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たらの芽のとげの処理方法について、美味しく食べるための4つのコツ

春になると都会のスーパーにも山菜が並び「食べたいな〜、家族にも春の味覚を味合わせたいし」と興味をひかれますよね。

でも、「山菜って下処理が難しそうだしどう調理していいかよくわからないし…」と並ぶ山菜を横目に通り過ぎるなんて経験はないですか?

実は、山菜の下処理はそんなに難しくありません。私は田舎育ちなので、祖母や母と林道沿いや山で天然の山菜を取って天ぷらやお浸しにして食べた、まさに思い出の春の味です。

この記事では、山菜の王様と言われるたらの芽をおいしく食べるためのポイントをご紹介します。

記事を読み終えると、意外と簡単に美味しく調理できる事がわかり、きっと春が待ち遠しくなりますよ。

たらの芽のとげはとる?取らない?

とげの処理は必要ないことがほとんどでしょう。なぜなら加熱をするととげも柔らかくなりますし、スーパーで売っている物は天然ではなく栽培されたたらの芽で、とげがないものが多いからです。

実際私が実家で母の手伝いをしていた時も、とげを取っているのを見たことはありません。サクサクの天ぷらなら、まず気にならないでしょう。

でももし、とげが硬くてどうしても気になる場合は包丁でこそぐようにとりましょう。簡単に取ることができます。

では、とげの処理が必要なければすぐに調理に入れるのでしょうか?

たらの芽にはアクがある

天然の山菜には特にアクがあります。たらの芽を天ぷらにする場合はアクも旨味になるので、アク抜きなしでも美味しく食べられます。

ただ、天ぷら以外の料理に使う場合は、下処理としてアク抜きをしましょう。

下の茶色くて硬い部分とハカマを包丁で落とし、よく水で洗います。沸騰したお湯に塩を入れ、水洗いしたたらの芽を入れ3分ほど茹でます。

茹でたらすぐに冷水にとり、しばらくさらしておけばアク抜きは完了です。

私の場合、この冷水にさらす時についついひとつふたつ口に運んでしまいます。茹でたてにお醤油をひと垂らし、美味しいんだこれが。作る人の特権です。

採ってきたばかりの柔らかいたらの芽や、スーパーで売っているものでしたら沸騰したお湯に軽くくぐらせる程度で大丈夫です。

お肉との相性も良く、個人的には肉巻きにして塩胡椒で食べたり、牛肉とたらの芽のオイスターソース炒めが好きです。今はレシピサイトやYouTubeでレシピもたくさん出ていますよね。

そんな時は、このようにアク抜きをしてから料理します。下処理はこれで完了です。さらに美味しくたらの芽を食べるためのポイントも押さえておきましょう。

美味しいたらの芽の選び方がある

天然のたらの芽は男タラから出るたらの芽です。とげが多く香りも風味も豊潤で、たらの芽本来の味わいが楽しめます。

4月から6月くらいが旬なので、その時期に山に採りに行くのも楽しみのひとつですね。

それに対してスーパーで売られているのは栽培用の女タラで、とげも少なく苦味やエグミも穏やかですので、たらの芽初挑戦のお子様にはいいかもしれないですね。

たらの芽は大きく成長しすぎると、味が特に悪くなるので蕾状の部分が開き、3〜5㎝くらい伸びているものが食べやすいでしょう。

ですが「この苦味を味わいたくてたらの芽を食べているんだよ〜」という上級者には、もう少し育ったものがおすすめです。私も断然こちらです。

たらの芽は保存できない?

たらの芽は香りを味わいたい食材ですので、できるだけ新鮮なうちに食べたいものです。

とはいえ家族が少なかったり苦手な人がいたりして一度に食べきれない事もありますよね。そんな時は上手な保存の方法もあるので安心してください。

乾燥しないように新聞紙に包み、穴を開けたポリ袋などに入れて野菜室で保存しましょう。2〜3日は美味しく食べられます。長期間保存したい場合は冷凍します。

まずアク抜きをしますが、冷凍保存する場合は茹でる時間を短くします。塩を入れた熱湯で1分ほど茹でたら冷水にさらし、しっかりと水気をとります。

水分がなくなったらアルミやステンレスのトレーなどに乗せ一気に冷凍します。凍ったら小分けしてサランラップで包んで冷凍保存します。

まとめ

・山菜の王様、たらの芽は案外手軽に食べられる食材だった。

・他の野菜同様、選ぶ時のポイントと美味しく保存する方法がある。

下処理はアク抜きと、ハカマをとるくらいです。苦味が苦手な人は小さくて採れたてのものや、スーパーで売られているたらの芽をお勧めします。

苦味が好きな人は天然物がオススメです。今年こそは天然物が食べたい!という人は頑張って山菜取りに行ってみましょう。

これらのポイントを抑えれば、今までお店や実家でしか食べられなかったたらの芽も自分で調理できるようになります。

夕飯にたらの芽が出てきたら、彼や旦那さんも「料理の腕を上げたね!」なんて喜んでくれるのではないでしょうか?

揚げたての天ぷらの湯気の向こうにハフハフ言いながらたらの芽を頬張る家族の顔を想像しながらこの記事を書きました。皆さんもぜひお試しください。