承認欲求が強い人たちへの対処法は?会社員の私にもできた方法

あなたの周りには、「私ってすごいでしょ」と口に出さずとも、「すごーい!」って言ってほしそうな自慢をしてくる人、いませんか?SNSでも、すごいと言ってほしいとばかりに自慢をする人たちだったり、みんなでワイワイしている写真を異常なまでに載せている人たちだったり。

こういう人って、自分が望んでいる褒められ方をしないと不機嫌になるので、厄介ですよね…「あなたの言ってほしいことなんて分からないよ!」と言いたいですが、なかなかそうは言えないのが悩みどころ。

今回は、「あなたはすごい!」と言われたい、承認欲求が強い人たちへの対処法を紹介します!これで、あなたのストレスが軽減されること間違いなしです!

 そもそも、承認欲求って何?

有名なマズローの基本的欲求の理論では、人の欲求は大きく分けて5つあると言われています。

①生理的欲求

②安全の欲求

③所属と愛の欲求(社会的欲求)

④承認・自尊の欲求

⑤自己実現欲求

難しく見えるので、具体的な例を。

①生理的欲求は、「トイレに行きたい」「食べ物が食べたい」

②安全の欲求は、「命が危険なところにいたくない」

③所属と愛の欲求は、「どこかの仲間に入りたい」「誰かに愛されたい」

(俗にいう、かまってちゃんはここですね)

④承認・自尊の欲求は、「私ってすごいでしょ!すごいんだから褒めて!認めて!」

⑤自己実現欲求は、「私の夢を叶えたい!」

 

承認欲求は、④の欲求になります。つまり承認欲求とは、自分のことをすごいと思われたい、褒めてもらいたい、認めてほしいという欲求なのです。なので、承認欲求が強い人たちは自慢をしてくるわけですね。すごいと思われたいから。

ちなみに①~⑤の欲求は、①の欲求が満たされないと②の欲求を抱かない、②の欲求が満たされないと③の欲求を抱かない…というようになっていると言われています。そう考えると、承認欲求ってわりと高次の欲求なんですね。

承認欲求から「かまってちゃん」が生まれる理由

ところで、承認欲求の強い人は、「かまってちゃん」度も高い傾向にあります。ですが、先ほど例に出したマズローの基本的欲求の理論では、「かまってちゃん」を生み出す所属と愛の欲求は、承認欲求よりも低い位置づけにありました。

所属と愛の欲求が満たされていないことで生まれるかまってちゃんが、なぜ、それよりも高次の承認欲求と関わってくるのでしょう?人間が欲求と現実との間で葛藤するとき…つまり今回のケースでは、承認欲求の強い人が思うように承認を得られないときですね。

この場合人間は、満たされないままの承認欲求から一段階下がった、所属と愛の欲求を求めるようになります。つまり、上手く承認欲求が得られないのでかまってちゃんになり、かまってちゃんな欲求が満たされればまた承認欲求を求めるようになる…

おそらくはその繰り返しで、承認欲求の強い人はどうにか自分の心を保って生きているのです。もしかしたら、子どもが赤ちゃん返りをするような、ひとつの退行表現なのかもしれませんね。

小さなことで大騒ぎするかまってちゃんの相手は、本当に大変です。それこそ、赤ちゃん返りの子供の相手をするのと同じくらいか、それ以上に。それならまだ、自慢話で済んでいるうちのほうが、かわいいものだと言えるのではないでしょうか。

自慢話はとにかく聞きまくれ!

「え、聞きまくるって、自慢話を延々聞いておくってこと?」と思いますよね。そうです。聞くんです。ただひたすらに、聞くんです。 ですが、ここでポイントがあります。それは、自慢話を聞く“だけ”にするということ。「うんうん」と聞くだけにして、褒めない。決して褒めない。

人ってちょっと欲求が叶えられると、「もっともっと!」って欲求が大きくなりませんか?これ、承認欲求が強い人にも思い切り当てはまります。ちょっと褒めるともっと褒めてほしくなって、自慢話がエスカレートしてしまうんですね。なので、ここはあえて褒めずに、聞くだけにしておきましょう!

自慢話を聞くときは笑顔で

自慢話を聞くときの注意点は、無表情にならないことです。あくまで聞く姿勢はあるということは示しておく必要があります。でないと、間違いなく相手が不機嫌になります!

そうなると…厄介ですよね?なので、自慢話を聞くときは無表情にならずに、ニコニコ笑顔でいましょう!笑顔で聞いてくれるけど、何か物足りない…相手はそういう気持ちになるはず。

自慢話を聞きまくったら、おもしろいことが起こった!

以前、私は自慢話をしてくる人に対して、上記の方法を試したことがあるんです。そのとき、抜群の効果があることに気付きました。それは…徐々に自慢話をしてこなくなったんです。私には!他の人には話していましたが、私には話してこない。普通の会話はしてましたけどね

理由を考えたら、すぐに分かりました。思ったような反応が返ってこないから。ただこれだけです。「すごーい!」って言ってほしくて自慢話をしているので、その反応がなければ物足りないですもんね!自慢話自体をしてこなくなれば、こっちのもの!もう自慢話ストレスからは解放です!

承認欲求の強い人がSNSに向かうと…

もっともっと褒めて欲しいのに、なんだか物足りない。リアルではあまり褒めてもらえなくなってしまった気がする…そんな承認欲求の強い人が、さらに承認欲求を満たされたいと願って手を伸ばすのが、各種SNSです。

「いいね」の数が目に見えることから、強い承認欲求の持ち主にとって満足度が高く、同時に他のユーザーにも「いいね」が見える=自分が認められていることを手っ取り早く誇示できるため、ますますのめりこんでしまうのでしょう。

実は自慢をされる側にとっても、顔を見て話を聞くことなくクリックやタップひとつで対応ができるので、正直、楽です。しかし、SNSでの承認欲求は、高みを求めるとキリがありません。

たとえ義理でも、仲間内で安定して「いいね」をもらえるようになれば、遠からずその「いいね」の数だけでは満足できない日がやって来ます。「いいね」だけではなく、コメントも欲しい。

出来ればシェアされて、仲間以外の人にも認められたい。シェアされるようになれば、その数を増やしたい。…といったように、エスカレートしていく場合が非常に多いです。

そういった肥大化する承認欲求も、例えば努力して自分の持つ技術を高め、その結果を認められたい…という方向へ向かえば、自分磨きにつながり、本当の意味で「あなたはすごい!」とその人を認めてくれる人も出てくるでしょう。

ここまで来ると、その欲求は承認欲求を通り越し、自己実現欲求に到達しています。ですので、承認欲求そのものが決して悪だとは言えません。

承認欲求が生み出すSNSの問題

ですが、そうでない人の場合…つまり、特に努力らしい努力もせずに「ありのままの私を認めて!すごいって褒めて!」という思考の持ち主の場合は少し問題です。

どういうわけか、承認欲求がとても強く、相手をするのに困ることが多い人ほど、こんな傾向がありませんか?こういったタイプの人は、いわゆる「SNS映え」だけを重視した問題行動に向かうことがあります。

珍しいペットを安易に飼う。遊園地などの撮影禁止場所で写真を撮る。メガ盛りを注文して、写真を撮っただけで大量に食べ残す…たくさんの「いいね」が欲しい、ただそれだけのために、他の人がしないであろう行動を取るのです。そこに、「なぜ、他の人はこれらの行動をしないの?もしかして私、非常識?」という疑問は沸きません。

冷静になって考えれば、「多くの人がしないそれらの行動は、無責任だったり、誰かの迷惑だったりする」と理解できるのですが、承認欲求が強過ぎる人にとっては、責任や迷惑よりも、自分が認められることが優先になってしまうのです。

「誰もしてないことをしている私は絶対「いいね」がたくさんもらえる!評価される!認められる!」そんな気持ちでいっぱいになって、他のことを考えられなくなってしまう…それが、承認欲求の強い人の思考回路です。

承認欲求にまみれたSNS依存な人の対処法

他人の迷惑よりも、自分の「いいね」。承認欲求の強い人のそんな振る舞いを画面越しとはいえ見続けるのも、そういった投稿に「いいね」を押し続けるのも、なかなかに苦痛です。

正直言って、面倒くさい…それならもういっそ、「いいね」を押すのをやめてみませんか?もし何か聞かれたら、「SNS疲れせずに続けたいから、あんまり「いいね」しないようにしてる(または、これからそうする)」って言ってしまえばいいんです。

「この人は会って話しても別に褒めてくれないし、いいねも押さない人なんだな…」と相手に思われることで、それ以上の評価を求められることもなくなるでしょう。

でもそれが例えば職場でよく関わる人だとか、人間関係がごたつくのは避けたいとか、そういった場合は…事務的に「いいね」を押し続けるしかないのかもしれません。その場合は、「(どうでも)いいね」って気持ちで押せば、少しだけ気が楽になる…かな?どうでしょう?

まとめ

1.承認欲求が強い人たちは、すごいと思われたいから自慢をする。

2.承認欲求が満たされないと、「かまってちゃん」になる。

3.自慢話は、「すごい」と褒めずにただ聞くだけにする。

4.自慢話はニコニコしながら聞く。

5.自慢話を聞くだけにすると、自慢話をしてこられなくなる。

6.SNSでは「いいね」しないか、「(どうでも)いいね」。

承認欲求は人に満たしてもらうものではないと、個人的には思います。認めてもらいたいと思うのは、自分が自分自身を認めることができていないから。

なので、承認欲求を満たすには、承認してもらいたい対象を他人から自分に変えて、自分自身が認めてあげるだけでよかったりするのです。

決して、他人が…あなたが承認欲求を満たすための道具にされる必要はないんです!自分で自分を認められない困ったさんに会ったら、ニコニコしながら話を聞くだけで十分!あとは、その人が自分で自分を認められるように祈っておきましょう!

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