキシャキのきゅうりの相性がとてもよく、食欲の落ちる夏場でも箸が進む一品です。

他にワサビやネギも、脂っこい鰻をサッパリさせてくれる食べ合わせのいい食材です。

鰻重やひつまぶしに、定番の山椒のかわりにワサビやネギをのせてもおいしいですよ。ぜひ試してみてください。

鰻と梅干の食べ合わせは問題ない

「鰻と梅干は食べ合わせが悪い」

という話は有名ですよね。一緒に食べるとお腹を壊す、などと言われています。

しかしこれはただの迷信で、科学的な根拠は全くありません。むしろ鰻と梅干は、一緒に食べるとメリットがあるのです。

鰻に含まれるビタミンBと梅干に含まれるクエン酸には、どちらも疲労回復効果があり、一緒に摂ることで夏バテ予防にとても効果的です。

また、梅干の酸味は口の中をさっぱりさせ、さらに胃酸の分泌を促すため鰻の脂分の消化促進にも役立ちます。

鰻と梅干の組み合わせは食べ合わせが悪いどころか、むしろ理にかなった相性のいい組み合わせといえるのです。

鰻と梅干の食べ合わせが悪いという迷信が広まった理由

ではなぜ「鰻と梅干の食べ合わせが悪い」といった迷信が広まったのでしょう。江戸時代前期は「鰻と銀杏の食べ合わせが悪い」説が主流でした。

銀杏は多量に摂取すると中毒を起こすことから生まれた説のようですが、鰻との食べ合わせの悪さの科学的根拠はありません。

それが江戸時代後期になって「鰻と梅干」にすり替わり、広まっていきました。すり替わった理由は「銀杏の実と青梅が似ているため」と言われていますが、定かではありません。

「鰻と梅干」が定着した理由ははっきりしていませんが、広まった理由はいくつか考えられています。

・サッパリした梅干には食欲増進の作用があり、一緒に食べると、高級な鰻をたくさん食べてしまうから。過食防止や贅沢を戒めようとした。

・脂っこいものをサッパリさせる梅干しの作用が、体内の鰻の栄養分を消してしまうのではないかと心配したから。

・もし鰻が腐って酸っぱくなっていた場合、梅干の酸味で気付かず危ないから。

このような考えから、迷信が広まっていったようです。理由を見ると、日本人にとって鰻は昔から大切なご馳走だった、ということが伝わってきます。

日本人の鰻好きは、昔から今までずっと変わらないようですね。

鰻との食べ合わせが悪いもの

「鰻と梅干は食べ合わせが悪い」は根拠のない迷信でしたが、鰻には脂肪分が多いという特徴があるので、実際に食べ合わせが悪い食材はあります。例えば、以下の食材があげられます。

鰻と桃

桃に含まれる有機酸は、脂質の吸収を阻害し、脂の消化を悪くする作用があります。脂分の多い鰻を食べた後に桃を食べると、胃腸に負担がかかるので注意が必要です。

鰻とスイカ

これは、食べ合わせが悪いとよく言われる「鰻と梅干」と「天ぷらとスイカ」を混同して生まれた説です。

スイカは約90%が水分のため胃液を薄め、また胃腸を冷やす作用があり消化を妨げるため、脂っこい天ぷらと一緒に食べるのは良くない、とされています。

鰻も天ぷら同様脂分が多いですので、当てはまると言えます。しかしこの説は半分迷信めいています。

よほど大量に食べたりしなければ、過度に心配する必要は無いでしょう。

お腹を壊しやすい体質の人は注意するに越したことはありませんが、他の食べ物にも言えることですね。

「鰻とメロン」も、メロンに水分が多いからという同じ理由で食べ合わせが悪いと言われています。

鰻とアイス

これもまた「天ぷらとアイス」と鰻が混ざって生まれた説です。冷たいアイスは胃腸を冷やし、消化機能を低下させます。

鰻は脂分が多くもともと消化しにくい食材で、一緒に食べるには不向きです。なのでこれも当てはまると言えますね。

さらにアイスにも油分を非常に多く含む種類がありますので、脂分×油分で胃腸に負担をかけないよう、注意しましょう。

食べ合わせが悪いとされている食品は、どれも胃腸の働きを低下させて消化が悪くなるから、という理由です。

鰻と一緒に食べたからといって、何か体に有害な物質が発生するわけではありませんので、安心してくださいね。

まとめ

もともと栄養価の高い鰻ですが、食べ合わせを意識することで、より効果的に栄養をとり込めます。最後にもう一度内容を確認しましょう。

・鰻と食べ合わせが良いのは、ビタミンCを補ってくれる野菜や果物

・きゅうりやワサビなど、サッパリした食材と相性が良い

・「鰻と梅干は食べ合わせが悪い」は、根拠のない迷信

・桃やアイスなど、脂分の消化を妨げる食べ物との組合せは注意が必要

メニューを考えるときの参考にしてみてください。食べ合わせを工夫することで、鰻をよりおいしく、健康的にいただきましょう!