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ちらし寿司の日持ち・賞味期限 | 手作りと市販の場合ごとの保存方法

3月3日はひな祭り、ちらし寿司を作ろうとする家も多いでしょう。酢飯に具材を混ぜて、錦糸玉子やノリ、いくら、きぬさやなどを入れるちらし寿司は、見た目が華やかです。

火を通した食材、生の食材、炊いた食材などさまざまな具材が入ります。入れる具材が多いということは、「それぞれ保存の特性が異なる食材が入っている」ということです。

つまり、保存期間の異なるものが一緒になっている状態になっています。また、ちらし寿司は「これは入れる」「こんなものは入れない」など、地域によって具材に差もあります。

ちらし寿司が購入したものなのか、それとも自宅で作ったものなのかによっても、おいしく食べられる日数は変わってきます。家で作れば、多めに作った酢飯を食べきれないこともあります。

この記事では、ちらし寿司の日持ち・賞味期限、日持ちさせる保存方法、傷むとどうなるかについてご紹介します。

ちらし寿司の日持ち・賞味期限について

惣菜として購入した場合

「消費期限」に注意して食べましょう。「ちらし寿司の賞味期限はいつだろう?」と考えた時は、パッケージをよく見てください。そこには「賞味期限」とは書かれていないはずです。

原材料名が書かれているシールの中に、「消費期限」という語とともに、日付が書かれているはずです。

総菜の場合、表記は「賞味期限」ではなく、「消費期限」と書かれます。賞味期限は、スナック菓子など日持ちしやすい加工食品に表記されます。

消費期限とは、弁当や生菓子、総菜、肉や魚など、品質が劣化しやすい加工食品に記載されるものです。

賞味期限は「おいしく食べられる期限」を意味しますから、もし期限を過ぎてしまっても食べることは可能です。

(安全に食べられるかどうかは食品の保存状態によるので、食べる人の判断にゆだねられます)

一方、消費期限とは「安全に食べられる期限」を示します。ですから消費期限記載の日時を越えると、腐ったり変質したりして、安全性を欠いた状態になります。

コンビニで「まだ食べられそうなのに」と思えるパンや弁当を廃棄する理由は、消費期限を過ぎた、つまり「安全に食べられる期間を過ぎた」食品であるのです。

買ったちらし寿司は総菜ですから、消費期限が記載されています。この消費期限内で、かつ各パッケージに記載の保存方法を守っている場合は、おいしく食べられます。

もし期限を過ぎてしまった場合であっても、後述する「腐った状態」でなければ食べられるでしょう。

ただし、おいしくはないかもしれません。仮に冷凍したとしても、解凍した後の食感がおすすめできません。早めに食べましょう。手作りの場合は、冷凍保存が可能です。

手作りの場合

皿に盛りつけをしている状態で保存するなら、ラップをして冷蔵庫に入れて、一晩程度が限界でしょう。「酢を使っているから殺菌作用がある」というのは慢心です。早めに食べきるのがよいです。

もし長持ちさせたい場合は、混ぜものをしている酢飯と、上に重ねるトッピングとは別に保存しましょう。

ちらし寿司は冷凍保存できる?日持ちさせるにはどうすればいい?

冷凍保存のコツは、食材によって保存方法を変えることです。ちらし寿司はさまざまな食材が使われています。

・酢飯

・酢飯に混ぜるもの(火を通した食材、または生魚など)

・酢飯の上に置くもの(錦糸玉子やきぬさや、いくら等のトッピング)

酢飯だけを冷凍保存するなら、普通のごはんの冷凍と変わりません。ラップや密封袋に入れて平らにして保存しましょう。

冷凍庫の状態にもよりますが1週間程度は持つでしょう。混ぜものをした酢飯を冷凍保存するなら、少し注意が必要です。

加熱したものを混ぜているなら酢飯の冷凍とほぼ変わりませんが、生魚などを入れている場合は一緒に冷凍すると解凍したときに生魚から汁が流れるなどして、酢飯が台無しになります。

生のものを混ぜている場合は、取り除いて冷凍するか、酢飯を作る前に食べる分だけ混ぜる、などするとよいです。

解凍した後、皿に盛りつけるときに、とっておいたトッピングも盛り付けます。玉子やきぬさやはその時に新しく焼いたり茹でたりするほうがおいしいです。

酢飯を解凍するときはどうしたらいいの

解凍するときは自然解凍でもよいですし、冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍してもよいです。

ただ、解凍したあとはごはんから酢が飛んでいますし、ごはんもぼそぼそとしておいしくありません。一度酢飯を熱々になるまで電子レンジで加熱し、その後に合わせ酢を振れば、酢飯のおいしさが戻ります。

再冷凍はおすすめしません。冷凍は一回のみで、解凍した後は食べきってしまいましょう。

ちらし寿司は傷むとどうなる?

「酢には殺菌効果があるから」と考えるのは大いなる油断です。ちらし寿司が傷んでいる場合、下記のような状態になっていることが考えられます。

・異臭がする

・酢飯にねばりがある

・口に入れるとピリッとした感覚がある

このような状態になると、既に腐っています。回復させる余地はありません。食べればおなかを壊したり、食中毒になったりする可能性が非常に高いです。

残念ですが捨てましょう。傷ませてしまった経験を次にいかして、おいしいうちに食べきりましょう。

まとめ

・総菜で購入したならば、記載の消費期限と保存方法を守った範囲内で食べきる

・手作りの場合で、皿に盛ってトッピングした場合は、冷蔵庫でラップをして一晩

・手作りで盛りつける前なら、冷凍保存も可能

・酢飯は生ものをのぞいて冷凍、そのほかの食材は食材に合う方法で冷蔵・冷凍・新しく作るなどする

ちらし寿司の保存方法は、大きく分けて上の三つです。調理された食品は、なんでも「早めに食べきる」のがいちばんおいしい食べ方です。目の前のものはできるだけ早く食べてしまいましょう。