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ピーマンが赤く変色する理由 | 安全性や栄養価・パプリカとの違い

スーパーでよく見かけるピーマンは緑色で、シャキシャキした歯応えと独特の苦味が魅力的な野菜ですよね。

さて、冷蔵庫に入れてあったピーマンが、ある日、赤く変色しているのをみつけたことはありませんか?腐ってしまったのかどうか不安になったり、食べてもいいのか疑問に思ってしまいますよね。

実は緑のピーマンが赤くなるのは普通のことなのです。なぜなら、赤くなったピーマンは、緑のピーマンが完熟した合図だからです。

この記事では、ピーマンが赤くなる理由、赤くなってしまったピーマンは食べられるのか、また栄養の効果やパプリカなどとの違いをご紹介します。

この記事を読み終えると、赤くなったピーマンへのイメージが変わるでしょう。

ピーマンが赤くなる理由

ピーマンが赤くなる理由はなんでしょうか?実は緑のピーマンは未熟な状態なのです。そして、それをそのまま収穫せずにいると赤くなります。

また、冷蔵庫でも追熟し赤くなることがあります。つまり、赤くなったピーマンは、緑のピーマンが完熟した状態なのです。

また、赤以外に黄色やオレンジ色になる場合もありますが、それも熟して色が変わったということです。

もし家庭菜園でピーマンを育てる機会があれば、緑のピーマンをそのまま収穫せずに置いておいてみて下さい。きっと赤く変色するはずです。

ピーマンは赤くなっても食べられる?

赤く色が変わったピーマンは、緑のピーマンが完熟したものなのでもちろん食べられます。実は緑のピーマンに比べ苦味がなく甘くて、柔らかいのでとても美味しいそうです。

ではなぜ、あまり流通していないのでしょうか?一つ目の理由は、赤くなるまで育てるのは手間がかかるためです。

緑ピーマンは開花後約14〜20日後に収穫するのに対し、赤ピーマンは開花後50〜60日後に収穫されるので、出荷まで時間がかかります。

二つ目の理由は、赤くなったピーマンは痛みやすく腐敗しやすいためです。ですので、赤くなったピーマンを食べる際には痛む前に早めに使いましょう。

ピーマンが赤くなった時の栄養効果

赤くなったピーマンは実は緑のピーマンよりも栄養価がアップします。ピーマンに特に多く含まれているビタミンCとβカロテンで比較してみましょう。

日本食品標準成分表によると、緑ピーマン100g当たりのビタミンC含有量は76mgです。一方赤ピーマンのビタミンC含有量は170mgです。

また、βカロテンは緑ピーマン100g当たり400μg、赤ピーマンは940μgの含有量です。

つまり、ビタミンCとβカロテンの含有量は緑ピーマンに比べ、赤ピーマンには2倍以上も含まれているということです。

ビタミンCは、抗酸化作用がありメラニン生成の抑制をしたり、シミ・そばかすを防ぐ効果があり美容に効果的な栄養素です。

またβカロテンは、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持、がんの予防など免疫を強化するのに必要な栄養素です。

栄養効果をより高めるためには緑ピーマンより赤ピーマンの方が良いということになります。

変色したピーマン・赤ピーマン・パプリカの違い

赤く変色したピーマンと赤ピーマン 、パプリカは何が違うのでしょうか。実はこれらはすべて、同じナス科唐辛子属の同じ品種です。

また変色したピーマンは、緑ピーマンが熟した物だとご説明しました。

赤ピーマンなどのいわゆるカラーピーマンは、緑のピーマンを完熟させて出荷したものなので、変色したピーマンと赤ピーマンは同じものだと言えます。

では、ピーマンとパプリカの違いはなんでしょうか?ピーマンは実が小さめで、細長く、実が薄いのに対して、パプリカは実が大きくベル型の形をしており肉厚なのが特徴です。

つまりピーマンとパプリカは形と果肉の厚さで区別しています。また、ピーマンは中央アメリカから南アメリカが原産国なのに対し、パプリカはハンガリーで生産が始まったと言われています。

まとめ

・ピーマンが赤くなるのは、完熟するため

・赤くなったピーマンは苦味がなく柔らかくて美味しい

・赤くなったピーマンは栄養価が高い

・赤くなったピーマンは赤ピーマンやカラーピーマンと同じもの

・ピーマンとパプリカとの違いは形と果肉の厚さ

なぜ、ピーマンが赤く変色するのか?それは、緑だった未熟なピーマンが熟したことによる色の変化です。

完熟した赤ピーマンは栄養が豊富で、苦味がなくおいしいのでぜひ食べ比べてみて下さい。もし冷蔵庫に色が変わったピーマンがあっても驚く必要はないですね。

また、変色したピーマンと赤ピーマンは完熟したピーマンのことなので、同じものです。赤ピーマンはカラーピーマンと呼ばれ、赤のほか、黄色やオレンジ色のものもあります。

これからピーマンを購入する際は、シャキシャキの歯応えで苦味のある緑のピーマンか、栄養価が高く苦味のない赤ピーマンか、またはパプリカなど用途に合わせて選んでみて下さい。