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ビーツの栄養は、まさにスーパーフード!おすすめの食べ方と注意点

巷で「スーパーフード」と呼ばれているビーツ。見た目は赤カブのように見えますが、実はほうれん草の仲間です。

原産地は地中海沿岸で、日本ではまだどこにでもある食べ物ではありません。しかし「スーパーフード」と呼ばれるくらいに栄養価が抜群な食べ物だといわれています。

この記事では、ビーツの栄養価やおすすめの食べ方、食べるときの注意点、妊婦さんには特におすすめの理由などをお伝えします。

栄養満点のスーパーフードであるビーツをぜひ生活に取り入れて、毎日の健康管理に活かしてみてください。

ビーツの栄養価

ビーツの成分は体内で血管を健康にする「NO(一酸化窒素)」を増やす働きがあります。

1998年のこの発見がノーベル医学・生理学賞を受賞し、ビーツがスーパーフードとして世界的に有名になりました。ノーベル賞に関係するって凄いですね。

ビーツを食べると血流がよくなります。そして、血管も柔らかくなり、動脈硬化を防ぐ作用があるのです。

また、近年は脳への血流も増加させる働きがあることがわかり、認知症予防にも期待されています。これらのことが「食べる輸血」と称される所以です。

全身の血行がよくなるということですから、基礎代謝が高まり、ダイエットにも効果も期待できます。

そして確かにビーツは血のような真っ赤な色をしているので「血」を連想させますが、この赤い色は実は血に良い作用を起こすだけではありません。

赤い色は「ベタシアニン」というポリフェノールの一種で、抗酸化作用がありアンチエイジング効果もあるし癌の予防にもなるのです。

またビーツはカリウムが多く含まれており高血圧を予防してくれますし、天然のオリゴ酸や食物繊維が腸内の悪玉菌の働きを抑えてくれます。

歯や骨を丈夫にするマグネシウム・鉄。カルシウム等のミネラルも多く含まれており、ビーツはまさにスーパーフードの代表格なのです。

ビーツのおすすめの食べ方

ビーツのおすすめの食べ方は、やはりロシア料理の代表格である「ボルシチ」です。スープや煮物類がビーツの栄養を丸ごといただけるし、その他の野菜も一緒に取れますので栄養満点ですね。

ボルシチ(4人分)

≪材料≫
・牛肉(シチュー用)200g

・たまねぎ  1個

・ニンジン  1個

・じゃがいも 1個

・キャベツ   5~6枚

・トマト水煮缶 1缶

・ニンニク 1片

・ビーツ    1株

・水  カップ 1(500g)

・コンソメキューブ    3個

・ローリエ        2~3枚

・オリーブオイル

・塩 (適量)

・黒胡椒 (適量)

・パセリ (適量)

・サワークリーム (適量)

 

≪作り方≫
① たまねぎ・ビーツ・じゃがいも・にんじんは皮をむいて食べやすい大きさに切り、キャベツはお好みに切り、にんにくはみじん切りにする。

② 鍋にオリーブオイルを引いてニンニクを入れて香りが出たら牛肉を炒める。

③ 牛肉の色が変わったらたまねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツ、を加え、塩コショウし炒める。たまねぎがしんなりしたらビーツを加え炒める。

④ ビーツの色がなじんだら、水、トマト水煮缶、コンソメをいれる、煮立ったらふたをして弱火にし、30分煮る。

⑤ 塩こしょうで味をととのえる。パセリとサワークリームをのせれば出来上がり。

ビーツを食べるときの注意点

ビーツは栄養価が高すぎるために注意する点があるのも確かです。まずビーツを調理する時に注意する点はまな板に赤い色が付き、洗ってもなかなか取れないことです。

まな板にサランラップ等を敷いてからビーツを剥くようにすると後始末が楽です。

またビーツをたくさん食べると、尿が赤くなり血尿が出たのかとびっくりすることがあります。これをビーツ尿と言います。

ビーツ尿はビーツに含まれる赤い水溶性の色素「ベタシアニン」が尿に流れ出ているもので心配ありません。便の色も濃くなりことがありますが、ビーツを食べるのをやめると元に戻ります。

またビーツにはシュウ酸を多く含んでいます。シュウ酸を取りすぎると体内のカルシウムや鉄と結合して結石を作る原因になる可能性があります。

尿路結石症の方や腎臓に疾患がある方は食べ過ぎないようにするか、茹でて食べるかにしてください。

とても栄養価が高いために食べ過ぎるとマイナスになりますのでビーツ2個を週3日程度にして食べ過ぎないようにしましょう。

ビーツは妊婦には問題ないのか

貧血になりやすい妊婦さんにはビーツは鉄分を多く含むので最適と言えます。

また胎児の健やかな成長のためにも、細胞を活性化させるビタミンB群の葉酸の摂取が推奨されます。

うれしいことにビーツは葉酸を多く含むので妊娠中の食べ物に最適です。マグネシウムも摂取できるので骨粗鬆症を防ぐ役割も果たし、妊婦さんの体にはよいことだらけです。

妊婦さんが手軽にビーツの栄養を取るにはおすすめは「ビーツジュース」です。

ビーツとバナナ、牛乳をブレンダーで混ぜるだけなのですが、ビーツには甘味が強いので砂糖を入れなくても大丈夫です。1日コップ1杯程度にしてください。

過剰に取りすぎると前述したとおり、ビーツ尿という真っ赤な尿が出る場合があり、本当の出血と紛らわしいのでその点は注意してくださいね。

まとめ

・ビーツは血流を増加させる働きや、様々な栄養価が含まれているスーパーフード。

・ビーツのおすすめの食べ方はロシア料理の代表格であるボルシチ。

・ビーツは栄養価が高いがゆえに、食べすぎると身体に悪影響を及ぼすので注意が必要。

・ビーツは鉄分や葉酸を多く含み、妊娠中にもおすすめの食材。

ビーツを食べることにより血流の流れをよくし、様々な病気を予防し妊婦さんにもよい効果があるのでスーパーフードというのはまさにその通りですね。

ただ、大きな欠点は、日本ではまだまだどこにでも売っている食べ物ではないということです。

ビーツをどうしても購入できない場合は、缶詰を売っている店や通信販売等でビーツ缶詰を手に入れることをおすすめします。

ビーツの缶詰はすでにスライスしてあるので調理時間の短縮にもなりますしね。ぜひ、普段の食事にビーツを上手に取り入れて、健康増進に役立ててください。