もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

土鍋のひび割れの原因は温度差!目止めの具体的な修復方法

冬には大活躍の鍋料理には欠かせませんね。しゃぶしゃぶや寄せ鍋などの鍋料理はもちろんのこと、お米なんかも炊飯器で炊くよりもスピーディーでふっくら美味しく炊き上がります!

また最近はお米を炊く用の土鍋釜CMが放送されていたりしますね。

この記事を読むことで、土鍋の魅力、ひびが入る原因、修復方法「目止め」の具体的方法を知ることができます。

土鍋はかなり優秀!土鍋の魅力とは

土鍋とは文字通り土で作られた鍋のことです。土鍋の特徴は保温効果の高さと遠赤外線効果をもっていることです。

またそれだけでなく、食卓に並べても様になるようなカッコよさなんかも兼ね備えています。

また余温調理が可能なので、省エネかつ経済的でもあります。土鍋は家庭の強い味方になることでしょう。

土鍋は、粘土(成型した土)を焼き、陶器の表面にガラス質の膜を張る釉薬を塗り込んで作られます。

土鍋を火にかけることで土が熱によって伸びたり縮んだりを繰り返します。そのため、まず土が温まり、その後にゆっくりと土鍋の内側が温まってゆく。

これこそ遠赤外線効果であり、土鍋の最大の魅力です。鍋の中に入った食材の旨味を存分に引き出してくれます。

さらに土は、一度温まるとなかなか冷めません。保温効果抜群のため何度も火にかけなくてもずっと温かいので、手間もガス・電気代もかからないので優秀ですね。

では土鍋を購入したら、さっそく料理をしてもいいのでしょうか?

答えはNO。土鍋を新品ではじめて使うときには、まず「目止め」という作業を行いましょう。

土鍋の底面は素焼きで作られるため、新品の土鍋の底面はたくさんの小さな穴が空いており、水に弱い状態です。

この状態のまま使うと水分が底面からしみでてしまい、ひび割れの原因となる恐れがあります。それを防ぐ方法として「目止め」があります。

土鍋にひびが入る原因は?

土鍋にひびが入る原因は温度差です。土鍋を落としたり、ぶつけてしまったりすること以外での原因はほとんどこれです。

例えば、土鍋の中身が冷たい状態のまま調理したり、土鍋のまわり(特に土鍋底面)が濡れたまま火にかけてしまったりというのが、土鍋を使う際に頻繁に起こりそうなシチュエーションです。

調理前はしっかり水気はふき取って乾燥させてから火にかけましょう。食事後も急に冷水をかけるのではなく、少し放置して熱を冷ましてから洗って後片付けするなどの注意が必要です。

この土鍋の内側と外側の温度差が膨張率の差となり、片側の高温の拡がり方に次第についていけなくなり、割れてしまうというメカニズムです。

といっても化学の話で難しいですが、ポイントは一つ、温度差に気を配りましょうということです。

土鍋はそもそも土で出来ているため、当たり前かもしれませんがひびが入りやすいです。ひび割れを防ぐために「目止め」は大事ですね。

土鍋はひびが入っていても使える?

土鍋はいくら「目止め」を行っても、使っていくうちに必ずひびは入ってしまいます。

土で作られている土鍋内部には空気が入っており、釉薬が塗ってある側面の部分と、塗っていない底面の部分では火にかけて熱したときの空気の膨張度合が異なります。

それが原因でひびになってしまうのです。長く使い続ければ、どんどん熱しやすくひびや割れに強い土鍋にはなっていきますが、とはいえ多少ひびができることは仕方ないことです。

つまりひびがあっても土鍋は使えるということです。しかし、どんなひびでも良い訳ではありません。良いひびと良くないひびの2つあります。

良くないひびというのは、土鍋の側面にある持ち手の部分やフチの方まできてしまっているパターンです。

これは火をかけて熱した際に、土鍋が膨張して割れしまう心配があるので使用しないことをお勧めします。

割れてしまったら中身が飛び散ってヤケドしてしまったり、鍋の破片でケガをしてしまい非常に危険です。

あとは土鍋の漏れです。「目止め」を何度か行っても漏れがなくならない場合は修復できないので、買い替えましょう。

土鍋にひびが入っているときの修復方法

先ほど紹介した、土鍋の側面にある持ち手の部分やフチの方まできてしまっているいわゆる良くないひび。

それ以外の細かなひびは自分で修復ができます。とはいってもやはり「目止め」をするくらいしか方法はありません。「目止め」とは鍋の表面をコーティングする作業ですよね。

「目止め」は新しい土鍋を使用する前に行うと紹介しましたが、使用後のひび割れにも有効なのです。

巷ではひびが割れた部分のみコーティングすればいいという話を耳にしますが、全体をコーティングした方が良いでしょう。

見えないひびなんかも併せて修復できますしね。「目止め」の方法としてお粥・お米を炊く、小麦粉や片栗粉、牛乳などがあります。

「目止め」の方法

お粥の場合、土鍋に水を8割ほど入れてから、ご飯を入れてサッとかき混ぜます。弱火でじっくりと火にかけ、ご飯が炊き上がりを待ちます。

炊き上がったら火を止めて1時間~2時間ほど放置します。土鍋が冷めきってからお粥を取り出し、土鍋を水洗いしたら目止めは終わりです。

お米を炊く場合はすごく簡単でシンプルかつ早くできてしまいます。土鍋でお米を炊くのは簡単じゃないなんて言葉が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。

炊飯器で作るのと同じようにお米を研いでから、水を切って、土鍋に入れます。お米がかぶるくらい水を入れ、10~30分ほど放置します。

フタをして、中火で加熱し、しばらくして沸騰したら、弱火に切り替えて15分ほど待ちます。その後10分間蒸らせば炊き上がりです。

お米を使った「目止め」は、お米に含まれるでんぷんが土鍋の底面に空いた無数の穴を塞ぐためです。

またお粥以外の「目止め」の方法として牛乳も効果的です。牛乳やチーズに含まれるカゼインというタンパク質の一種が活躍します。

このカゼインが土鍋の底面に粘着して穴を塞ぎます。やり方はシンプルです。

牛乳を土鍋の8分目くらいまで入れ、弱火で約15~25分熱します。その後冷まし、水で洗い流して作業終了です。

まとめ

・土鍋は遠赤外線効果と保温効果に優れているため食材の旨みを引き出し、手間要らずで経済的。

・土鍋は新品で使う前とひびが気になりだした時に「目止め」を行う。

・土鍋を使用する際温度差に気を付ける。