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人参は生で食べるとメリットや効果は高い?加熱した場合とも比較

人参と言えば、どこのスーパーへ行っても必ずと言っていいほど見かける、野菜の代表格。お手ごろな価格で栄養素もたっぷり!煮ておいしい、焼いておいしい、そして生で食べてもおいしいですよね。

食感が固い人参は、特に生で食べる時はスティックやすりおろしが多いのではないでしょうか。

しかし、生で食べたときと熱を加えて食べた時で何がどう違うのか、どのようにして食べれば栄養を効率よく取り込めるのか、など疑問点がいくつか浮かぶかと思います。

この記事では、人参を生で食べた場合のメリット・デメリット、加熱した時との違いをわかりやすくご紹介し、皆様の疑問を解決していきます!

人参の生で食べるときメリットと健康効果

人参を生で食べると実は多くの健康効果やメリットがあります。大きく3つに分けて紹介していきます。

人参の栄養素をありのままの姿で

加熱を加えない、生の人参を食べるということはすなわち、流出や変質がないありのままの人参の栄養素を摂取できるということです。

生であれば、水で洗い皮を剥いて切るという工程で済むので、栄養素が逃げてしまっているかも!?と心配する隙もありませんね。

オレンジ色の魔力

生で食べても栄養たっぷり、さらに鮮やかな色でテーブルを彩る姿はまさに主婦の強い味方。

茹でる、焼くという作業に手が回らないとき、食事に色が足りないと思ったとき、茶色いものばかりになってしまったが子供には野菜を取らせたいとき…などなど、こういう場面、よくありますよね?

そんなとき、人参を細切りにしてレタスと混ぜたり、スティックにしてマヨネーズと出せば、あら不思議!食卓に光が差します。

1点でも明るい色があると、周りの料理もよりおいしく見えたりしますよね。

固いは健康の味方

生で食べる人参って本当に固いですよね。実際、私は虫歯があるので人参スティックを食べるのにも一苦労…。

しかし、人間にとって咀嚼すること、は実はとっても大事。噛むことで唾液が分泌され、消化を助けたり、虫歯を防ぐことにもつながります。

また、たくさん咀嚼し、脳神経を刺激することで、老化防止にも効果があるのです。ゆっくり何度も噛んで食べれば、肥満予防にも繋がりますよ。

では次に、健康効果はどうでしょうか?調べてみると驚くほどたくさんの栄養素が見つかりました。以下でご紹介します。

栄養素の玉手箱!これぞ人参の真の力

人参には人間の体にとって嬉しい栄養素がたくさん!まずは人参の栄養素の代表格、「βカロテン」。人参一本につきなんと平均約8600㎍(マイクログラム)のカロテンが含まれているのです。

これは、同じ緑黄色野菜のカボチャの倍以上の含有量です。カロテンは小腸で吸収される際にビタミンAへと変換され、身体に作用していきます。

このビタミンAはビタミンC、Eと並び美容のビタミンと呼ばれていることから、アンチエイジング、お肌の維持などに力を発揮します。

ほかにも、視力の維持、粘膜の健康維持、そして現在、最も必要とされている免疫力の保護や強化にも効果が表れているのです。

さらに、このβカロテンともう一つ、人参に含まれている「αカロテン」という栄養素には発がん抑制効果が強くみられているのです。

つまり抗がん作用があるということ。人参は食べる抗がん剤と呼ばれるほど、野菜の中では頭一つ抜けてがんを抑える力が強いのです。

いつも何気なく食べている人参にこんなにも健康効果があったなんて、驚きですね。

人参の生で食べるときのデメリットは何がある?

それでは、人参の生食にはどんなデメリットがあるのでしょうか。見てみましょう。

ビタミンCを破壊する!?酵素、アスコルビナーゼ

冒頭でも紹介したように、生人参には、一緒の食事で摂取した食べ物に含まれるビタミンCを破壊してしまう「アスコルビナーゼ」という成分を含んでいます。

せっかく摂取したビタミンC。できるだけ多く吸収したいですよね。

それでも生人参が食べたい!というときは、生人参のみを食べるか、破壊予防として酢などの酸が多く含まれているものと一緒に食べましょう。

酵素の働きを緩和してくれるので、そのまま食べるよりも破壊されるビタミンCの量が減少します。

ただしすりおろしには注意が必要。酵素の働きが活性化してしまい、破壊されるビタミンの量が増えてしまいます。

おいしい生人参ですが、食べ方を工夫して栄養同士を殺し合わせないように気をつけましょう。

にんじんは生と加熱、どっちで食べるのがいいの?

ここまで人参の生食についてのメリットやデメリットを紹介してきましたが「それで結局、生で食べるのと熱を加えて食べるの、どっちがいいの?」と思われているのではないでしょうか。

比較してみたところ、加熱食のほうが効率よく栄養を摂取できることがわかりました。ただこの加熱方法にもいくつか注意点があります。

以下では人参の栄養素を最大限摂取できる加熱方法について紹介します。

人参の栄養素を油で絞りだそう!効率の良い摂取方法

生人参を食べるメリットで紹介したように、人参を生で食べることで流出や変質をせずに栄養素を摂取することができます。加熱してしまうと、流出や変質は避けられません。

しかし、人参は油を使って炒めたり揚げたりすると、栄養素の吸収率がグッとあがります。

これは、人参に含まれるβカロテンが「脂溶性ビタミン」と言われる、水に溶けにくく油に溶けやすい性質だからです。

油を使って加熱すれば壊れてしまう栄養素もありますが、βカロテンを最大限効率よく摂取できるのは嬉しい点ですね。

注意するべきなのは、茹でると栄養素が水に溶けだしてしまうというところ。「そんなこと言われても温野菜が食べたい!」という方、いらっしゃると思います。

そんなときは、蒸して食べると栄養素が逃げない状態で温野菜を楽しむことができます。レンジでチンするのも、一つの方法ですよ。

まとめ

・人参は生食することで流出や変質することのない栄養素を摂取できる

・カロテン含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス!食べる抗がん剤とも呼ばれ、免疫力の保護や強化にも効果アリ

・生人参を食べると一緒に食べた他の食材に含まれるビタミンCを破壊してしまうため、生で食べる時は人参のみを食べるか、酸を多く含むものと食べる

・カロテンは水に溶けにくく油に溶けやすい性質を持つため、炒めたり揚げたりして食べると栄養素の吸収率を上げることができる

・煮ると栄養素が逃げてしまうので注意

実は、人参は皮にも栄養が詰まっているので、皮ごと油で調理すると、人参が持っている力すべてを引きだすことができます。

とはいえ、人参の皮に抵抗がある方も多くいらっしゃると思います。まずは自分に合った食べ方で人参を食べて、免疫力を上げ、流行り病に打ち勝ちましょう。