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漂白剤で衣類が色落ちする原因は? 修復方法や変色を防ぐ方法を解説

「お気に入りの洋服なのに、汚れちゃった…」と漂白剤を使ってみたら、色落ちしてガッカリ…という経験はありませんか。じつは、漂白剤での色落ちは修復することができるんです。

わたしも、結構衣類が色落ちしてしまって苦い経験をしてきましたが、修復方法と予防方法を知ってからは色落ちで思い悩むことがなくなりました。

この記事では、漂白剤で色落ちする原因、正しい漂白剤の選び方、色落ちした場合の修復方法、色落ちを未然に防ぐ方法をご紹介します。

記事を読み終えれば、あなたも大事な洋服を色あせずに長く着続けることができるようになりますよ。

漂白剤で衣類が色落ちしてしまう原因・正しい漂白剤の選び方

漂白剤で色落ちする原因を説明する前に、まずは漂白剤について理解していきましょう。漂白剤とは、化学的にシミや汚れの元になる色素を分解・脱色する薬剤です。

また、除菌・殺菌にも高い効果を発揮してくれるため、衣類のみならずキッチン・浴室・トイレなどご家庭の様々な場所で使われています。

漂白剤には「塩素系」「還元系」「酸素系」の三種類があります。

① 塩素系漂白剤

塩素系漂白剤の主な用途としては、台所・浴室・トイレの殺菌、黒ずみ除去などに使われています。

洋服の漂白では、白無地の衣類のみに利用することができます。ハイターが代表的です。

② 還元系漂白剤

還元系漂白剤は、二酸化チオ尿素を主な成分とし、鉄分や赤土の汚れに効果を発揮します。

これも白無地の衣類専用で、塩素系漂白剤を一部の樹脂加工品などに使用したことでできた黄ばみや、鉄分の多い水でできた黄ばみを回復する効果があります。ハイドロハイターという商品が代表的です。

③ 酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、先にご紹介した二つよりも漂白する力は弱いです。

しかし、用法を守れば繊維をあまり傷めることなく、汚れやシミの元となる色素自体を落とすことができます。比較的色落ちもしにくいので色柄物にも使うことができますよ。

ワイドハイター、ワイドハイターE X、オキシクリーンなどが代表的です。

漂白剤で衣類が色落ちする原因

漂白剤で色落ちする原因は、主に以下のような場合が考えられます。

・酸素系漂白剤の原液が衣類に付いてしまった場合

・酸素系漂白剤に長時間つけ置きしてしまった場合

・塩素系漂白剤が白無地の衣類以外に付いてしまった場合

・色落ちしやすい衣類に漂白剤を使った場合

酸素系漂白剤で注意すべきことは二点あります。

一つは、原液が衣類につかないようにお湯または水に溶かした状態で使用することです。酸素系漂白剤が色柄物にも使えると言っても、原液の濃度では色落ちしてしまいます。

もう一つは、長時間つけ置きしないことです。たとえ、つけ置きしても取れない頑固な汚れがあったとしても長時間つけ置きしてしまっては衣類全体の色落ちを招いてしまいます。

塩素系漂白剤はそもそも白無地の衣類専用ですので、それ以外には使わないことが推奨されますが、漂白剤が跳ねて服にかかってしまったりすると色落ちしてしまいます。

キッチンハイターのようなキッチン用漂白剤、浴室用の漂白剤など衣類以外の漂白をする場合も、衣類に付かないようにエプロンをつけたり、汚れても大丈夫な服装を着て十分に注意しましょう。

色落ちしやすい衣類を見分けるポイントは下記の通りです。

濃色の衣類

淡い色に比べて染料の量が多いため色落ちしやすいです。特に濃色は注意してください。

色落ちしやすい衣類

綿・麻・シルクなどは色落ちしやすいです。ただし、綿60%ポリエステル40%など混紡の場合は色落ちしにくい場合が多いため、衣類のタグを確認しておきましょう。

皮・合皮やジーンズ

かなり色落ちしやすいので取り扱いには注意が必要です。

漂白剤で衣類が色落ちした場合の修復方法

「誤って漂白剤が服に付いてしまった」「漂白剤を使ったら色がくすんでしまった」という場合に、衣類を元の状態に修復する方法はあるのでしょうか。

実は、完全に同じ色や柄に戻す方法は残念ながらありません。今の状態の衣類と全く同じ色の染料は見つけることも困難だからです。

ですが、近い状態まで修復する方法はいくつかありますのでご紹介します。

染色ペン

染料を油性マジックのようにしたもので、ペンで色落ちした箇所を塗ることで修復を図ります。

塗る面積が狭いこと、ペンの色が衣類とマッチしていることの二つの条件が揃えばとても簡単に修復できます。

耐水性のインクを使用しているものもあるので、洗濯したらまた色落ちしたなんて悲しいことも起きにくいですね。

インターネットで「染料ペン」で検索すると色々探せます。1本300円前後ですので、万が一のために必要そうな色は購入しておくのも良いかもしれません。

クリーニング店に頼む

一部のクリーニング店では、色落ちや退色を直してくれるところもあります。状態にもよりますが、大体五千円〜数万円程度と結構な金額がかかるので、使い所を考える必要はあります。

でも、お気に入りの洋服が色落ちしてしまった場合などは、やはりプロの手にお任せするのが一番です。

仕上がりが自分でやるのと全然違いますから。いつものクリーニング屋さんで対応してもらえるか、調べておくといざというとき役に立つかもしれませんよ。

油性ペン

応急処置として、油性ペンで塗り潰してしまうのも手です。ただ、違和感はあるのでよく見るとバッチリわかってしまうのであくまで緊急措置として頭の隅に入れておいていただけれればと思います。

染料で染める

実は、ご家庭で服を染めることもできるんですね。染料が販売されているので、購入してご自宅で染め直すことができます。

全体的に色落ちしてしまった単色の衣類なら、ちょうど良い染料があれば試してみるのも良いでしょう。

漂白剤の衣類の色落ちを防ぐ方法

「思わぬ形で衣類が色落ちしてしまった」という可能性が一番高いのは、色落ちしやすいかどうかわからないまま漂白してしまうことです。

洋服のタグを確認して酸素系の漂白剤を使えると思ったら、色落ちしてしまったなんてことにならないよう、初めて洗う衣類や色の濃い衣類は、はじめに色落ちテストをしましょう。

色落ちテスト

①白いタオル、または綿棒などに漂白剤をつける

②衣類の目立たない部分を集中的に①のタオルで軽く叩く

③タオルに色が移っているか確認する

色が移っていれば、漂白剤で色落ちするということになります。きちんと確認して大事な衣類が「一回しか着ていないのに色落ちしてしまった」ということがないようにしましょう。

その他にも色落ちを防ぐ方法がありますのでご紹介します。

手洗いする

色落ちが心配な衣類は、手洗いすることですすぎや脱水の時間を調整して色落ちを防ぐこともできます。その際注意することは、熱めのお湯を使用しないことです。

酸素系漂白剤は温度が40℃を超えると高い効果を発揮するため色が落ちやすくなってしまいます。必ず40℃以下のぬるめのお湯もしくは水で手洗いしましょう。

洗濯ネットに入れる

色落ちしやすい衣類は、擦れることで色落ちしやすくなります。洗濯ネットに入れることで擦れることが少なくなり、色落ちしにくくしてくれます。

また、洗濯ネットに入れる際は衣類を裏返しにしておくとより表面が擦れることが減るため効果的ですよ。大事な衣類はしっかり色落ちを防いで気持ちよく着ていたいですね。

まとめ

・漂白剤は「塩素系」「還元系」「酸素系」の三種類。それぞれ特徴と用途が異なる。

・色落ちしてしまった場合、元の状態にはできないが、近い状態にすることは可能。

・色落ちテスト、手洗いする、洗濯ネットに入れるなどして、できるだけ、色落ちを未然に防ぐように気を付ける。

今回は、漂白剤で衣類が色落ちする原因と対処法、予防法をお伝えしました。大事な衣類が色落ちしてしまった場合も、完全ではありませんが修復することも可能ですので、ぜひ試してみてくださいね。

せっかく一所懸命に選んだ大事な洋服ですから、色あせないようにしっかり扱ってあげましょう。