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コートに生えたカビの対策 | 自宅で出来るの除去方法と再発防止策

寒い冬が終わり、暖かくなってくると、そろそろコートともお別れの季節。

最近はコートもお手頃なものが増えてきましたが、まだまだトップスやボトムスに比べると値がはるアイテムですよね。

特にデザインや素材、着心地が良く気に入っているものや、奮発して購入を決めたコート等は末永く愛用したいものです。

また来年もお気に入りのコートを着る為には、絶対にカビなんて生やしたくないですね!

カビが生えてしまうと取り除けたとしてもその後もダメージが残り、生地が薄くなって穴が空きやすくなったり、色落ちで変色したりってことにもつながります。

この記事では、大切なコートにカビが生える原因や対処方法、クリーニングに出すポイント、カビが生えるのを防ぐ方法と湿気対策を知ることが出来ます。

コートにカビが生える原因

はじめに、コートにカビが生える原因についてです。カビは微生物の一種で、空気中に常に存在します。

増殖方法は植物と同じで、付着したものに根(菌糸)を張り、発芽して胞子を実らせて、その後胞子が舞い、また別の場所に付着するということを繰り返していきます。

知れば知るほど、嫌な存在ですね。温度・湿度・栄養源・酸素の4つが一定の条件で揃えば、次々と増殖してしまいます。

■ 温度 カビが発生しやすい温度:20℃~30℃

■ 湿度 カビが発生しやすい湿度:70%~95%

■ 栄養源(カビのエサ)

垢・フケ・皮脂やタンパク質・炭水化物・アミノ酸・脂肪などと、特に糖分を好む。洋服についたホコリや汚れは、カビが発生する栄養源となる。

■ 酸素 カビの呼吸・発酵に必要

洋服を保管するクローゼットや押し入れは、空気がこもりがちで高温多湿になりやすい場所です。また、水回りや日常的に使う部屋とくらべると掃除する頻度も低く、ホコリも溜まりがちです。

カビにとっては最高の環境となっています。この様に、4つの条件が揃うとコートにカビが発生してしまいます。

補足になりますが、カビは基本的に素材を選ばずにどこにでも生えます。なので、どんな素材のコートにも生えます。特に、動物繊維が使われているコートは要注意です。

革製やウール・シルクは栄養源の「たんぱく質」「炭水化物」が豊富な素材となります。コットンなどの自然素材もカビが生えやすい素材です。

お手入れも手軽で、肌馴染みもよいコットンですが、汗や皮脂が生地に吸収しやすいためです。

保管する際にはきちんと洗濯して、また、動物繊維で出来ているものはドライクリーニングに出して保管しましょう。

コートにカビが生えたときの対処方法(自宅の場合)

それでは、もしコートにカビが生えた時の場合を想定して、お話をすすめます。最もいい方法はクリーニング店に持ち込みクリーニングのプロにお任せすることです。

洗い方を間違えると、せっかくのお気に入りのアウターの縮みや、型崩れ、色落ちなどをさせてしまう可能性があります。

時間や費用を節約しようとして選択した結果、余計に時間や費用をかけてしまうことにもなりかねません。何よりもお気に入りのアウターを台無しにしてしまうのは、とても悲しいですよね。

クリーニング店に持ち込むことが一番いい方法ということはわかっているけど、忙しくてクリーニング店にいくのが少し先になるので応急処置がしたい!!という場合もあると思います。

ここからは自宅でもできる対処方法を、カビのタイプ別で説明していきます。

白カビの場合

白カビは比較的簡単にとることが出来るものなので、一度トライしてみてもいいかと思います。もしやってみてもダメな場合は、迷わずクリーニング店に持ち込みましょう。

用意するもの

・エタノール消毒剤(アルコール度数70%~80%のものがおすすめ)

・洋服用ブラシや衣料用粘着テープ

・タオル、布・マスク

カビへの殺菌力を高く発揮するのが70%のものとなります。スプレータイプが使いやすくて便利です。カビにエタノールが浸透するとカビ(微生物)の細胞膜が破壊され殺菌・消毒されます。

  1. 洋服用ブラシや衣類用粘着テープで、カビが生えている部分とその周りのホコリや汚れを取り、きれいにします。
  2. コートのカビ部分をめがけてエタノールを吹きかけます。
  3. 15分程放置し、繊維の奥まで殺菌効果を浸透させます。
  4. 15分程経ったら、乾いた布やタオルで軽くエタノールをふき取ります。
  5. エタノールをふき取った後はベランダなどの屋外で日の光で殺菌を行います。

日の光には紫外線が含まれているので、コートへの紫外線殺菌と日のあたたかさで熱殺菌、プラス乾燥を行うことができ、しっかり殺菌できます。

お手入れした日があまり天候の良くない場合は布団乾燥機やドライヤーでも代用できます。

また、カビ取りする場合、カビを吸い込まないようにマスクの着用と、十分な換気をしながら行ってください。

黒カビの場合

白カビを落とす方法をやってみたけど、まだカビが残っている場合は黒カビの可能性があります。エタノールで殺菌はできても、カビの色素をなくすことはできません。

その際は「衣料用酸素系漂白剤」を使って落としてみましょう。ここで大切なポイントがあります。

それは「酸素性漂白剤」をつかってのカビ取りは洗濯機で洗えるコートが対象ということころです。洗えないコートの場合は、残念ですが、クリーニング店へ持ち込みましょう。

また、50℃程度の高温漂白液に漬け込みますので、50℃のお湯で洗える素材にのみ有効です。50℃以上で洗えて洗濯機で洗えるコートは下記手順で是非やってみてください。

用意するもの

・酸素系漂白剤

・付け置き用の容器

・ビニール手袋

  1. 容器の中で漂白液を作る。(50℃程のお湯1ℓに対して漂白剤を10g程度)
  2. 漂白液の中にカビが生えた部分を付け置きして、液がぬるくなるのを待つ。
  3. ビニール手袋を装着し、優しく揉み洗い。
  4. 揉み洗いが終わったら、洗濯機でコートをすすぎ洗い。
  5. 洗濯後は白カビの時と同様、屋外でしっかりと干して乾かす。

漂白剤を多く入れすぎてしまうと変色する可能性があるので注意が必要です!

黒カビ取りをする際には、大切なコートのためにも注意点を確認しながら行ってください。不安な場合はクリーニング店へ持ち込む方が安全です。

コートにカビが生えてクリーニングに出すときのポイント

カビが生えたコートをクリーニングに出す際にはポイントがあり、カビによってはクリーニング方法が変わるということです。

白カビ

白カビはまで生命力が弱いもので、自宅でのクリーニングでも比較的落としやすいものとなります。クリーニングに出す際にも一般的な「ドライクリーニング」のお願いで問題ありません。

黒カビ

黒カビは白カビと比べると強い生命力があり、一度発生する根っこを除去するのが難しいものとなります。

クリーニングに出す際には、白カビ同様「ドライクリーニング」+「シミ抜き」を追加でお願いをしてください。

お店によっては、カビ取りの技術が高いクリーニング店もありますので一度ネットで調べて、そちらに持ち込むというのもオススメです。

コートのカビを取り除くのにあると便利なグッズ

《カビ取り準備》  洋服ブラシ、衣料用粘着テープ

《カビ落とし》   歯ブラシ、お家にあるタオルや布、洗面器

《カビからの防護》 マスク、ビニール手袋

コートにカビが生えるのを防ぐ方法・湿気対策

カビの発生原因や、発生してしまったカビの除去方法や紹介させていただきました。ここからは、コートにカビを生やさないための方法と湿気対策をお伝えしていきます。

ビニールは外して保管する

コートをクリーニングに出すと、お店でビニールをかけて返却してくれますが、そのまま保管すると湿気がこもり、カビが発生する原因になります。ビニールは外してクローゼットへ保管します。

定期的に日光に当てる

クローゼットへ1年間保管し続けるとクローゼットに湿気や、ホコリがたまりカビの繁殖を手助けしてしまいます。

定期的にクローゼットから出して日の光を当てて、除菌・乾燥をおこないましょう!

汚れたらすぐに処置

この記事でもお伝えしたエタノール消毒剤を、コートが活躍する冬の期間も肌に直接触れて、汗をかきやすい首回りなどにはスプレーして、休日の天気が良い日は天日干ししておきます。

また、カビの栄養源となる垢、ホコリなどは帰宅したら都度、洋服ブラシではらい落とします。クローゼットで長期保管する前には、クリーニングしてから。

湿気対策

湿気対策としては、もう何年も着用していないなと思うコートは、廃棄やフリマアプリで販売して断捨離を行いましょう。

クローゼット内の服同士を詰めすぎないようにし、風通しをよくしてみたり、クローゼットの扉を定期的に開けて、湿気をこもらせないなど工夫してみましょう!

まとめ

・コートにカビが生える条件は温度・湿度・栄養源・酸素の4つ。

・コートにカビが生えた時の最善な方法は、クリーニング店に持ち込みクリーニングのプロにお任せする。

・コートにカビが生えた時、クリーニングに出す時には、カビによってはクリーニング方法が変わる。

・コートにカビが生えるのを防ぐ方法は、「ビニールは外して保管する」「定期的に日光に当てる」「汚れたらすぐに処置」を行う。

・コートにカビが生えるのを防ぐ湿気対策は、クローゼット内の服同士を詰めないで、風通しを良くする。

基本は予防を心掛け、こまめに風通しや湿気対策をおこなってカビを生やさない工夫を。

万が一、生えてしまった場合は気づいたときに応急処置を行い、最終的には専門のクリーニング店へ相談するのが良いです。

大切なコートを末永く着られるように、上手に対策を行ってくださいね。