もち米トリビア:洗い方から浸水時間、蒸し方までお教えします!

正しいさつま芋の洗い方・泥の落とし方 | 上手に洗うための3ステップ

スーパーで売っているのは泥の落ちたきれいなさつま芋ばかり。

子どもたちが遠足で掘ってきた土まみれのお芋、持って帰ってきたけどどうやって保存しようか悩んだことはありませんか?

本来さつま芋は泥を落とさずに冷暗所に保存すると長持ちするのですが、家に泥を持ち込みたくないから洗って保存したい。そう思ったらこの記事を読んでみてください。

さつま芋の泥の落とし方、洗い方、上手な保存方法をご紹介します。

さつま芋を洗う前に準備する3つのアイテム

さつま芋は水と寒さに弱いとお伝えしました。

洗った後はすぐに使い切ってしまうのが原則ですが、保存する場合は「メラミンスポンジ」「水気がよく取れる布巾」「新聞紙」を用意しましょう。

正しいさつま芋の洗い方 3ステップ

スーパーで売っているさつま芋はすでに洗い済みなので、手で洗えば十分ですが、土の付いたさつま芋は以下の手順でやさしく洗ってあげましょう。

(1)水につける

洗う前15分ほど水につけることにより、乾いた土を浮かせて落としやすくします。

(2)手で土を払い、水洗い

全体的に土を払い、手で水洗いをします。流水をかけながら、手のひらでさつま芋本体をこすります。このように洗うことで表面を覆う土の大部分をとることができます。

(3)細かいところを洗う

手で取りきれないこびりついた土や、くぼみに入り込んだ土は水に濡らしたメラミンスポンジでやさしくこすります。

一部の土を落としたらスポンジを水で洗い、再度使ってください。消しゴムで文字を消すようにきれいに土がとれます。

また、メラミンスポンジがないときはキッチンペーパーやたわし、あるいはアルミホイルをくしゃくしゃにしたものも、角が溝に入り込んでうまく土を掻きだすことができます。

さつま芋を洗う場合にこれだけは注意してほしいこと

さつま芋を洗う際に注意するのはやはり傷をつけてしまうこと。傷ついてしまいその部分が水に濡れているとそこからどんどん傷んでいきます。

落ちないからとあまりゴシゴシこするのはお勧めできません。また、くぼんでいるところや芽が出ているところは同じように傷が入りやすいので洗う際は注意してください。

結局痛んでしまうことを考えると、出来れば食べる直前に洗うのが一番お勧めですね。

さつま芋を洗った後は常温保存がベスト

洗った後はどのように保存すればよいでしょうか。さつま芋の特徴が分かっていれば簡単、以下の手順で保存してみてください。

(1)しっかり乾燥させる

水濡れしたまま保管するとどんどん痛みが進んでしまいます。それを避けるためにまずは布巾でしっかりと水気を取りましょう。

ここで(2)に進んでも良いのですが、この時点では布巾では皮にしみこんだ水分が取りきれていません。

時間があれば表面が完全に乾燥するまで日当たり、風通しのよい場所に置いて完全に乾燥させてください。

(2)新聞紙に包む

1つずつ新聞紙にくるみます。さつま芋は生きているので、ビニール袋でくるんでしまうと呼吸が出来ません。さつま芋の保存にビニール袋を使うのはやめましょう。

(3)ダンボール箱にしまう

さつま芋は寒さに弱いので、新聞紙を丸めて敷き詰めたダンボール箱に入れます。このときもダンボール箱の代わりに密閉容器を使うのはNGです。

さつま芋が呼吸を出来なくなってしまうので、空気の通りのよい箱を使ってください。

(4)冷暗所に保管する

適切な温度は13~16℃です。あまり温度変化のなく風邪通りのよい廊下や納戸に置いておきましょう。冷蔵庫は冷蔵がマイルドな野菜室でも適正温度よりも冷えるので使用NGです。

また、18℃以上ではさつまいもの芽がでてきてしまいます。ジャガイモと違い芽を食べることは出来ますが芋自体の味が落ちるのでお勧めできません。

さつま芋を調理するうえで押さえたいポイント

洗い方の前に、まずはさつま芋がどんなお芋かを知りましょう。

濃いピンク色から紫色の皮のさつま芋は、スーパーの野菜コーナーでもおなじみですが、意外に私達が特徴を理解していない作物でもあります。

収穫後も熟成し、甘くなる

さつま芋は土から掘り出した後も生きていて、甘く熟成していきます。

収穫直後のさつま芋は実は水分が多くなり味があまり良くないため最低1週間、もしくは2~3ヶ月しっかり熟成させると甘みがましておいしくなります。

水に弱い

野菜コーナーの常連ですが、実はとても水に弱いです。水に触れた後は皮が破れているところから痛んでいきやすい植物です。

少し痛んでいても食べれる

以下のようにさつま芋が痛んでいたら、その場所を取り除けば食べても大丈夫です。

・低温保存による変色
さつま芋は寒さに弱いので、13~16℃よりも低い温度で保存すると黒く変色してきます。

・カビ
ふわふわの綿のようなものはカビです。カビが生えているは水分を取られているので皮がしわしわになって柔らかくなったところを取り除きましょう。

芽に毒がない

ジャガイモと同じお芋ではありますが、さつま芋の芽には毒性なしです。

全体的にベタベタしていたり、皮がしわしわになっている、やわらかい、変なにおいがする場合は痛みが進んでいるので食べることはお勧めできません。

冷凍保存はできない?

使いかけのさつま芋や冷暗所がうまく作れないときは冷凍保存も可能です。生芋でもできますが、低温障害を避けるためできれば加熱後の保存が望ましいです。

生芋で保存

輪切りや角切りにして水に10分ほど水にさらしアク抜きをします。水気をよくふき取りフリーザーバッグに並べて入れて空気をしっかり抜いて冷凍します。

加熱して保存

生芋と同じようにアク抜きをした後、鍋でゆでるか電子レンジで加熱して火を通します。粗熱が取れたら水気を良くふき取り密閉容器やフリーザーバッグに入れ、冷凍します。

まとめ

・さつま芋は本当は土つきのまま保存がよい。

・収穫後も熟成し、甘くなる。

・水に濡れると傷が入ったところからどんどん痛む。

・高温だと発芽、低温にも弱いので13~16℃の涼しい場所で保管すること。

・冷凍保存するなら加熱後がお勧め。

さつまいもはご飯のおかずからスイーツまで幅広く使える甘くておいしい食べ物です。用途に合わせて保存方法を変えておいしく便利に使いたいですね。