フォアグラはどんな味・風味?一般人でも手軽に楽しむ方法を紹介

世界三大珍味といえば、『フォアグラ』『トリュフ』『キャビア』ですよね。どれもとても高価な食材の為なかなか食べる機会はありません。

結婚式やお食事会などで、食べたことがある方は多いと思いますが、「どんな味だったかな?」など、あまり味を覚えていない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、世界三大珍味のひとつ、フォアグラの味や魅力にせまります。

記事を読み終えると、フォアグラの味や魅力、どこで買えるのか、自宅で手軽に食べる方法、パーティ料理として喜んでもらう方法がわかり、フォアグラをより楽しむことができるようになります。

フォアグラってなに?

フォアグラは、ガチョウなどにたくさんの餌を与えることで肥大させた肝臓です。

フランス料理の食材のひとつであり、フランスでは、お祝い事のときやクリスマスなどにもフォアグラを食べるようです。

フォアグラの生産量、消費量ともにフランスが最も多いですが、ハンガリー、ブルガリアも生産量が多い国です。

フォアグラの味はどんな味がするの?

ここでは、フォアグラがどんな味がするのか?をご紹介します。フォアグラは、食べた瞬間、口の中で溶けていく食感で、お肉の美味しい部分だけを凝縮したような濃厚な味わいがします。

あん肝をもっと濃厚にしたような味わいです。よく、鶏のレバーに似ていると言われますが、フォアグラとレバーの味は違います。

フォアグラは、レバーよりも口どけがよく、レバーほどの癖はありません。鶏のレバーが苦手な人でも、フォアグラなら食べることができる人もいます。

とはいえ、独特の食感ではありますので、フォアグラは好き嫌いがはっきりわかれる食材と言えるのではないでしょうか。

フォアグラの匂いや風味

フォアグラの匂いは、チーズのような、発酵したような匂いがします。

匂いが気になるようでしたら、お料理の際、冷蔵庫で水か牛乳などに3時間以上浸すなどの臭みを消す下ごしらえの方法があります。

風味は、肝臓であるため独特でくせがありますが、ステーキなどお肉との相性が良いです。フォアグラとお肉と一緒に調理すると、より風味が引き出され美味しくなります。

フォアグラの魅力

私が、はじめてフォアグラを食べたのは、気軽に入ることのできる居酒屋さんです。

ホテルなどでなくても食べることができるのだなと、興味がわき、フォアグラの串焼きを注文したのですが、あまりのおいしさにすっかりフォアグラの魅力にはまってしまいました。

フォアグラの魅力は、口に入れた瞬間から溶けていくとろけるような感触と舌ざわり、濃厚でうまみを凝縮した味わいです。フォアグラの魅力は唯一無二です。

高級食材というイメージが強く、レストランや、パーティなどで、出される料理に花を添えます。

フォアグラをできるだけ手軽に食べる方法

これまで、フォアグラの味や魅力についてご紹介してきました。

家庭でも、フォアグラを手軽に食べることができたら、うれしいですよね。フォアグラをできるだけ手軽に食べる方法をご紹介します。

フォアグラはどこで買えるの?

フォアグラは、生の他にも様々な状態で売っています。缶詰や、ペースト状やムース状に練り上げたもの、テリーヌ状のもの、冷凍のものなどです。

缶詰タイプなどの混ぜたものは、比較的安価に手に入りますが、フォアグラのみの生のものは高価でなかなか手に入りにくいかと思います。

フォアグラの生は、高級スーパー、高級デパート、お肉屋さんなどで買うことができます。

実際にお店に足を運んでみて、フォアグラが売っていない場合は、ネット通販を利用することをおすすめします。楽天、amazonなどでも購入することができますよ。

フォアグラの選び方

フォアグラは、ロワ(ガチョウ)とカナール(鴨またはアヒル)という種類があります。ロワは、特に高級食材とされていて、濃厚な味わいがします。お肉との相性も良いです。

カナールは、主にフランスが生産国です。ロワより風味が軽く、口どけがいいとされています。お好みやお料理にあわせて、選ぶのがよいでしょう。

自宅で手軽に食べるには?

フォアグラを手軽においしく食べることができるおすすめは、フォアグラのソテーです。

シンプルですが、フォアグラの口どけや、味わいを一番楽しむことができるのではないでしょうか。フォアグラのソテーの作り方は簡単です。

1.フォアグラに塩コショウをふり、小麦粉を軽くまぶします。

2.お好みで、オリーブオイルかバターをフライパンに入れ、最初は強火で両面に焦げ目がつくように焼きます。

3.弱火でじっくりと中まで火を通します。

4.味付けは、お好みで塩コショウ、しょうゆ、バルサミコ酢、ガーリックなどでソースを作り、フォアグラの上にかけます。

フォアグラをおもてなし料理にするときのおすすめ

パーティ料理などのおもてなし料理として、フォアグラが出てきたら、お客様にとても喜ばれるのではないでしょうか。

ソテーにしたフォアグラをステーキやハンバーグの上にのせ、バルサミコ酢と醤油で作ったソースで味つけすることで、一味違ったお肉料理を出すことができます。

また、フォアグラのパテを、バケットの上にのせてトースターで焼くと、フォアグラバケットが完成します。こんがりと焼いたバケットに、フォアグラの味がマッチします。

お好みで、フォアグラバケットに、ガーリックバターを一緒に塗ることもおすすめです。是非お試しくださいね。

まとめ

これまで、フォアグラの味や魅力、手軽に食べる方法などをご紹介してきました。

・フォアグラの味は、お肉の美味しい部分だけを凝縮したような味。

・チーズが発酵したような匂いがし、風味は独特で少しくせがある。

・フォアグラを手軽に食べるには、フォアグラの味を存分に楽しめるソテーがおすすめ。

自宅で食べようとしたときに失敗したら?など心配なようであれば、レストランなどで、存分にフォアグラの味が引き出されたお料理を堪能することもおすすめです。

魅力たっぷりのフォアグラを、ご紹介したいろいろな方法でぜひ楽しんでみてくださいね。