こたつのつけっぱなしで火事になる危険性はある?注意したい6つの原因

秋から冬にかけて段々寒くなりこたつシーズンが始まります。ぬくぬくと温かく、抜け出せなくなる魔法のアイテムです。

しかし、冬は火事のニュースが増えてくる季節でもあります。ストーブ等の火の不始末が原因で全焼・・・なんてニュースも多いですよね。

そこで、今回はこたつはつけっぱなしでも大丈夫なのという疑問にお答えします。

こたつをつけっぱなしにしても火事になる危険性はあるのか?

冬には欠かせないこたつですが、使用法によっては危険になることがあります。

先にお答えしますが、こたつのつけっぱなしは危険です。どのような使用が危険に繋がるのかいくつか上げてみましょう。

① 洗濯物による火災発生

ストーブの上に洗濯物を干すことは良くありますが、こたつの中に洗濯物を入れて乾燥させようとお思いの方もいらっしゃるようです。

しかし、そうするとこたつ内部のヒーターに衣類が触れ火災が発生することがあります。

ストーブの上に干していた衣類が落下し火事に、というニュースをよく見ますが、こたつに入れて上部にあるヒーターに触れ火災発生する事件も多いのです。

② 掛け布団で火災発生

座椅子をこたつの中に入れたり、掛け布団がヒーターに入ってしまうと部品に触れ、火災が発生してしまうことがあります。

③ ヒーター部分にほこりで火災発生

寒くなるとこたつシーズン到来ですが、しっかりと掃除をしないと誇りが原因で発火してしまいます。

ストーブも同様で、フィルターと内部清掃をしっかりとしましょう。

④ コードで火災発生

コードをまとめるために縛ったり、テーブルの脚で踏んでしまっているとコードに負担がかかってしまってそこから火災が発生してしまいます。

こたつに限らずコードをまとめて使用したり、負荷をかけて使用するのをやめましょう。

⑤ 故障したヒーターで火災発生

サーモスタットという熱を感知するセンサーがついています。

こたつが火事にならないよう、熱くなりすぎないようにセンサーが付いていますが、このサーモスタットが故障していると熱くなりすぎて火災発生につながります。

⑥ たこ足配線で火災発生

こたつに限らず複数コンセントがさせるタップはとても便利ですが、一つのコンセントに対して使用できる電気量は15アンペアと決まっています。

複数使用するので負担が大きくかかります。耐えられなっくなたタコ足配線から火災が発生してしまう事件も多くニュースにあげられています。

冒頭でも記載しましたが、こたつのつけっぱなしは危険です。

火災の原因を書かせていただきましたが、ほこりやタコ足配線での火事ももちろんですが、一番多いのは洗濯物を早く乾かそうとこたつ内に入れて火事になってしまうことが多いです。

賃貸に住む方が多く私も賃貸に入居していて、冬だと乾燥にとても時間がかかります。

そこで、こたつという素晴らしいアイテムですが火事になりやすいのでこたつの中に洗濯物を入れて乾燥させるのはやめましょう。

こたつを付けっぱなしにしたまま外出した場合の対処法

こたつにはサーモスタットが搭載されています。サーモスタットとは温度調整機能の事です。

この機能がしっかりと作動していることで温度調節をしています。一定の温度に達すると自動で停止し、一定まで温度が下がると自動で作動します。

このため、少しの時間であれば問題ないでしょう。

外出中につけっぱなしだと気が付いたときどうしたらいいの?

一度帰宅する or 家族に消してもらう

仕事で一日開ける場合や遊びに出ていて半日家を開ける場合は一度帰宅するか、家族に連絡を取り電気を消してもらうようにしましょう。

旅行中に付けっぱなしにして家を出て着てしまったと気が付いた場合も、上記同様家族に連絡をとり電源を消してもらいましょう。

家族と連絡が取れない場合は、管理会社・大家さんに連絡をしましょう。

物件を管理しているのですから、部屋の鍵を保管しています。連絡を取り管理会社・大家さんに消してもらうようにしましょう。

電機会社に電話をして電気を止めてもらう

電話一本で電気を止めてもらうことが可能です。管理会社の人に部屋に入ってほしくない場合は電気を止めてもらいましょう。

冷蔵庫の中身はだめになってしまいますが、火事になるよりはましでしょう。電気を止めてもらったときは必ず再開の手続きをしましょう。

何時から何時までと指定できますので伝えておくと便利です。家に帰った時にはブレーカーを上げると使用可能となります。

こたつの消し忘れを防ぐ方法は?

普段から電気を切る癖をつけておきましょう。こたつから出るときに電源を落としたり、普段から忘れ物がないか、忘れていることがないか、家を出る前に確認をする事が大切です。

水は止めてあるか、忘れ物はないか、電気の消し忘れはないか、とにかく確認する癖を普段からつけましょう。

こたつの消し忘れを防ぐために、目に見える確認としては、布団を一か所めくっておくと一目で消したことがわかりますね。

電気を落として布団を一か所めくるを繰り返し行うと、家をでる時に布団が上がっていない=電気を消していないとなりますので、これが習慣になると一目でわかるようになります。

また、ふとんをめくっておくことにより通気性が良くなり、衛生面でも清潔に使用することができます。

閉め切ってしまうと湿って菌が繁殖しやすくなりますのでご注意ください。

もう一つの方法は出かける際に確認出来るように玄関の内側に「こたつはけした?」と張り紙をすると忘れることは無いと思います。

こたつはとても冬に重宝しますが、使い方次第では火事に繋がります。火事になると家をなくしてしまうことが多いのでこまめに消しましょう。

家とあなたを守るために出かける際、寝る際は必ずこたつの電気を消すようにしましょう。今年の冬も安心安全にぬくぬく過ごしましょう!