寒天が固まらない原因は?誰でもできる対処法、やり直し方法を解説

食物繊維が豊富でヘルシーで、変幻自在に形すがたを変える、よくお菓子づくりで多く登場する食べもの、それは…「寒天」!

寒天は、子どもからお年寄りまで、みんなが食べやすい素敵な食べ物なわけですが、本日は寒天づくりをされている方に意外と多い「寒天固まらない問題」に注目。

寒天づくりに対するレスキュー内容をお伝えしていきます。固まってない状態から、ふと、「やり直せるのか?」と疑問に思う方は多いと思います。大丈夫です。やり直せます!

寒天が固まらない時の対処法

まず、対処法として「再加熱」をすることです。寒天は再加熱をすれば液体に戻るのでもう一度火にかけます。

しかし、火にかける際に忘れずにしていただきたいことがあります。もし果物などをいれていたら、それらを一旦取り出すことです。

取り出したら、弱火〜中火くらいで、時々かき混ぜながら、沸騰してから2分間以上加熱(85〜95度)し、そのあとに一旦取り出したものを戻します。

そうすると、のちにきちんと固まってくれます。

寒天が固まらない原因

それは、ずばり寒天が「完全に溶け切っていない」からです。また、果物について、なぜ火にかける前に取り出す必要があるのかお話ししたいと思います。

実は、寒天は果物などに多く含まれる「酸」に弱いとされています。特にレモン汁、梅、酢などは酸が大変強いので、固まる力は一気に弱まってしまうんです。

もし酸が強いものを入れたければ、注意すべき点は入れる「タイミング」です!寒天がしっかり溶け切ったあとに、粗熱を取った状態で入れるようにすると良いです。

逆にゆるくつくりたい場合は、あえて酸の強いものをいれたりすることもしばしば。

寒天はかたく固まると「ザクザク」とした食感になりますが、ゆるく作れば、フルーチェや杏仁豆腐など「プルプル」な食感を楽しめるというわけです。

少し工程が手間かもしれませんが、これらの対処をしておくと、きちんと固まってくれます!

寒天はどれくらいの時間で固まる?

ずばり「温度」によります。寒天は通常、35〜40度ほどで固まるので、正しい分量であれば季節にもよりますが常温でも1時間程度で固まります。

また冷蔵庫で固める場合は、粗熱をとってから30分程度で大体固まります。

いずれも大きさや量によって差が出てきますが、時間を短縮したい場合は冷水で濡らしたタオルを敷いて冷蔵庫で冷やすとスピードアップとなるそうです。おためしあれ!

寒天を使う時のコツ・ポイント

なんどもお伝えしますが「タイミング」です!きちんと寒天液を加熱し、溶かしきること、これに尽きます。

また果物ジュースなど酸の強い「液体」を加えたい場合。その場合は、寒天をしっかり溶かしたあと、一気に加えるのはNGです!

火にかけながら加えるか、加える液体を温めてから寒天液に投入すると良いですよ。

寒天とゼラチンの違い

意外と知らない「寒天」と「ゼラチン」の違い。ゼラチンは、動物性タンパク質の一種「コラーゲン」を主成分とする凝固剤。

弾力性と粘性が強く、口触りはとても柔らかく「プルン」とした仕上がりになります。泡を保有する性質もあるので、ムースやマシュマロなどのふわふわした食感を出すために使用されることもあります。

融点が低く、口の中で溶けてしまうのが特徴です。

一方寒天といえば、海藻の粘液質を主成分とする植物性の凝固剤です。そもそもゼラチンとは主成分が動物性と植物性で全く違うというわけです。

ここで、筆者の「ゼラチン」vs「寒天」体験談をひとつご紹介。

ー10代半、思春期の心に決めた「ダイエット」。つるっとした食感が気に入り、しかも低カロリーな(と思い込んでいた)ゼリー食品に目をつけました。

当時流行っていた、一食置き換えダイエットに挑戦したんです。

朝昼は普通に食事し、夕食をダイエットドリンク等に置き換えるというものだったんですが、ダイエットドリンクは当時安いものではなかったし、何か手頃で代わりになりそうなものはないか?

と探したときに、冷蔵庫の中に光る、透明なビジュアルのモノ、、見るからにカロリーが低そうな食べ物を発見したんです。

そして、ソレをもとにわたしの一食置き換えダイエットが始まりました。「プルプル」「ツルツル」としていておまけに中に入っているのはフルーツ!

カロリーといえばフルーツのカロリーくらい?!と毎日意気揚々と食べ続けたんですね。そして二週間くらい経った頃でしょうか。

最初は「夕食はいらない!ダイエットする!」と彩られた食卓を目の前に決意を固め、一食置き換えダイエットを頑張っていました。

なのに。ある日母親から、「あんた、そんなに『ゼリー』食べてたら太るわよ」と言われたんです。

「え?でもほとんどカロリーなんてないでしょ」とわたし。「なに言ってんの。砂糖食べてるようなもんじゃない。」と母親。「・・・・。」

衝撃でした。どおりで増えこそしない体重ですが、一向に落ちる気配がなかったんです。

そうです。もうお分かりですね?わたしが毎日健気に迷いなく信じて食べてきたものは『ゼラチン質のゼリー』だったわけです。

そこからは反省の日々です。ゼラチンは砂糖を使用していない原料の状態でも、100gで343kcalもあるそうです。

白米ごはん100gのカロリーが168kcalなので、ゼラチンのカロリーの高さは一目瞭然ですね。ゼラチンがダメなら何ならいいのか?と調べた結果、『寒天』にいき着きました。

そこから母親に寒天をつくってもらうようにお願いし(固まらないことはなかったのか?笑)、夕食の前に寒天を食べ、その後普通に食事をとるようにしました。

これが、結構すぐお腹がいっぱいになるので、結果食事制限につながりました。(のちに「キャベツダイエット」とかも出てきましたね。あれと同じ考え方です。)

結果2ヶ月くらいで1〜2キロは落ちた記憶があります。まず、お通じが良くなりましたね。いいですか?ダイエットに良いのは「寒天」です。

まとめ

長々と体験談を失礼しました。ここまで読んでくださりどうもありがとうございます。おさらいです。

・寒天が固まらず困ってしまったときは、もう一度加熱してしっかりと寒天を溶け切らし、フルーツなどの酸の強いものを入れるときは入れるタイミングに注意。

・そして「寒天」と「ゼラチン」の違いにはよく注意すること。

それでは、とびきり美味しい「寒天」をお楽しみください!