男らしさ、女らしさの定義は?身体やジェンダーの視点から考える

男らしさ・女らしさの定義なんでしょう?たまに「男らしく○○でいなさい」・「女らしく○○しなさい」と言われることがありますよね。今や普通の言葉になっていますが「女子力」なんて言葉も流行りました。

LGBTという言葉が浸透してきた最近は、「ジェンダーフリー」のものも増えてきています。でも、「男らしく」・「女らしく」の定義とはどういうことでしょうか?

この記事では「男らしく/女らしく」の定義や意味を書きながら、現代の生活に合った考えかたも書いていこうと思います!

男らしさ・女らしさの定義について?

私たちはたいてい、生まれた時にそれぞれ「女性の身体」又は「男性の身体」を持って生れてきます。これを「身体の性」と定義付けます。また、成長していくなかで、他人から「男らしくこうありなさい」・「これは女の子のすることだよ」と言われることがあります。

または「こんな雰囲気が男らしい」・「女の子ってこんな感じだな」と思うこともありますね。これを「社会的な性」と定義します。「社会的な性」についてジェンダーと言います。

この記事では、ジェンダーについて書いていこうと思います。

ジェンダーってなに?

ジェンダーは世間一般では男女の役割はこうだろうと思い描いているものです。日本で代表的なのはトイレです。赤が女性で青が男性ですね。私たちの多くは、ピンクは女性の色で青が男性の色と思っていますよね。

また、「男は外で働くもの」・「女は家事をするもの」という根強い意識もありますね。このようにジェンダーというのは社会的、つまり生活している中でみんながなんとなく男女の役割はこうだろうと思っているものがジェンダーです。

ジェンダーで求められる役割は時代によって変わってきます。そして男女の間でも思っていることが違うこともあるのです。私はあまり母親には「女らしくしなさい」とは言われませんでした。

でも小学校高学年の時に「お前女のくせに出しゃばってくるなよな!」と言われたときにすごくショックを受けました。別になんてことのない話題だったと思います。でも話題に入ることに男であるか女であるかは必要なことなのでしょうか?

「男らしさ」・「女らしさ」がハラスメントになる!?

セクシャルハラスメント(セクハラ)は聞いたことありますよね。では「ジェンダーハラスメント」という言葉を知っていますか?性別を理由にした嫌がらせのことです。例えば「女だから出世させない」・「男なんだから力仕事をやれば良い」などということです。

ここまできてしまったら差別ですね。確かに、女性と男性では身体の作りが違うので、得意なこと、不得意なことがあるかもしれません。しかし、それを大げさに理由として役割を限定させるようなことをしてしまったら、差別になってしまいます。

私は社会に出てから、「女の子なんだから良い人と結婚して会社辞めるようじゃ困るんだよね~」と言われたことがありますが、ずっと自分で手に職をつけて働いていたいと思っていました。

私が女だから「きっとこうだろう」という相手の思い込みに過ぎないですよね。これは私の上司が勝手に思っている価値観にすぎません。結局、「男(女)が~」と一般化して話していても、それはその人個人が持っている価値観の一つにすぎないんですよね。

先ほどお話しした例で上司がご家族や周りの人にそう言われたから「男(女)らしくこうするべきだ」と思っていても、時代の流れによって価値観は変わっていきます。

今では女性が職場で活躍することは当たり前です。また、女性が働きに出て、男性が専業主夫となり、家事全般をやっても良いと思います。また、私の周りはLGBT当事者の友人が多いです。そうなると、友人が異性と付き合う人なのか、同姓で付き合う人なのか、わかりませんよね。

同性愛者の方がそういう知識のない方に「彼氏いないの?」と聞かれることは、外見では笑顔で対応していても、心のうちでは傷ついていたりするものです。

「パートナーはいるの?」と聞けば、どちらであっても答えやすいですよね。または、これはトランスジェンダーという方なのですが、身体的な性別は男性でも心のうちでは女性になりたい、または逆の方も沢山います。

みんながみんな心のうちにどんな価値観を持っているかはわかりません。ですので、私たちは、相手を思いやれる言葉使いが大事になってきます。

もし嫌なことを言われたら、不快になった事を伝えること。伝えられない関係性であったら、距離を取ることが、お互いが気持よく過ごせることに繋がります。

男らしさや女らしさの定義より「自分らしさ」が大事

男性がピンク、女性が青の洋服を着ても良いですよね。男女カップルで男性が毎日料理を作っていたって素敵ですよね。

身体的な差こそあれ、性格的なもの、得意なものを男女で区別してしまってはもったいないです。それよりも自分の得意なことで活躍できて、苦手なことは得意な人に気持ち良くお願いできる世の中の方が、楽しそうですよね?

まとめ

・「男らしさ/女らしさ」は社会的な性といい「ジェンダー」と定義される

・ジェンダーとは、みんながなんとなく男女の役割はこうだろうと思っているもの

・性別を理由にした嫌がらせのことを「ジェンダーハラスメント」という

・「自分らしさ」をだいじにして、高め合える関係になろう

身体的に女性と男性が違うことは、解剖学の点からみても明らかです。しかし、性のかたち・恋愛・結婚・パートナーシップにはいろいろな形があります。

どんな人でも、その人を性別で捉えて価値観を押し付けることは「ジェンダーハラスメント」になりますよ。そう考えると、「男らしく/女らしく」しなきゃなんて、こだわる必要ありますか?

どんな性別であれ、お互いの違いをそのまま受け入れて、高めあえる関係になれるのが一番ですね!

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