バニラエッセンスの賞味期限 | 5分でわかる！開封前・開封後の日持ち

バニラエッセンスとは、バニラアイスやクッキー・プリンといったお菓子作りに使用するエッセンスです。お菓子作り以外ですと、アロマオイルとして使用されることがあります。

しかし、バニラエッセンスはほんの数滴でしっかりとバニラの風味が付いてしまうので、短期間で消費しきるのは難しくありませんか？一度購入するとなかなか減らないものです。

この記事では、バニラエッセンスの開封前後の賞味期限や、期限が切れたときの見た目の変化、いつまで使用しても大丈夫か、長持ちさせる保存方法などを具体的に紹介します。

記事を読み終えると、今後バニラエッセンスの賞味期限で悩むことは一切なく、安心して使用することができます！

バニラエッセンスの開封前・開封後の賞味期限は？

そもそも、バニラエッセンスを開封したあとも、未開封のときの賞味期限を目安にして良いのでしょうか？答えはNOです。

未開封、開封後に関わらずバニラエッセンスは使用することが可能です！それでは、バニラエッセンスの未開封・開封後の賞味期限について見ていきましょう。

未開封の場合

バニラエッセンスの開封前の賞味期限は、多くのものが1年と記載されています。

しかし、現実的に多くの家庭で1年以内に使用することは難しいでしょう。ほんの数滴で効果を発揮するエッセンスですので、一回で使用する量はごくごく少ないものです。

頻繁にお菓子作りを行う家庭でも1年間で使い切ることは難しいのではないでしょうか。

賞味期限が切れた場合は止むを得ず破棄している家庭もあるかもしれませんが、開封後でも、後述の記事を読めば安心して使用することができます。

開封後の場合

前提として、開封後は早めに使いきることを推奨されていますが、香りに異変がなければ大抵の場合は問題ありません。

「賞味期限が切れたから…」といって1年で破棄するのはもったいありません。実際に、多くの家庭で3～5年使用されています。賞味期限が切れたからといって慌てる必要はあまり無いでしょう。

バニラエッセンスの賞味期限が切れたときの見た目の変化は？

では、賞味期限が切れたバニラエッセンスは見た目の変化が起こるのでしょうか？こちらの答えはYESです。

賞味期限が切れたバニラエッセンスは、もともとアルコールに溶けこんでいたはずの物質が沈殿していたり、白濁化していることがあります。

そのため、ぱっと見た時には「使用して大丈夫かな？」と不安がよぎると思います。

しかし、お菓子作りなどでバニラエッセンスを使用するのはわずか数滴なので、お腹をこわすなど健康被害が起こることはありません。

つまり、バニラエッセンスの賞味期限を見た目で判断しなくても良い、ということです。

バニラエッセンスの賞味期限が切れたらいつまで使用しても大丈夫？

バニラエッセンスの賞味期限の見極め方、それはズバリ香りです。先ほど説明したように、バニラエッセンスは古くなっていても基本的には安全です。

しかし、もし、数滴小皿に垂らしてみて、香りに変化があるようだと感じた場合は、使用を辞めるのが賢明です。なぜなら、バニラエッセンスはお菓子作りにおける香り付けの立ち位置だからです。

もしバニラの香りが全く感じられなかったり、本来の香りから変わっていたりする場合はお菓子そのものに支障をきたすことがあります。

賞味期限の切れたバニラエッセンスを使用する場合は、香りに変化がないか？この1点に気をつけて使用しましょう。

バニラエッセンスの賞味期限・日持ちを長持ちさせる保存方法

バニラエッセンスの賞味期限・日持ちを長持ちさせるためには、開封後はもちろんのこと、たとえ未開封の状態であっても冷蔵庫で保存しておくことです。

バニラエッセンスが調味料というカテゴリーに入るとすると、冷蔵庫ではなく調味料棚に保管している家庭も多いと思います。しかし、調味料棚の温度は一定ではありませんよね。

特に夏場の高い気温にさらされたり、直射日光が当たったりする環境では、劣化が早まってしまう可能性があります。

冷蔵庫で保管することで、温度変化の影響を受けず常に一定の温度で保存できるので、バニラエッセンスのか要である香りを長持ちさせることができるのです！

まとめ

一度に使い切ることが難しいバニラエッセンス。記載されている賞味期限を遵守する必要はあまりありません。

バニラエッセンスを使用する時は『香り』に着目して使用できるか否かを判断しましょう。そして、冷蔵保存で出来る限り長持ちさせ、賞味期限を伸ばしながら使用してください。

そうすることで、今後バニラエッセンスの賞味期限で悩むことは一切なく使っていくことができますね！