友達や家族とテーマパークに遊びに行った時に必ず言われる恐ろしい言葉『次ジェットコースター乗ろう!』
いやいや、苦手な人にとっては怖いし、楽しくないし、乗って体調を崩すなんてことになったらまさに地獄。でも自分1人だけ乗らないなんて空気を壊してしまいそうで出来ないし、今まで仕方なく我慢してジェットコースターに乗っていた方も少なくないと思います。
ジェットコースターは大の苦手という方も多いですよね。なんてったって、高い建物を見るだけでもめまいがするほどの高所恐怖症。何度、ジェットコースターから落ちる夢を見てうなされた事か…。
しかし、せっかくテーマパークに行ったなら最初から最後まで楽しみたい!どうにかして少しでもジェットコースターを楽しむことはできないだろうか…。そう考えて調べてみたところ、意外に簡単なことで意識を変えられることがわかりました。
皆さんもこの記事を読めば、ジェットコースター嫌いを克服できるかもしれません…!
目次
みんなの、ジェットコースターが嫌いな理由は?
『ジェットコースター大好き!3回続けて乗っちゃった!』周りにはこんな子もいるのに、なぜ私たちがジェットコースターになぜこんなにも苦手意識をもっているのかを考えてみました。
まず圧倒的に嫌なのが『浮遊感』です。好きな人からしたらあの浮遊感がたまらないのでしょうが…。体の自由がきかない状態で空中に投げ出されてしまうような不安感と、内臓が飛び出してくるのではないかというほどの不快感。
そして、1番嫌なのは具合が悪くなることですよね!ジェットコースターに乗る前から不安で心臓はバクバク、乗っている時は浮遊感に襲われどんどんスピードが出るにつれて怖すぎて気絶なんてしたら大変!
気絶して、みんなに心配されてその後はずっと救護室でお世話になるのかしら…なんて良くない想像ばかり膨らみます。
ジェットコースターの不愉快な『ふわっ』の原因は何?
あの、体がふわ~んと浮き上がる気持ち悪い浮遊感はどうやら『マイナスG』という重力が関係しているんです。マイナスG? なんじゃそりゃって感じですよね。
ジェットコースターに乗っている間は、体は固定されていますよね。しかし、落下していく体内の内臓たちは進行方向に対して無重力状態になっています。急降下することで体の内臓が浮こうとしてしまうことで、あの浮遊感は生まれます。
『内臓が飛び出そう』という表現はある意味あっているかもしれません。何だか難しいですが、この感覚の事を『エアタイム』いいます。なんだか浮遊感よりエアタイムの方が響きがかっこいいですよね。
怖すぎて気絶しちゃったらどうしよう!
エアタイム(早速使っていきます)どころか、気絶なんてしたら一大事です。私は今のところ経験はありませんが、どうやらジェットコースターで気絶してしまう人も中には一定数います。
日本でトップクラスの速さのジェットコースターともなると、体が受ける重力はとても大きくその大き過ぎる重力を受けることによって体内の血液が下がって脳に十分な血液が届かなくなってしまいます。
もちろん、全員がそういった状態になるわけではありませんし、こういう人は必ず気絶しちゃう!なんて決まっているわけでもありませんが、普段から貧血気味なひとや低血圧な人はこの状態になってしまいます。
ジェットコースターを楽しんで乗るには?
でもやっぱりわたし、ジェットコースターを楽しんでみたい!浮遊感に負けたくない!そう思った方に朗報です。なるべく浮遊感を感じずにジェットコースターに乗れる方法3つの方法があります!
1.目を閉じない
怖いとつい目をぎゅっとつむってしまいますよね。実はこれは逆効果。行き先が見えない恐怖感は乗り物酔いを引き起こす原因になってしまいます。最初は怖いですが、勇気を出して目を開きましょう…!ドライアイには気を付けて!
2.なるべく後ろの席に座らない
車でも、後ろの席に座った時の方が気分が悪くなったりしませんか?ジェットコースターも同じで、乗る場所が後ろであればあるほど先ほど出てきた『マイナスG』の影響を大きく受けてしまいます。
3.鼻から息を吐く
我々の最大の敵である『浮遊感』を少しでも軽くするのに大切なのが呼吸法!おなかに力を入れて鼻から少しずつ空気を吐きます。急降下の前、登っている時に実践すると効果があります。
まとめ
少し難しい言葉も出てきてしまいましたが、まとめると、
①ジェットコースターに乗るときの最大の敵は浮遊感
➁浮遊感の最大の原因は『重力』
③普段から貧血、低血圧の人は注意
④なるべく目を開けて前の方の席に座り、ゆっくり鼻から息を吐く
これが、わたしたちがジェットコースターが怖い理由とその対処法です。もちろん、その日の体調によってはこの4点をわかっていても具合が悪くなることはありますし、どうしても怖くて無理!なんて時は断る勇気も必要なときもあります。
今までジェットコースターが怖くて乗れなかったけど、克服したい、乗ってみたい!と思った方は、無理せず、この記事を参考に是非楽しんでみてください。気が付いたら、ジェットコースターが大好きになってるかもしれませんよ!