豚汁の日持ちはどれくらい?長持ちする保存方法、腐った時の特徴も解説

豚汁を作り、予想以上に量が多くできてしまったそこのあなた。豚汁に使う材料は人それぞれですが、人参やジャガイモなどたくさんの具材が入っているので1日では食べきれない量を一気に作ってしまいがちですよね。

そこでどうしたら日持ちするのか知りたいですよね。実は、豚汁は豚肉が使われているので、わりとすぐに状態が悪くなってしまいがちです。

保存方法を間違ってしまうと、1日も経たずに腐ってしまうことがあります。せっかく作ったのに腐ってしまったら悲しいですよね。この記事を読むと、豚汁を長持ちさせる方法がわかります!

冷蔵庫・常温の保存方法、日持ちさせるための裏技、保存する際の注意点など紹介していきます。

豚汁の日持ちは冷蔵庫が保存に向いてる?

どんな暑い季節でも、状態を良く保存できるのはやはり冷蔵庫です。冷蔵庫で保存するといっても、季節によっては保存できる期間が異なってきます。夏場は3日、冬場は5日を目安に保存しましょう。

ただし、保存期間にかかわらず異変がないか自分自身で確認することを忘れに行ってください。

特に気温や湿度が高い夏場は冷蔵庫に入れていても痛むスピードは早いので、作ったらすぐに食べるように心がけてくださいね。

冷蔵庫に入れていることに安心して、1週間入れっぱなしにはしないように注意しましょう!

豚汁の鍋が冷蔵庫に入らなくても場合の日持ち・長期保存方法

冷蔵庫に保存したいけど、鍋が大きくて入らない。と困っている方もいらっしゃいますよね。冬場は2〜3日持ちますが夏場は1日持てば良い方です。

では夏場で冷蔵庫に入れられない豚汁は諦めるべきなのでしょうか。冬場の室温は大体18〜20℃ということから、夏場も部屋を冬場と同じ室温にしたら解決します。

しかし、クーラー代がかかってしまうことが懸念されますので、夏場はやはり冷蔵庫で保存できたら安心ですね。

鍋がそのまま冷蔵庫に入らない場合、手間はかかりますがタッパーに小分けにして保存するのも手です。

冬場の常温で保存するときの注意点として、暖房で部屋が温まっている可能性があるのでできるだけ暖房のついていない部屋で保存するようにしましょう。

豚汁を日持ちさせるおすすめ保存方法3つ

冷蔵庫で保存する際でも、保存方法と一手間加えることで保存の日持ちがだいぶ良くなります。では、どのような工夫があるのか紹介していきます。

①なるべく空気に触れないように蓋をして冷蔵保存する

作ったら蓋をそのまま開けっぱなしにせず、盛り付けをしたらすぐに蓋をします。なぜ開けっぱなしにしたらまずいのかと言いますと、空気にふれると酸化してしまうからです。

酸化が進むと、食品は腐りやすくなってしまいますので他の食品でも注意しましょう。

②作り終わったらすぐに冷ます

作り終わって温かいままコンロに置いておくと、どんどん状態が悪くなってしまいます。

本当は作り終わって盛り付けした後、鍋をそのまま雪の中に突っ込んで冷やすことが理想です。それくらい急速に豚汁は劣化しやすいので、すぐに冷まして置いたほうが良いのです。

そんなことは現実的ではないので、作り終わったらすぐにコンロから離し、できるだけ涼しい場所で冷めることを待ちましょう。

だからといって、十分冷めないうちに冷蔵機に入れてしまうと、冷蔵庫の中の他のものも悪くなってしまいますので注意しましょう。

③仕上げに生姜を使用する

生姜には殺菌効果があり、豚汁を作る仕上げに生姜を入れるだけで少しだけ日持ちが良くなります。また、生姜は香りづけにもぴったりな調味料ですので殺菌しつつ美味しさもUPするので一石二鳥ですね。

これらの保存方法の他にもこんにゃくなどの腐りやすい具材を入れないようにする。などちょっとした工夫で豚汁の日持ちが長くなる方法はたくさんあります。

今紹介した保存方法は基本的で簡単にできますので、是非みなさんも参考にしてみてくださいね。

豚汁を保存する際の注意点!

注意点① 冷蔵保存でも、しっかり火を通してから食べましょう。

いくら冷蔵保存とはいえ、十分に加熱されていないと菌が消滅しません。

一度作って冷蔵保存したものは、菌が残っている可能性がありますので食べるときは75度以上で1分以上加熱することをおすすめします。

注意点② 冷凍保存する人は豚汁の具材に注意!

作りすぎた際に、冷凍保存する方もいらっしゃると思います。その際に、豚汁の中にこんにゃくと豆腐が入っていないか確認してください。

こんにゃくや豆腐などの冷凍に向いていない具材を入れてしまうと食感が変わってしまったり、水っぽくなってしまったりする場合があります。

豚汁が腐った時の見た目の変化やにおい

豚汁が腐ると下記のような見た目の変化やにおいが出てくるので注意してください。

  • 酸っぱい匂いがする
  • 具材がねばねばする
  • 白い膜がはる
  • 糸を引く
  • 野菜などが溶ける
  • カビが生える

これらの状態になってからは火を通しても元の状態に戻ることは無いので、絶対に食べないことをおすすめします。

見た目が普通でも食べてみたら酸っぱい、苦い、ということもあるので直ちに吐き出し、捨てましょう。それ以外で、少しでも違和感を感じたら食べないことをおすすめします。

豚汁は普通の汁物よりも腐りやすい理由としては豚肉が入っていることにあります。

肉が入っていると圧倒的に腐りやすくなり、特に豚肉にはウエルシュ菌という食中毒を引き起こしやすい菌が存在するので非常に危険です。

まとめ

豚汁を日持させる方法として

  • なるべく空気に触れないように蓋をして保存する。
  • 作り終わったらすぐに冷まして、冷蔵保存する。
  • 生姜を入れる。

これらの方法をすると、確実に豚汁の日持ちは良くなります。やはり常温ではなかなか保存しておくのは厳しいので、小分けにしてタッパーに入れて冷蔵もしくは冷凍保存することをおすすめします。

いくら冷蔵庫で保管しているとはいえ部屋の湿度や気温によって保存できる期間は変わってきますので、食べるときに少しでも違和感があれば食べることを諦め、捨ててしまいましょう。

作りすぎてしまった場合は、美味しいうちにできるだけ早く食べ終わるようにしましょうね。