もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

みかんを甘くするための方法 | 美味しくするためにできる7つのこと

みかんを食べていると、たまにとても酸っぱいものもありますよね。

「糖度12%以上!」などとパッケージに書いているのに、食べてみるとそれほど甘みを感じない…そんな経験がある方もいるのではないのでしょうか?

できることなら甘いみかんを食べたいですよね。実は、みかんを食べる前に、「あること」をするだけで甘くすることができるのです。

この記事では、「糖度」とは何を表しているのか、美味しいみかんの選び方、そして、甘くないみかんを甘くする方法についてお伝えします!

みかんを甘くする方法はとても簡単で、誰でもお手軽に実践できるので、ぜひ今日から実践しましょう!

糖度が高いみかんが甘いとは限らない?

スーパーに並んでいるみかんや他の果物を買うとき、たまに「糖度○%」と表示されているものがありますよね。

その糖度が高いのか低いのかよく分からないけれど、赤字で表示されているならきっと甘くて美味しいのだろう。

そう思って買ったことがある人も多いのではないでしょうか。ところで、この「糖度」とは、何を表しているのでしょうか?

みかんの糖度が高いということは、みかんが甘いということを表しているのでしょうか。みかんの味はほぼほぼ「糖分」と「酸味」で構成されています。

もちろんそれ以外の要素(ビタミンや旨味成分など)も影響しますが、それ以上に糖分と酸味の2つの要素が大きく影響します。

糖分は、果糖などいくつかの糖を指しており、例えば、果汁100mlの中に糖分が10gほどある場合、糖度は約10%とみなされます。

酸味はクエン酸を指しており、果汁100mlにクエン酸が1g含まれていると酸度は約1%になります。

この糖分と酸味が影響し、みかんの味が決まります。要するに、糖度の数値が大きくなるほど甘く感じるはずですが、逆に酸度が高いと甘さを打ち消してしまうことになります。

言い換えると、糖度が高いみかんが必ずしも甘いとは限らないということです。

糖度が高いみかんを選びましょう

糖度が高くてもみかんが甘いとは限らないというお話をしましたが、そもそも糖度が低ければ甘みは少なくなります。

そのため、糖度が高いみかんを選ぶこと自体は正しいことです。それでは、どのくらいの糖度のみかんを選べばよいのでしょうか。

スーパーで売っているような普通の価格帯のみかんの糖度は、おおよそ10~14%くらいです。

糖度10%のみかんでも十分美味しいスタンダードな味わいですが、13%くらいですととても甘くて美味しい高級みかんの味わいが楽しめます。

なお、糖度10%に満たないものについては、一般的にはあまり甘くなく、また美味しくないとされていますので、少なくとも10%以上のみかんを選ぶようにしましょう。

みかんの糖度1%の差は、みかんの甘さに大きく影響します。それどころか、農家の方々は0.5%でも上げようと日々努力しているのです。

我々消費者は、たかが0.5%と思ってしまうかもしれませんが、実際には11.6%のみかんと12.1%のみかんでは取引価格も大きく変わってくるのです。

美味しいミカンを選ぶ方法

糖度が高いみかんを選ぶ以外にも、甘いみかんを選ぶ方法があります。見分けるポイントは次の通りです。

・みかんの産地

・みかんの大きさ

・みかんの皮の色、触感

・みかんのヘタの色

・みかんのヘタの軸

・みかんの形

・みかんの重さ

まず、1つ目のポイントはみかんの産地です。国産みかん(温州みかん)の産地は、和歌山県、愛媛県、静岡県のものがオススメです。この3県で毎年生産量の上位を競っています。

2つ目のポイントはみかんの大きさです。Mサイズ以下を選びましょう。小さめのみかんの方が味が濃くて美味しいです。

ただし、大きさによって味の変化のない「青島」という品種もあります。皮が分厚くて平べったく、年末年始から店頭に並んでいます。

3つ目のポイントは、みかんの皮です。まず、色は、赤みが濃いものを選びましょう。

色が濃いみかんは太陽をたくさん浴びており、盛んに光合成が行われることで糖度の高いみかんになりやすいと言われています。

そして、触った感じが柔らかく、皮のつぶつぶが細かくなめらかなものを選びましょう。また、みかん狩りに行く機会がある場合は、枝の先に垂れ下がったみかんを探しましょう。

枝の先にぶら下がったみかんは、糖分の溜まりやすいみかんであることが多いため、甘いみかんが見つかる可能性が高いです。

4つ目のポイントは、ヘタの色です。みかんが木に付いたままの状態で完熟すると、ヘタの色が黄色やだいだいになってきます。

スーパーなどの店頭で見かけるものは緑色のものが多いですが、なるべく緑が薄く、黄色に近いヘタを持つみかんを選びましょう。

5つ目のポイントは、ヘタの軸です。ヘタの軸は、なるべく細いものを選びましょう。

軸が太いものは、水分が必要以上に含まれることになり、大味のみかんになりやすくなります。

6つ目のポイントは、みかんの形です。一般的には縦に丸いものより、平べったいもののほうが酸味が少なく美味しいと言われています。ただし、「由良早生」という丸くて甘い品種もあります。

最後のポイントは、みかんの重さです。糖分が多く含まれていると重たくなりますので、持ってみて重い感じのものが望ましいです。

これらのポイントに着目し、より甘くて美味しいみかんを見つけましょう。

みかんを甘くする方法がある?

これまでにお伝えした、糖度や7つのポイントを踏まえて、スーパーの店頭で探しても、甘そうなみかんが見つからない…。

そんな場合でも大丈夫です。実は、みかんを甘くする方法があるのです!その方法とは、みかんにダメージを与えることです。

これは、厳密に言えば、「甘さが増している」というよりは「ダメージを回復するためにクエン酸が分解消費されて酸度を下げている」ということになります。

糖度が高くても酸度が高ければ人間は甘く感じられない、ということでしたので、甘く感じられるように酸度を低くしているのですね。

それでは、どのようにダメージを与えるとよいのでしょうか。具体的には、揉んだり転がしたり、もしくはお湯に浸けるなどをして熱を加えることも効果的です。

みかんは温めたものも美味しいので、加熱する方法もオススメですが、温かいみかんが苦手な場合は揉む・転がす・投げる等を試してみましょう。

また、みかんを追熟させるのも効果的です。みかんに限らず、ほとんどの果物は熟していた方が甘いですよね。

りんご、バナナやキウイフルーツなどの果物と一緒にしておきましょう。これらの果物から発生するエチレンガスが、みかんを追熟させてくれるので、みかんの甘さが増します。

まとめ

・糖度が高いみかんが、必ずしも甘いみかんとは限らない

・10%以上の糖度のみかんを選ぶべき

・みかんの見た目などの情報から、より甘いみかんを選ぶことができる

・みかんにダメージを与えたり、追熟させたりすることで、甘いみかんにすることができる

いつも食べているみかんを簡単に甘くすることができるので、ぜひ試してみましょう!みかんの甘さは表示されている糖度の数値がすべてではないのですね。

糖度の数値の他にも、見た目や重さなど様々な情報から甘いみかんを見抜くことができるのです。

また、みかんを買った後でも、ダメージを与えりんごと一緒に置いておくことで、甘いみかんに変えることができるのですね。