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山芋の食べ過ぎで体に起こることは?1日に食べて良い量や安全な食べ方

「山芋、おいしくて大好き!」って方が、このページを見ているのではないでしょうか?

ただ、食べすぎても大丈夫なの?と気になっている方や、山芋の効果効能を知りたい!という方に是非読んでもらいたいです。

実は、適度に食べればこんなに素晴らしい食材はないという事を読み終えた時、分かって頂けると思います。なぜなら、山芋は食材としてだけでなく、昔から漢方薬としても使用されているからです。

 この記事では、山芋を食べ過ぎると体に起きることや食べ過ぎは太るのか、山芋を食べるメリット、一日当たりの山芋の適切な量、山芋を食べるときに注意することについて紹介していきます。

記事を読み終えると、山芋をもっと積極的に普段の料理に取り入れてみようかなと思うはずです。

山芋を食べ過ぎると体に起きること

山芋が大好きで、毎日食べたいって方も多いのではないでしょうか。私もとろろ芋が大好きで、山芋があれば毎日食べたいぐらいです。

ただ気になるのは食べ過ぎるとどうなるの?ですよね。どんな食材でも、偏って食べるのはよくありませんが、実際に食べすぎたらどうなのかという疑問にお答えします。

・アレルギー症状(かゆみ、蕁麻疹、呼吸困難、下痢、吐き気など)が出る
・アセチルコリンによるアレルギー様症状
・とはいえ、個人差がある

「アレルギー」に関しては、その方の体質もあるので、一概に食べ過ぎた人が全員なるかというと、そうではありません。

ただ、好物で頻繁に食べていたものが、アレルギーに変わるケースもあります。こういうのを、「後天性アレルギー」と言います。

「後天性アレルギー」の予防方法として、同じものを食べ過ぎない、甘いものを食べ過ぎない、ストレスを溜めないようにするという事が重要になってきます。

次に「アセチルコリンによるアレルギー様症状」は、アレルギーとは異なりますが、症状自体は、アレルギーとほぼ同様です。

このアセチルコリンは里芋や自然薯、長芋などの「あく」に多く含まれています。できるだけあくを取り除くようにして、あくを食べないように心がけると良いでしょう。

ただ今述べた事は、個人差があるので、アレルギーをもともと持っている方や、上記の症状に当てはまる方は、アレルギー外来などで一度診察してもらう方がいいでしょう。

山芋を食べ過ぎは太る?

結論、山芋だけでは太りません。

山芋も色々と種類があり、自然薯、長芋、イチョウ芋、大和芋などが主なところであります。100g当たりのカロリーを表示してみました。

・自然薯・・・・   121kcal
・長芋・・・・     65kcal
・イチョウ芋・・・・ 108kcal
・大和芋・・・・   123kcal

ここでは、実際に長芋を例にあげて、検証してみたいと思います。

大きさにより多少は異なりますが、長芋一本あたりの重さを約750gとします。長芋の100g当たりのカロリーが65kcalである為、一本丸ごと食べたとしても、487kcalとなります。

30歳代成人男性の一日摂取カロリーの目安が、2300kcalであると考えると、長芋、4本と半分以上摂取してもいい計算となります。

まあ普段の生活において、山芋を これだけ食べるのは逆に難しいですよね。

でも、山芋といえば、とろろ芋ですよね。私も大好きでよく食べますけど、とろろ芋とご飯だったり、とろろ芋とそばだったり、何かと一緒に食べる事が多いです。

とろろ芋とご飯の組み合わせは、美味しい上にズルズルと食べやすくて、ついあまり噛まずに食べたりしてしまいますね。これが、結果的に食べすぎる原因になります。

噛む回数が減ると、満腹中枢を刺激する前に、ついついお替りをしてしまいます。一緒に食べるご飯の量も増えれば、自ずと摂取カロリーも増えるため、注意したいところです。

よく噛んで食べる事を意識すれば、山芋自体のカロリーは低いため、体重増加にはつながりづらいです。

山芋を食べるメリット

ここまでの話だと、「気を付けて食べないと」と不安に思う方がいらっしゃると思いますが、そんなことよりも、山芋を食べるメリットの方を是非知っていただきたいです。

山芋は古くから漢方薬でも使用されている食材で「山薬」と名前がついています。「山で採れる薬」と名前が付くほどのスーパー食材です。

また別名「山のうなぎ」と言われるほど、栄養価の高い食材でもあります。

「山薬」としての効能は、滋養強壮、止瀉薬(下痢止め)、血糖降下、消化吸収の促進、老化防止、抗酸化作用、免疫能の増強、男性ホルモン増強などがあげられます。

他に、ビタミンB、ビタミンⅭ、鉄分、カリウム、マグネシウム、亜鉛、水溶性食物繊維などの他、ムチン、アミラーゼ、ジアスターゼ等の消化酵素が多く含まれています。

現代人に不足しがちと言われている、ミネラルを多く含む上に、生活習慣病予防に良いとされる、水溶性食物繊維を多く含んでいるのもいいですね。

水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を活性化し腸内を整える効果や、コレステロール値を下げる役割があります。

アミラーゼやジアスターゼは、消化酵素になります。これらは、食物内のデンプンや糖質を分解し消化しやすくします。昔からとろろ麦飯は何杯食べても腹を壊さないと言われています。

消化を良くする事は、消化に使用するエネルギーを抑え、抑えた分のエネルギーを体の修復や免疫の為に使う事が出来ます。

病気の時におかゆなどの消化に良いものを食べるのは、消化に使用するエネルギーを抑え、抑えた分のエネルギーを病気の治癒に回す為だからです。

そういった意味でも、消化酵素を豊富に含む山芋は、現代人にこそ必要な食材だと言えます。

一日当たりの山芋の適切な量

一日どれぐらいを目安に食べると良いのか?

一日に50g食べれば十分に栄養を採る事が出来ます。食べすぎはやはりよくないでしょう。とろろ芋だと、小鉢一杯が100gになるのでそれを目安に食べると良いですね。

漢方薬にも使用されていると言ったように、漢方では陰陽五行説という考え方があります。体のバランスを考え、何が不足し、何が足りているかを考え、薬を調合します。

だから、何か一つを食べ過ぎるというのは、そのバランスを乱す事に繋がる為、適度に食べる事が重要だと言えます。

山芋を食べるときに注意すること

では山芋を食べるときは、どういった事に注意して食べればいいのでしょか?

一つは、最初に言ったアレルギー症状です。疑わしい症状が出た時は、山芋がアレルゲンである可能性もある為、一度受診しはっきりさせておくと良いでしょう。

二つ目には、山芋の消化酵素は熱に弱いという事です。先ほど述べた、アミラーゼやジアスターゼは、熱に弱く、60℃以上の温度で効果が無くなってしまうそうです。

消化器官にとって良い、消化酵素を無駄にしないためにも、生食がおすすめです。とろろ芋や、短冊切りにし、サラダにして食べるなどの食べ方が好ましいでしょう。

三つ目に、とろろで食べる場合は、咀嚼回数に気を付けましょう。食べ過ぎに繋がるので注意です。

まとめ

・アレルギー症状、アレルギー様症状が出る可能性がある。個人差がある。

・山芋を食べるだけで、太る事は難しい

・栄養価が高く、生活習慣病予防をはじめ、様々な効果効能を期待できる

・一日当たり50g~100gを目安に食べると良い。

・山芋を食べるときは、出来るだけ生で食べる

・よく噛んで食べる

山芋を食べるメリット、デメリットで紹介してきましたが、デメリットはほとんどないようです。是非、積極的に日々の食事に取り入れていくと良いですね。

あとはバランスよく食べる事を心がけましょう。