チョコをやめられないの本当の理由 ・心理| 病気の可能性や対処法を解説

「チョコレートが大好きでついつい食べ過ぎてしまう…」と困っている方は多いのではないでしょうか。

ダイエット中なのに我慢できないという方や、妊娠中や授乳中なのに食べたくなってしまうという方も少なくはないでしょう。

対処法とポイントさえ押さえておけば、大好きなチョコを断つことなく、これからも問題なく食べることができます。

チョコをやめられないのには原因があるのです。その原因と食べ過ぎてしまう際の対処法、気を付けるべきポイントを5つご紹介します。

原因と対処法を知ることで、もやもやした気持ちや罪悪感を払いのけ、これからも大好きなチョコレートと付き合っていきましょう。

チョコをやめられない理由・心理

チョコを食べると、幸福感や高揚感、安心感を得られ、不安やストレスを抑えてくれる効果があります。

なぜなら、チョコを食べると「幸せホルモン」と呼ばれる“セロトニン”や“エンドルフィン“が、体内や脳内で分泌されるから。

しかしこれらは持続しないため、不足していくことによりイライラしたりやる気が低下してしまいます。そしてまた欲するようになりチョコを食べたくなるという悪循環を引き起こすのです。

嬉しい効果のあるホルモンですが、幸福感を味わうとまた欲してしまう、怖い一面があったんですね。

ダイエット中や、妊娠中・授乳中などの方が、“食べ過ぎてはいけない”と抑制していて、余計に食べたい思いが強くなってしまう、いわゆるカリギュラ効果もあるでしょう。

チョコをやめられないのは病気によるもの?

セロトニンやエンドルフィンなどの幸せホルモンにより、チョコレートを欲してしまうことがわかりましたが、これ以外にも原因があります。

「砂糖依存症」や「カフェイン中毒」といった言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

「砂糖依存症」は、甘いものを食べ過ぎることで血糖値が上昇し、それを抑えようと今度は血糖値を下げ過ぎてしまい低血糖になることで、また甘いものを欲してしまうこと。

中には、常に近くに甘いものがないと落ち着かない、甘いものの事ばかり考えて暇さえあれば甘いものを食べてしまうなど、生活に支障をきたすほど深刻な症状になることも。

「カフェイン中毒」は、カフェインの過剰摂取により、頭痛や胃痛、貧血などの体調不良になったり、興奮状態になり落ち着かなくなる症状のこと。

最悪の場合死に至ることもあり、過去にニュースでも取り上げられています。また、カフェインを摂らないと集中できない、疲れが取れないと感じるようになることも。

コーヒーやエナジードリンクに大量に入っているカフェインですが、実はチョコレートにも含まれており、ダイエットチョコレートとも言われる、カカオの含有率が高いチョコほどカフェインも多く含まれます。

このように、チョコに含まれる砂糖やカフェインを摂り過ぎることで、依存状態になってしまうことも、チョコがやめられない原因に挙げられます。

チョコの食べ過ぎることによって体に起こる影響

カフェインが体に合わない方や、カフェインを控えている妊娠中・授乳中の方、ダイエット中や持病があり糖質を控えている方は、チョコの食べ過ぎに注意が必要です。

先にお話ししたように、高カカオチョコの場合、カフェインにより頭痛や不眠、カフェイン中毒になる可能性があります。

ミルクチョコなどの甘いチョコの場合は、糖質・脂質により肥満の原因に。糖質は低血糖、糖尿病などの原因になります。また、砂糖の過剰摂取は、うつ病や冷え性、骨粗しょう症などにつながることも分かっています。

チョコの種類によってその影響が異なりますが、どちらにしても食べ過ぎると悪い影響が起こることに変わりありません。

チョコをやめられないときの対処法

他のものに替える

ガムやナッツなど他のものに替えてみましょう。

ガムは他の食べ物と比べてカロリーが低いですが、甘味もあり噛むことで満腹感も感じられます。

ナッツはマグネシウムが豊富で栄養価が高く、食感もあるので満足感が得られます。カロリーや脂質が高めなので食べ過ぎには注意。また塩分の摂り過ぎにならないよう無塩のナッツを選びましょう。

歯磨きをする

チョコレートに限らずですが、「止まらない、食べ過ぎちゃう…」と感じたら歯磨きをしてみましょう。

歯磨き粉のさわやかな味や香りによって食欲を抑えられます。また、せっかく歯磨きをしたのにその後に食べることはあまりしたくないですよね。

食べたい気持ちを忘れるために、運動をするのなどの気分転換もいいですが、一番手っ取り早い気分転換は歯磨きではないでしょうか。

チョコを食べるときのポイント

糖分ひかえめのチョコを選ぶ

カカオの含有率が70%以上の高カカオチョコレートは、糖分が控えめです。ダイエットチョコレートとも呼ばれるとおり、カカオの含有率が上がると基本的に糖分は低くなります。

甘さよりもカカオを味わうタイプのチョコレートを試してみると、「こっちのほうが好きかも!」と意外な出会いになる場合があるかもしれません。

ただしカフェインを控えている人は食べ過ぎに注意が必要。

食べ過ぎない

市販の板チョコ1枚は大体50g。カロリーは280kcalほど。厚労省が定める基準によると1日の間食で摂取するカロリーは200kcalが適量。

板チョコだと半分~2/3程度が適量と言えます。もちろん他の物も食べる場合は減らす必要があります。

また、カフェインはミルクチョコ1枚でコーヒー1杯の1/6程度。高カカオチョコだと1枚でコーヒー1杯と同じくらいのカフェインが含まれます。

ながら食べをしない

テレビや雑誌を見ながら、スマホをチェックしながらなど、ついつい気軽につまめるチョコに手が伸びてしまいますが、意識が他へ向いたまま食べてしまうと、せっかく食べていても満足感が得られません。

満足できないといつまでも食べたい気持ちが止まらないので気を付けましょう。

まとめ

  • チョコを食べると分泌される「幸せホルモン」は持続しない。
  • チョコがやめられない原因は「砂糖依存症」や「カフェイン中毒」が考えられる。
  • チョコを食べ過ぎると体調不良や病気になることがある。
  • やめられないときは他のものに替えたり、歯磨きをしてみる。
  • 糖分控えめを選び、適量を食べて、ながら食べはしない。

チョコに含まれるカカオポリフェノールは、抗酸化作用により老化防止や、動脈硬化・糖尿病などを防ぐ効果もあり、ここ数年注目度が上がっています。

適度に食べる分には問題ないですが、食べ過ぎると悪い影響が起きてしまうのは事実。原因と対処法を意識し、自分に合ったチョコレートとの付き合い方をしましょう。