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圧力鍋の焦げを簡単に落とす方法|焦げ付きの原因や失敗しない調理法

上手に使いこなせると便利な圧力鍋。カレーやおでん、肉じゃがなど、時間のかかる煮込み料理があっという間に作れて時短料理に大活躍してくれますよね。

しかし、便利な反面、「上手く使いこなせない」という人が多いのも事実。特に「焦げ」に悩む人が多いようです。あなたもこんな経験はありませんか?

✔︎買ったばかりの圧力鍋をいきなり焦がしてしまった!

✔︎レシピ通りに作っているのに焦げてしまう。

✔︎何度やっても毎回焦げる。

✔︎時短のために圧力鍋を買ったのに、焦げを落とす作業の方に時間がかかっている。

✔︎結局使いこなせずに棚の奥にしまい込んだまま。

そんなあなたに今回は、『圧力鍋を焦がした時の対処法・焦げの落とし方』『焦げつく原因と焦げ付かせない調理方法』『焦げつかせないための鍋の使い方とメンテナンス方法』をお伝えします。

この記事を読んで、圧力鍋を使いこなし、時短調理に役立てましょう。

圧力鍋を焦がしてしまった時の対処法・焦げの落とし方

まずは、「今まさに焦がしてしまった!どうしたらいいの?!」という方のために、焦げの落とし方をご紹介します。

圧力鍋の材質は主にステンレス・アルミ・多層式(アルミ+ステンレス)の3種類です。焦げの落とし方は、材質によって異なりますので、まずは取扱説明書を確認しましょう。

このチェックを疎かにしてしまうと、大変なことになりますので、必ず確認してください。

ステンレス製の圧力鍋の焦げの落とし方

まずは、ステンレス製の圧力鍋の焦げの落とし方をご紹介します。2種類の方法がありますので、お好きな方を試してくださいね。

①重曹を使って焦げを落とす

〈〈準備するもの〉〉

・重曹

・スポンジ

(・クリームクレンザー)

〈〈手順〉〉

・鍋に水を3㎝程入れて、焦げを浸します。

・大さじ山盛り1杯の重曹を水に入れて溶かします。

・火を入れて、沸騰してから10分ほど沸かし続けます。

・泡がおさまったら火を止めて、鍋が冷めたらスポンジでこすります。

▲注意▲

この時、泡がモコモコと出てきますので、絶対に蓋はしないでください。

※上記でも落ちない場合は、重曹の粉を直接かけてこすってみてください。クリームクレンザーを付けてこすっても大丈夫です。

②塩素系漂白剤を使って焦げを落とす

〈〈準備するもの〉〉

・塩素系漂白剤 ※酸素系漂白剤ではありません。

・スポンジ

〈〈手順〉〉

・鍋に水を3㎝程入れて、焦げを浸します。

・塩素系漂白剤を適量入れて、軽く混ぜます。

・1時間程放置した後、水で漂白剤を流し、スポンジでこすります。

▲注意▲

必ず換気をしながら行ってください。1時間以上放置すると、鍋を痛めてしまうこともありますので注意してください。

また、ステンレスの種類によっては塩素系漂白剤に弱いものもありますので、必ず取扱説明書を先に確かめてください。

アルミ製の圧力鍋の焦げの落とし方

次に、アルミ製の圧力鍋の焦げの落とし方をご紹介します。こちらも2種類の方法がありますので、お好きな方を試してださいね。

▲注意▲

アルミ製の圧力鍋に重曹を使うと、鍋が黒ずんでしまうので注意してください。

①食器用洗剤+クエン酸を使って焦げを落とす

〈〈準備するもの〉〉

・食器用洗剤

・クエン酸やお酢

・スポンジ

(・クリームクレンザー)

〈〈手順〉〉

・鍋に水を3㎝程入れて、焦げを浸します。

・食器用洗剤とクエン酸やお酢を適量入れます。

・加熱して沸騰しきる前に火を消します

・お湯を捨てて、スポンジでこすります。

②酸素系漂白剤を使って焦げを落とす

〈〈準備するもの〉〉

・酸素系漂白剤 ※塩素系漂白剤ではありません。

・スポンジ

〈〈手順〉〉

・鍋に水を3㎝程入れて、焦げを浸します。

・火を入れて、50℃程のお湯にします。

・酸素系漂白剤を大さじ2杯入れ、よく溶かします。

・30分〜1時間程浸け置きします。

・お湯を捨てて、スポンジでこすります。

多層式(ステンレス+アルミ)の圧力鍋の焦げの落とし方

最後に、多層式の圧力鍋の焦げの落とし方ですが、こちらに関しては製品によって適した落とし方が異なりますので、取扱説明書を確認しましょう。

ただ、実は『ステンレス製・アルミ製・多層式のどのタイプの鍋にも使える万能な方法』がありますので、そちらをご紹介します。

ステンレス製・アルミ製・多層式の圧力鍋の焦げの落とし方

『ステンレス製・アルミ製・多層式のどのタイプの鍋にも使える万能な方法』とは、天日干しで乾燥させてからこそぎ落とす方法です。これは、昔から使われている焦げ落としの方法です。

日向に鍋を長時間置きっぱなしにして、焦げをカラカラに乾燥させた後に木べらでこすると、パリパリ剥がれます。

ただ、この方法は天日干しをして1週間程かかるので、現代ではドライヤーを使って高速で乾かすという裏技もありますよ。

ここまでは圧力鍋の焦げの落とし方をご紹介しました。圧力鍋の材質やその時の鍋の状態にもよりますので、色々な方法を試してみてくださいね。

では次に、そもそも焦げ付かせないための調理方法をご紹介します。

圧力鍋を焦げ付かせる5つの原因と、焦げ付かせないための調理方法

では、圧力鍋が焦げ付いてしまう原因とは一体何なのでしょうか。ここではその原因と、焦げ付かせないための調理方法をご紹介します。圧力鍋が焦げる主な原因としては下記の5つがあげられます。

・水分が少ない

・火力が強すぎる・加熱時間が長すぎる

・とろみのあるものを長時間加熱している・調味料を先に入れてしまっている

・圧力鍋の中で『炒めて』しまっている

・油が足りない・馴染んでいない

では、ひとつずつ詳しくみていきましょう。

水の量が少ないと、いつの間にか鍋の中の水分がなくなり、食材ごと鍋を焦がしてしまいますので注意しましょう。

火力が強すぎる・加熱時間が長すぎる

これは水分とも関係していますが、火力が強過ぎたり加熱時間が長過ぎたりすると、鍋の中の水分がなくなってしまい、焦げ付きの原因になります。

とろみのあるものを長時間加熱してしまっている

焦げ付きやすい料理の代表は、カレー・シチュー・ビーフシチュー・味噌煮など。とろみのある料理は焦げやすいので特に注意しましょう。

調味料を先に入れてしまっている

カレーやシチューのルー・ソース・味噌・醤油は特に焦げやすい調味料です。あなたはこれらの調味料を具材と一緒に入れて圧力をかけてしまっていませんか?

焦がさない対処法としては、肉や野菜に対してだけ圧力をかけ、後から調味料を足し、調味料を入れた後は蓋をせずに定期的に底から混ぜるとよいでしょう。

ちなみに、とろみのあるものは蒸気口を塞いでしまう危険もあります。蒸気口を塞いでしまうと、蒸気の逃げ場がなくなり、中の圧力が異常に高まってしまいます。

最悪、爆発する危険性もありますのでカレーやシチューのルーを入れた後には圧力をかけないようにしましょう。取扱説明書にも『絶対にしないよう』に記載されています。

圧力鍋の中で『炒めて』しまっている

これは特にやってしまいがちですが、あなたはカレーを作る時、肉や野菜を圧力鍋の中で『炒めて』しまっていませんか?

確かに、圧力鍋に付属のレシピにも「鍋に油を熱し、玉ねぎを炒める」などと書いてはいるのですが、炒めると焦げやすくなるのも事実です。

少し面倒ですが、炒めたいものは別のフライパンで炒めてから圧力鍋へ移すようにしましょう。この一手間で全然焦げ付かなくなりますよ。

油が足りない・馴染んでいない

油が足りてなかったり馴染んでいないままだと、焦げ付きの原因になります。余熱状態で油を垂らし、しっかり広げて馴染ませましょう。

ちなみに、圧力鍋の空焚きは厳禁です。鍋底の変形やパッキンを傷めてしまい、蒸気漏れの原因となりますので注意しましょう。

以上、圧力鍋を焦がしてしまう主な原因を5つご紹介しました。思い当たる節はありましたでしょうか。

では最後に、調理以外において圧力鍋が焦げ付かないための使い方とメンテナンス方法をご紹介します。

圧力鍋が焦げ付かないための使い方とメンテナンス方法

あなたはこんなことをしてしまっていませんか?実はこれ、すべてNG行動なんです…。

✔︎カレーを作った後、次の日まで圧力鍋に入れたままにしている。

✔︎調理後、鍋を洗う前に浸け置きをするが、その鍋の中にフォークやナイフ、金属のフライ返しやお玉などを一緒に浸けている。

✔︎焦げを落とすために金属たわしでゴシゴシこすっている。

圧力鍋に料理を入れっぱなしにしない

料理に含まれる水分や塩分などによって鍋を傷めてしまう可能性があります。ですので、残ったものはなるべく早く別の容器に移して、鍋はすぐに洗いましょう。

また、洗った後も水分を残さないように保管しましょう。錆の原因になってしまいます。

圧力鍋を傷つけてしまうような物を入れない・こすらない

浸け置き洗いする際、圧力鍋の中に金属の食器や調理器具などを入れてしまうと、鍋の内部を傷つけてしまいます。

これは圧力鍋に限らず、炊飯器の窯やフライパンでも一緒です。コーティングを剥がしてしまいますので、基本的には何も入れないようにしましょう。

もちろん、金属のたわしやヘラなどでゴシゴシこするのもNGです。

まとめ

・ステンレス製の圧力鍋の焦げには、重曹か塩素系漂白剤が効果的。

・アルミ製の圧力鍋の焦げには、食器用洗剤+クエン酸か塩素系漂白剤が効果的。

・昔ながらの天日干し法はどの材質の圧力鍋の焦げにも効果的。

・水分・火力・加熱時間に注意して調理する。

・調味料は圧力をかけた後に加えるようにし、とろみのあるものに圧力をかけてはいけない。

・炒めたいものは別のフライパンで炒めてから圧力鍋に移すようにする。

・油をしっかり馴染ませる。空焚きはしない。

・圧力鍋に料理を入れっぱなしにしない。残ったものは別の容器に移してすぐ洗う。

・圧力鍋の内部を金属で傷つけないよう大切に扱う。

今回は、『圧力鍋を焦がしてしまった時の簡単な焦げの落とし方』と、『二度と焦がさないようにするための調理方法やメンテナンス方法』をご紹介しました。

今お使いの圧力鍋をピカピカにして、圧力鍋を使いこなしましょう。