心配性の治し方は?オススメしたい楽になれる方法

心配のタネは人生において尽きませんよね。ひどい時には、心配事ばかりが頭をよぎって何も手に付かないということもあるのではないでしょうか?

私も昔はそうでした。まだ起こっていない、これから起こるかもしれないなどのことをアレコレ心配してすごくネガティブで暗い日々を過ごしていました。

「心配性」という病気はないので、完治することは難しいと思われがちですが実は、とても簡単に楽になれる方法があったんです。

実践することで、今では私もポジティブとまでは行かないまでも、とても楽になりました。今回は、心配性過ぎて辛い、悩んでいる方へ、少しでも楽になれる方法を紹介します!

心配性の治し方ってあるの?

心配性で悩んでいる人は、まず「心配性を治したい」と思うのではないでしょうか?「この心配性を治せればもっと楽になれるのに」「こんなに心配性なんて、何かの病気なのかもしれない」

心配性の人は心配性過ぎて、最終的には「でも治せるものなの?治せなかったらどうしよう」という別の心配が出てきます。 私も、心配性過ぎて「何で自分だけこんな色んなことを心配しているのだろう。精神的な病気なんじゃないか」という思いがとても強かったんです。

そんな自分が嫌で本当に治したいと思っていました。度を越すと、精神だけでなく肉体的にも頭痛や吐き気などが起こることもあります。 ここで一つ、結論として「心配性という『性格』は治ることは難しい」とだけ言っておきます。

でも、心配性の程度を軽くして、少しでも楽に生きられるようにすることは実はそんなに難しいことではありません。「自分に出来るかな」と思うこともあると思います。心配性の人なら余計に思いますよね。それでも、まずは実践・踏み出すことが大事なんです。

もちろん無理する必要はありません。最初のうちは出来ることから始めていきましょう!

心配性は「治す」「克服する」より「程度を軽く」するもの

そもそも、心配性のひとの思考回路には「こんなに色々なことを心配しているのは、きっと私だけだ…」と思い込んでいる部分が少なからずあるのではないでしょうか。

まずは、その思い込みという名の荷物を少しだけ降ろせるような話をします。そして少しでも心配性の程度が軽くなれば、今よりも安心して暮らすことができるはずです。

治したいけど…「心配性」は遺伝子で決められている

なぜひとは心配性になるのか?というと、実はなんと、遺伝子情報が関わってきます。

「セロトニントランスポーター遺伝子」という、不安に対しての考え方に影響する遺伝子があるのです。セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、感情をコントロールしたり、精神を安定させるために欠かせないものです。

セロトニンが不足すると、脳機能が低下したり、心がバランスを崩しやすくなったりします。他にも様々な体の働きに役立っているセロトニンは、太陽の光を浴びることで脳内での合成が活発化することがわかっています。

冬に心身の不調を感じる人が多いのは、冬の日照時間が低いことがひとつの原因とも言えるのです。

これを踏まえて、セロトニントランス…まあ、難しいので簡単に「不安遺伝子」と呼びましょうか。この不安遺伝子について話していきましょう。

実は世界一心配性な日本人

不安遺伝子には、S型とL型が存在しています。

S型…内向性性格遺伝子。不安や恐怖を感じやすい、ネガティブな人。言い換えれば、慎重で先を見越した行動ができる。

L型…外向性性格遺伝子。将来の不安より自分がしたいことを楽しみたい、ポジティブな人。度胸があり、幸福感を得やすい。

不安遺伝子はこれらが2つでセットの形を作っていて、SS型、SL型、LL型の3種類に分かれます。どの型に生まれるか?というと、これには人種が大きく関係しており、アジア人はL型の保有率が低いことがわかっています。

その中でも日本人のL型保有率(SL型を含む)はたった3割ほどしかいないとの統計があり、ほとんどの日本人がSS型かSL型の持ち主になるのです。

つまり、日本人は生まれながらにして多くの人が心配性、ということになります。程度の差はいくらかあるかもしれませんが「私だけがこんなに心配症でどうしよう…」なんて、思いつめなくても良いのです。

過度なストレスを受けやすく、心配性になりやすい「HSP」

不安遺伝子の話に加え、もうひとつ、最近注目されはじめた「HSP」という生来の気質についてもお話ししましょう。これもまた、心配性のひとつの原因になり得ます。

HSPとは、”Highly Sensitive Person “の略で「高い感受性を持つ人」という意味です。

(子供がこの気質を持っている場合はPersonがChildになり、HSCと呼ばれます。「ひといちばい敏感な子」という本で知名度が上がりました)

周囲から内向的だとか繊細だとか、神経質だとか言われがちな人は、この気質を生まれつき持ち合わせているかもしれません。一説には、5人に1人がHSP(HSC)ではないか、とも言われています。

HSPは、感覚データを通常よりもはるかに深く徹底的に処理するため、音や光、匂いや触覚といった周囲からの刺激に非常に敏感です。

そして生まれつき繊細であることが多く、他の人(非HSP)なら気にしない事でも過剰に気にしてしまい、傷つき、一度傷つくと小さなストレスでさえひどく気にしてしまい、不安を抱くようになります。負のスパイラルに陥ると、なかなか回復することができません。

気になる方は、一度セルフチェック(http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html)をしてみてもよいでしょう。HSPは病気や障害ではないので治す方法はありませんが、関連書籍も数多く出版されています。きっと、生き方のヒントが見つかるはずです。

不安だらけで心配性なHSPにも長所がある

先ほど不安遺伝子でS型とL型があったように、このHSPにも相対する概念があります。

HSS(High sensation seeking)と呼ばれ、「刺激を求める人」という意味です。

HSSは新しい刺激や変化を求め、それらの経験を得るために肉体的・社会的などなど、リスクを負うことを厭いません。「私はそこまで内向的でも繊細でもないけど、心配性だな…」そんな人は、HSPとHSSの両方を持ち合わせているのかもしれません。

敏感さと衝動性を併せ持つこのタイプは、新しい経験は好き、でも動揺したくはないし、危険なことも冒したくない…そんなタイプです。現代社会では何かと生きづらいHSPではありますが、悪いことばかりではありません。

感受性が高いということは、思いやりがあり、共感能力が高いということ。気配り上手・聞き上手として、感謝されることも多くあるでしょう。受け取った情報を徹底的に深く処理できるのは、目の前の課題について熟考し、失敗するリスクを格段に減らす方法を導き出すことができるということです。

そう考えれば、「心配性で考えなくてもいいことばかり考えて、本当に私はダメだ…」ではなく、「私は思慮深く、リスクを減らせる生き方が出来ている!」と、自分を肯定することも出来るのではないでしょうか。

ここまでで、遺伝子の話と、気質の話をしました。このふたつで、思い込みという名の荷物は少しでも軽くなりましたか?なった人もならなかった人も、次は、「では、具体的にどうすればいいのか?」という点について、考えていきましょう。

心配性な人はまず、考え方を変えてみよう

初めにオススメしたいのは、考え方を変えるところからです。「それが出来ないから悩んでるんじゃないか!」と言われそうですですが、その気持ち、すごくよく分かります。

でも実際やってみると、そこまで難しい事でもないんです。何に対して心配しているのかを書き出してみることから始めるといいかもしれないですね。

私の場合「こんな事を言ったら、会社で浮いてしまうんじゃないか」「恋人から連絡が全然返ってこないけど、何か事故にでも遭ったんじゃないか」「ミスをしてしまった、こんな人間要らないんじゃないか」といった主に人間関係の心配ごとでした。

書き出したら、今度は自分の持てる最大限のポジティブを呼び起こすこと。例えば「こんな事を言ったら、会社で浮いてしまうんじゃないか」ということに対しては

「仮に浮いたら、その時に考えよう」「言う前から自分だけの判断で決めつけるのは止めよう」と出来れば赤字でポジティブを強調するように書き込むといいですね。

実際言ってみたら、悩んでいたことがアホらしくなるくらい受け入れてもらえることもありました。 この書き出すという行為は、自分の中のもやもやや心配ごとを整理する時に私がよく使う手なんですけど、侮るなかれ、効果は結構大きいものです。

客観的に物事を判断できるようになるし、見ているうちに「あれ、これってこうすればいいんじゃない?」と思いつくことも多々あります。元々持っている性格というのは変えられないので、性格はそのままに書き出し術を加えてみると今までと違った自分が見つかります。

自分の性格やネガティブを否定することをやめる

心配性を治そう、改善しようと思っている中で一番やってはいけないのが、自分の中にあるネガティブな部分や性格などを自分自身で否定することです。そもそも、心配性やネガティブというのは何も悪いことだけではありません。

それだけ先を考えて行動出来るということでもあるんです。 そこで、否定や嫌悪を一度やめてありのままを受け入れてみてはどうでしょうか?心配性でネガティブな性格も含めて自分なんだ、という受け入れ状態のもとそこに少しのポジティブを足すだけです。

なかなか考え方を変えられないと言う人は、いきなりゴールを目指そうとするから挫折してしまうことが多いです。私もそうでした。何をするんでも、目標は大事ですが、いきなりそこに行こうとしても辿り着けず挫折してしまうだけなんですよね。

まずは自分で自分を受け入れて、そこに本当に少しずつで良いのでポジティブを足していくことが心配性を治す一番の近道なのではないかと思います。そうすると、不思議と気付いた時には「あ、どうしよう…いや、まぁいっか。なんとかなるよね」と考えられるようになっていくんです。

まとめ

実践できるか心配、という方は3つのポイントを抑えておきましょう。

心配性は完全に治らない。でも、少しでも軽くすることはできる

日本人は世界一の心配性。「自分だけ」と気に病む必要はない

生まれつき過度なストレスを受けやすい性質の人も存在する

心配なこと、もやもやしていることは書き出して客観的に見てみる

心配性やネガティブは悪いことだけじゃない。まずは受け入れてみる

「これでいいんだ」と思うだけでも、今までよりも、ずっと楽になれます。そして、アレコレ心配して分からないうちにストレスになっていたことからも解放されます。

最近の私は、周囲に「明るくなったよね」と言われるくらいに変われました。自分のペースで無理せず、他人と比べないということが大事だと思います。少しずつ実践していくだけでも、気づいた時には変われている上に、習慣になって心配性からきっと脱却できているはずです。

 

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