加湿器の水垢やピンク汚れの正体は?汚れを落とす方法や便利グッズ

加湿器は乾燥する季節の必需品という方も多いと思います。

感染症などのウイルス対策や肌の乾燥対策など、人それぞれ目的は違いますが、水を入れてスイッチを押すだけで手軽に加湿ができるのは、とても便利ですよね。

使っている加湿器をよく見てみると、白いカスやピンク色の汚れがついていて、これは何なのか気になったことはありませんか?

今回は、その汚れの正体とお手入れ方法について解説していきます。

加湿器の水垢やピンク汚れの正体

加湿器によく付着している白いカスやピンク汚れの正体は一体何なのでしょうか?

白いカスの正体は水垢です。一方、ピンク色の汚れの正体はなんと、菌とバクテリアなのです!

加湿器をきちんとお手入れしないと、菌を空気中にばらまいていることになる、ということを聞いたことがありませんか?つまり、ピンク色の汚れの正体が原因だったのです。

菌が付着しやすいと聞くと「じゃあ使うのをやめようかな」と考える方もいると思いますが、菌が付着する原因は必ずあります。

次で原因について詳しく解説します。

加湿器の水垢やピンク汚れの原因って何?

初めに、菌について解説します。ピンク汚れの菌は「セラチア菌」と呼ばれています。水回りならどこにでもいる常在菌で、湿度があるところで繁殖しやすいです。

次に、バクテリアについて解説します。ピンク汚れのバクテリアは、「ロドトルラ」と呼ばれています。

浴室にも加湿器と同じようなピンク汚れがあるのを見たことがありませんか?

そこが、ロドトルラが増殖しているところなのです。皮脂や垢を栄養源として、早いスピードで増殖していきます。これらが、汚れの正体だったのです。

加湿器の水垢やピンク汚れには100円ショップでも買えるアレが効果的!

では、水垢やピンク汚れが発生した場合、どのように掃除をしたらいいのでしょうか?それぞれの汚れに効果的なものを2つ紹介します。

①水垢

水垢には「クエン酸」がおすすめです。水垢はアルカリ性なので、酸に弱いです。水30Lに対し、クエン酸30gを溶かした水にトレーやタンクなどを30分ほどつけておきます。

その後、水で洗い流して乾かして完了です。気になるところは、ブラシなどで洗ってもいいですね。

②ピンク汚れ

ピンク汚れには「重曹」がおすすめです。鍋に、水1Lに対し60gの重曹を加え、火にかけて沸騰させます。

沸騰したら火を止めて、触れる温度まで冷まします。そして、トレーやパーツを30分ほどつけておき、水でよく洗い流して乾かして完了です。

こちらもすすぐ前に、気になるところはブラシなどで洗いましょう。

カビはアルカリ性に弱いため、重曹水を沸騰させてアルカリ性を強めると重曹の入ったお湯につけて掃除するよりも、よりカビを落とすことに効果があります。

クエン酸や重曹は、ホームセンターや100円ショップにも販売しているので、手軽に購入することができます。

加湿器の水垢やピンク汚れは体に影響はある?そのまま放置すると?

セラチア菌は、健康な人にとっては害を及ぼすものではないです。

しかし、アレルギー体質の人や、免疫力が低下している状態だと、感染症を引き起こす可能性があるため、注意が必要となります。

バクテリアのロドトルラに毒性はないので、健康に害を及ぼすものではないです。

セラチア菌やロドトルラは直ちに健康に害を及ぼすものではないということですが、ピンク汚れが発生している加湿器は、菌が繁殖しやすい環境です。

これらをそのまま放置していると、黒カビの発生原因となります。黒カビが発生した加湿器をそのままにしておくと、それを空気にまき散らすということになります。

これが、加湿器をこまめにお手入れしたほうがいい理由になります。

カビを吸い込むと喘息を引き起こしてしまうなど、呼吸器官に影響が出てしまう可能性があるので、ピンク汚れを見つけたらすぐに掃除をしましょう!

また、白いカスの水垢は、水道水に含まれるミネラルが固着したものです。。これは臭いやカビのエサとなる原因となるので、こちらも見つけたら掃除をしましょう。

忙しい日々が続いていても、加湿器のお手入れはできれば週1回行うようにしましょう。

加湿器の水垢やピンク汚れを防ぐ方法

セラチア菌やロドトルラは、湿度がある場所で繁殖しやすいです。繁殖させないためには、乾燥させることで汚れを防ぐことができます。

使用しない時間帯があるときは、タンク内や本体の水を捨てて乾燥させましょう。また、前日などに残っているタンク内の水をそのまま再度使用することはやめましょう。

温まった水の中では、菌が増殖している可能性があります。汚れを防ぐためには、とにかく乾かすことが一番大切です。

それだけで、汚れをある程度防ぐことが可能となります。それでも汚れやすいときは、先ほど紹介したクエン酸や重曹を使った掃除を週1回取り入れるといいでしょう。

簡単にできる加湿器の普段のお手入れ方法3つ

加湿器の簡単なお手入れ方法をご紹介します。

①タンクの水は毎日交換する

②交換する時にはタンクに水を入れて、しっかりと振って汚れを落とします。

③傷がつかないように、布巾布などで全体を拭く

超音波式、気化式、スチーム式、ハイブリッド式など、さまざまなタイプがありますが、基本はこのお手入れ方法です。

メーカーのホームページにも、だいたいこのようなお手入れ方法が書かれています。

しかし、機種などによって異なる場合があるので、詳しいことは取扱説明書をご覧くださいね。

まとめ

・加湿器の白いカスは水垢、ピンク汚れは菌とバクテリア

・菌は「セラチア菌」、バクテリアは「ロドトルラ」と呼ばれるもので、健康な人へ直ちに害を及ぼすものではないが、黒カビが生えやすくなるので注意!

・水垢にはクエン酸、ピンク汚れには重曹で対処する

・毎日タンクの水を振り洗いしてから交換、全体を拭くだけでもOK!

・とにかく乾燥させることが大切!

今回は加湿器の汚れについて解説してきました。加湿器は使用頻度が多いけど、お手入れを後回しにしてしまいがちですよね。

使用頻度が多いほど、水垢やピンク汚れは付着しやすいものです。毎日の簡単なお手入れと、週1回の掃除で加湿器をきれいにし、快適に生活しましょう。