タンポポを食べたことはありますか?てんぷらなんかで出てきたのを食べたことがある方がいるかも知れませんね。
その辺の道端にも咲いているので、食べることができるなんてなんか不思議な感じもしますが、実際には食べても全く問題のない植物なんです。
この記事では、タンポポの食べ方や栄養などについてご紹介します。これを読めばタンポポを食材としてもっと楽しめるようになりますよ。
タンポポの栄養
タンポポは道端など、どこでも目にするので雑草のようなイメージを持ってしまっていて、食べることに抵抗があるかもしれません。
ですが実際には、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、カリウム、鉄分を豊富に含む植物で、毒のようなものはなく、普通に食べることができる植物です。
小松菜やほうれんそうなど緑黄色野菜と似たようなものと思えばわかりやすいですね。
驚くべきはその栄養素の高さで、ブロッコリーとの比較では、ビタミンAは1.5倍、カルシウムは4倍、ビタミンKは7.5倍。
ホウレンソウと比較しても、鉄分が2倍、ビタミンB2が3倍という驚きのハイスペック。
実は欧米では普通に香味野菜として扱われていて、サラダにして生で食べられていますし、そもそも日本でも江戸時代なんかでは普通に野菜として食べられていたという歴史があるんです。
タンポポを食べるメリット・効能
そんな栄養満点のタンポポには、江戸時代の書物によると、
「血の巡りを良くする」「便秘を解消」「腫れを治す」「解熱」といった効果が期待できる薬草として紹介されていることからも、タンポポを食べると多くの効能があるんです。
ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、カリウム、鉄分を豊富に含むと言いましたが、それぞれこのような役割があります。
・ビタミンA、B2・・・体の健康全般(肌や免疫、視力などの機能、皮膚、鼻やのどの粘膜に採用し免疫)を向上させる役割があります。
・カルシウム・・・ご存知のとおり骨と歯を作りますが、それだけでなく、血液などの体液や筋肉などにも含まれていて、出血を止めたり神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割を持っています。
・カリウム・・・体内に溜まった余分な水分や老廃物を排出する働きがあるとされています。
・鉄分・・・血中でヘモグロビンを構成し、酸素を運搬する役割があります。
このように、含まれる栄養素はどれも重要なものばかりです。
さらに昔からタンポポには、「胃腸の働きを整える」「母乳の出をよくする」とも入れており、薬草として食べられていたという歴史もあるんですよ。
タンポポの美味しい食べ方
そんな栄養満点なタンポポなら、ぜひおいしくいただきたいですよね。ここではおすすめの食べ方をご紹介します。
タンポポサラダ
まずはタンポポの味をそのまま堪能してみましょう。
そのままでは食べにくい場合は、他の葉物野菜や、ナッツ類なんかと合わせたサラダとしてもいいですね。塩胡椒にかるくオリーブオイルなんかをかけてシンプルに味わってみてください。
タンポポのお浸し
生のタンポポは少し苦味があるので、苦手な方はサッと下茹でしてから食べると苦味はかなり軽減されます。
茹でたあとに水に浸しておくとアク抜きをすることができます。それをゴマなんかといっしょに和えると苦味がなくおいしくいただけますよ。
タンポポの天ぷら
そしてなんといっても定番タンポポ料理は天ぷらです。
葉に薄く衣を付けて揚げると、アクが抜けて美味しくいただけます。衣をつけすぎると食感が損なわれるので、片側につける程度でOKです。
独特の苦味がありますが、これこそが春の味覚といった感じで好きな人にはたまらない味だと思います。
食用に使うたんぽぽの選び方
タンポポには在来種と外来種があります。どちらも食べることはできますが、外来種の方が苦味が強いので、可能な在来種を入手しましょう。
見分け方は、花の下の総苞外片の形が上向きで内側にくっついているものが在来種、大きく逆向きに沿って向きが下になっているのが外来種です。
食用として売られていることがありますが、実は売られているタンポポとその辺に生えてるタンポポはあまり違いがありません。
その辺から取ってきてきたものでも普通に食べることができるんです。
ただ、タンポポそのものは大丈夫でも、公園なんかでは薬品が散布されていることもあるかもしれませんし、お散歩中のわんちゃんの糞尿リスクも考えなければなりません。
できれば、人の入らないような場所で採取した方が安心ですね。
まとめ
・タンポポは普通に食べることができる
・栄養価も非常に高い
・生でも、茹でてても、天ぷらでもいける
・道端のタンポポでもOK、ただし採取の際は衛生面に注意
今回はタンポポの食べ方や食べるメリットなどについてご紹介しました。
普段道端で見かけるタンポポはあまり食用のイメージはありませんが、実は栄養満点なんて知ってしまうと、明日からついつい下を見ながら歩いてしまいそうです。
みなさんも、くれぐれも衛生面には注意しながら春の味覚タンポポを堪能してみてはいかがですか。

