日本の食卓の彩りに欠かせない、ネギ。
鍋やみそ汁、薬味など付け合わせもおいしいですが、そのまま素焼きにしてもおいしい野菜ですね。
栄養素もたっぷりで体にも良いイメージですが、食べ過ぎると体に異変が起きてしまうことはご存じでしょうか?
こちらの記事では、ネギを食べ過ぎ注意な理由とおすすめの食べ方をご紹介していきます。
目次
ネギの食べ過ぎによるデメリット
まず、ネギに含まれる代表的な栄養素は、こちらです
ビタミンC
言わずと知れた有名栄養素であるビタミンC。美容やストレスにも効果があり、なるべく意識的に取りたい栄養素ですね。主にネギの白い部分に多く含まれます。
ビタミンA(βカロテン)
抗酸化作用があり、老化を防ぐ効果、皮膚や粘膜などの健康保ってくれる作用があります。主にネギの葉っぱの部分に多く含まれます。
カリウム
体内の塩分や水分を調整する効果があるカリウム。むくみ防止に効果があり、ネギの白い部分・葉っぱの部分どちらにも含まれています。
アリシン
ネギのにおいや辛味のもとになっているのがこのアリシン。玉ねぎやニンニクなどにも多く含まれる辛み成分です。ネギの魅力である香りの他、身体に良い効果もたくさんあります。
- 疲労回復効果
- 血行促進効果
- 強力な殺菌効果
- エネルギー・代謝促進効果
- 抗酸化効果
これだけでもかなり体に良い要素が多いので、積極的に摂取したいですね!
ネギは風邪に良いと昔からよく言われますが、免疫・殺菌効果もあり完璧です。しかし、ネギが食べ過ぎ注意といわれる理由も、実はこの「アリシン」が原因なのです。
辛み成分でもあり、殺菌効果が強力であるため、食べ過ぎると胃腸の不調を引き起こすことがあります。
ネギの食べ過ぎによって体に起こること
それでは、ネギを食べ過ぎることにより体に起こることを具体的に見ていきましょう。主に起こる不調は、下記の3つです。
- 胃腸の調子が悪くなる
- 頭痛が起こる
- 口臭や体臭がきつくなる
胃腸の調子が悪くなる
アリシンはとても刺激の強い栄養素です。辛味もそうですが、殺菌効果が強力なため、胃腸が荒れてしまうことがあります。
胃腸の弱い方や、小さいお子様は特に注意したい要素ですね。
頭痛が起こる
アリシンには、血行促進効果もあります。血管を拡張する作用があり、血行の流れが良くなるため、血栓を予防したり、冷え性の改善にも効果があります。
ただ、摂取しすぎると、血管の拡張により神経を圧迫してしまうため、この時に頭痛がおきることがありますので要注意です。
口臭や体臭がきつくなる
ニンニクなどもそうですが、におい成分が強く、代謝が遅いため、食べた後もにおいが残りやすいです。人と会う時など、口臭を気を付けたいときには食べ過ぎ注意です。
以上、主にこれらの症状が起きることが多いです。
ただ、アリシンは熱に弱いため、加熱すると含有量が減ります。食べ過ぎを防止するためには、加熱してから食べると良いですね。
また、アリシンは水溶性ですので、水にさらしてから食べると辛みが軽減されます。ただ、ビタミンCなど他にも水溶性の栄養素がありますので、あまり水につけすぎると他の栄養素も流れてしまいますので要注意です。
βカロテンなど脂溶性の栄養素も含まれていますので、加熱する際には油で炒めるのもおすすめです。
一日に食べて良いネギの量
一言で言うと、決められた具体的な制限量はありません。ただ、過剰摂取により先ほどの症状が引き起こされることがあるのは確実です。つまり、個人差がある、ということですね。
「ネギは風邪に効果がある」と昔からいわれていることからもわかりますが、かなりの万能野菜として漢方に用いられてきました。漢方薬ということは、定められた量がありますので、過剰摂取はやはり厳禁です。
胃腸の弱さ、血管の調子なども人それぞれで異なりますので、自分の体調と相談しながら食べるようにしてください。
先ほども述べたように、もし不安な方は加熱してから食べることをお勧めします。
おすすめのネギの食べ方
そうはいってもやはり好きな人にはたまらないネギ!食べ過ぎには注意しつつ、おいしく効果的に摂取するおすすめの方法をご紹介します。
少量ならやっぱり生!
おそばやそうめんなど、薬味としては欠かせません。
キュウリやキャベツのように生でバリバリとネギを食べる人はあまり多くはないと思いますので、生で食べるなら付け合わせ程度がおすすめです。
細切りにしてネギサラダもおいしいですが、その場合は水にさらしてからにしましょう。
油で炒める
脂溶性のβカロテンなども効果的に摂取できます。筆者おすすめメニューは「ネギとベーコンのオリーブオイル炒め」です。
乱切りにしたネギとベーコンをオリーブオイル・塩コショウで炒めるだけでお酒にもご飯にも合う絶品おかずになります。
スープにする
日本人の心、お味噌汁の定番具材ですね!その他にも、
- お味噌汁
- 中華スープ
- コンソメスープ
など、何に入れてもおいしいです。ちなみに、どのパターンにおいてもワカメとの相性ばっちりですよ。
アリシンもですが、ビタミンCなど水溶性の栄養素も逃さず食べることができますので、健康にも良いですね!
ネギダレにして常備保存する
焼肉、サラダ、炒め物など、何にかけて食べてもおいしいネギダレ。タレにすると、あまり大量には摂取しないと思いますし、おいしさもプラスして一石二鳥ですね!
細かくしっかり刻むことにより、食べやすくもなります。ここで、筆者が常備しているネギダレの作り方をご紹介します。
*ネギダレ
<材料>
- ネギ 一本分
- ごま油 60ml
- 塩 10ml
- 鶏ガラスープの素 5ml (あればでOK、なくてもOK)
<作り方>
- ネギを細かく刻む。
- ごま油、塩、鶏がらスープの素をよく混ぜる
- ネギと合わせてよく混ぜて、保存容器に入れる※ネギを刻むときには、フードプロセッサーを使うと楽です。
これが常備されているだけで、食事の準備が楽になりますし、ちょっと付け合わせやつまみを作りたいときにも便利です。
まとめ
- ネギは栄養素がてんこもりの万能野菜!
- 食べ過ぎると腹痛・頭痛の原因になる
- 熱してから食べると不調予防になる
- おいしい食べ方もてんこもり!
食べ過ぎさえしなければ、身体にも良いおいしい野菜です!自分の体と相談しながら、調子に合わせて注意して食べましょう!

