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ナメクジはどこからやってくるのか。駆除方法と発生撃退法を解説

ふと見た庭や家庭農園に、気がついたらナメクジがたくさんいて、気持ち悪かったことはありませんか?見つけたらさっさと撃退してしまいたいですね。

どこからともなくわいてくるように見えるナメクジ。どこからやってくるのでしょう。

この記事を読むことでナメクジがどこからやってくるのか、発生原因、駆除の仕方、ナメクジの発生を未然に防ぐ方法を知ることができます。

ナメクジはどこからやってくるのか

ナメクジは、カタツムリの殻をとったものではありません。ナメクジの祖先は、水中で生活していた貝です。

カタツムリとナメクジは今ではまったく別種ですが、カタツムリの貝が退化して、今のナメクジになったと考えてください。

ナメクジの体は、水が豊富なところで生活していた名残で、体の85%は水分でできています。

しかしナメクジには殻がないので、体の乾燥を防ぐ機能がありません。だからナメクジは湿った場所に生活して、体の乾きを防ぐ生活をしなければなりません。

ですから、ナメクジは落ち葉や植木鉢、石の下などの湿度がある場所で生活しています。

ナメクジは夜行性で、基本的には昼間はひっそりとしています。昼間にナメクジを見るときは、雨上がりなどの湿った時が多くありませんか?それは自分の体を守るためなのですね。

ナメクジはどうして出てくるの? 発生の原因は何?

ナメクジも生きていかねばなりません。日本にいるナメクジは雑食性で、植物の葉以外のものも食べます。

タンパク質をとるために、死んだり弱ったりしている仲間のナメクジを食べることもあります。

だから、上に挙げた落ち葉や植木鉢、石の下などの湿った場所以外でも、排水溝やゴミ置き場なども好きです。エサがたくさんあるからですね。

ナメクジはたまごで生まれます。涼しい晩秋や春にたまごを生んで、孵化は暖かい4月ごろです。

ナメクジに、塩やビールは効果があるのか

「ナメクジは塩で溶ける!」というのは、よく耳にする話かと思います。しかし結論から言うと、ナメクジは塩で溶けることはありません。

体に塩がかかることで、ナメクジの体の水分が外に出て、縮んでしまうだけです。

体の水分が出すぎれば死ぬかもしれませんが、必ずしも死ぬわけではありません。小さく縮んだ後、命からがら逃げ出すこともあります。

そうなるとナメクジを捕り逃してしまうことになるので、塩をかけたからといって安心することはできません。ちなみに砂糖でも同じことが起きます。

「植木鉢の中に出たから」といって土の上に塩をまいてしまうと、塩害で植物自体が枯れてしまいます。気をつけましょう。

「ナメクジをビールに集めておびき寄せて駆除する」というのもよく聞きます。

確かに庭にビールを入れた皿を置いておけば、翌日にはナメクジがたくさん溺死しているのを見ることができます。

「集めて駆除する」という発想は間違っていないかもしれませんが、ここでは少し考えましょう。

ナメクジも、ビールのある場所まで移動しなければなりません。狭いベランダなどではお手軽かもしれませんね。

ただ、広い庭や、農園の場合を考えてみましょう。ビールを一か所置いたからといって、数メートル先のなめくじがわざわざビールをなめにきたりはしません。

ということは、一か所ではなく、数メートルおきにビールを置く必要があります。一か所に置いたビールが、どのくらいの範囲のナメクジに効くのでしょうか。

「何か所に何mlずつ置けばいいのか」を考えると、ビールでナメクジを誘引することは、かえってコストパフォーマンスが悪いかもしれません。

ナメクジにビールを飲ませることがもったいなく感じるくらい広い範囲に置かないといけないなら、費用対効果の面では不適です。

ナメクジの発生を防ぐ2つの方法!

ずばり、「湿った場所を作らない」「エサからは遠ざける」です。ナメクジは湿った場所や、エサのあるところに出ます。

ですから、植木鉢の下に時々風が当たるようにして湿りすぎないようにしましょう。排水溝なども掃除しましょう。ゴミはきっちりゴミ袋に入れて、定期的に捨ててください。

広い庭や家庭菜園、農園の場合は、刈った草を周りに置いておくこともあるでしょう。その時は、植木や作物からできるだけ遠い場所に置くのがよいです。

ナメクジは腐った葉も食べます。大事な草木や作物からは遠い場所にゴミを置いていた方がよいです。

それでもナメクジが出た!どうしたらいい?

家の中で出たら、箸でつまんで袋に入れて、燃えるゴミに捨ててしまいましょう。一番確実な駆除です。

ナメクジの這ったあとにはぬめりがありますので、それもきちんと拭きましょう。ナメクジは雑食でなんでも食べますから、排水溝のぬめりなども食べてしまいます。きちんと掃除をしましょう。

屋外に大量発生してしまったら、ナメクリーン3などの農薬で駆除しましょう。2017年にナメクジ・カタツムリ用の駆除剤に規制がかかりましたので、古い薬剤を使うのはおすすめしません。

ナメクジの生態から見る駆除方法 ポイントは「高温」

普段見るナメクジは成体です。おとなのナメクジは、「暑いのは苦手だが耐える。低温には強い」という特徴があります。大量発生した場合は薬剤に頼ったほうがよいかもしれません。

また、そもそもナメクジが発生する前に殺してしまうえば手間がないでしょう。

ナメクジの幼体やたまごは、高温に弱いです。暖かくなる前の春先に、駆除したい畑やごみの山を黒いシートで覆えば、熱を集めることができます。

30度以上ならばたまごの孵化も、幼体が成体になることもできません。15度から20度という温度条件がナメクジの孵化と成長に都合がよいので、太陽の熱を集めて殺してしまいましょう。

【マメ知識】

昔、ナメクジは民間療法に使われていました。生のままで飲むと喘息に効く、痔に直接ナメクジを当てて一週間続ければ治る、などの療法がありました。

しかし今は、軟体動物を食べたり治療に使ったりすることは、寄生虫などによって別の病気にかかる可能性が非常に高いです。病気は病院で治してもらいましょう。

まとめ

・ナメクジは湿ったところ、エサのあるところに出る

・塩や砂糖をかけても、ナメクジは溶けずに縮むだけ

・ナメクジを駆除するときには、費用対効果を考えよう

・屋外で大量発生したら、薬剤を適切に使い、ナメクジ発生個所の温度を上げよう

要は人間の生活範囲に、ナメクジがいなければよいのです。

乾燥させたり、薬剤を使ったり、高温にしたり、場所によってさまざまな方法があります。適切な方法で撃退して、快適な生活を送りましょう。