リンスをしないとどうなる?効果やメリット・デメリット、注意点を解説

髪の毛の表面をコーティングして、手触りやまとまりを良くしてくれるリンス。毎日なんとなく付けてさっと洗い流している人も多いのでは?

使い方を間違えると逆効果になることもあります!そこで今回はリンスの効果と正しい使い方について紹介していきます。早速今日から実践してサラサラのツヤ髪になっていきましょう!

 

リンスをしないとどうなる?リンスの気になる効果

シャンプーで洗った髪はキューティクルが開いた状態になっています。リンスをしないとかなりダメージを受けやすく、枝毛やパサつきの原因に。

リンスは油分で髪の表面をコーティングしてくれるので、外部からの刺激から守ってくれてツヤのある指通りの良い仕上がりに。ドライヤーの熱からも守ってくれるのでパサつきも抑えてくれます。

また、乾燥も抑えてくれるので静電気の防止にも効果的。髪同士の摩擦を防ぐことが出来るのでダメージも減ります。

リンスのメリット・デメリット

リンスのメリット

本文)シャンプーした直後の髪はキューティクルが開いてしまっているので素の状態になっています。きしんでしまっている髪をそのままにしておくと髪の内部まで乾燥してしまいパサつきや髪の広がりの原因となってしまいます。

リンスの油分でキューティクルの表面を覆ってあげることで水分の蒸発を防ぐことができ、まとまりやすくツヤのある髪にしていってくれます。

また、リンスで髪表面も滑らかになり髪も絡みにくくなってくれるので、指通りのよいサラサラ髪へ。ドライヤーの熱や紫外線からも守ってくれるので綺麗な髪をキープするための強い味方になってくれるのです。

リンスのデメリット

リンスには界面活性剤が含まれているものが多く、髪を滑らかにしてまとまりやすく見た目もよくしてくれますが、頭皮に付いてしまうと頭皮環境に悪影響を与えてしまいます。

リンスを髪に付けるときは頭皮に付かないように注意しましょう。また、リンスは髪の内部には浸透してくれないので、パーマやカラーを繰り返しているダメージヘアにはあまり効果を感じられないこともあります。

その場合は髪の内部に浸透し修復してくれるトリートメントと併用するのもおすすめ。トリートメントの上にリンスを重ね付けすることで膜ができ、すすいだ時にトリートメントの成分が流れにくくなってくれるのです。

リンスを使う時の注意点とは

リンスをたくさん付けた方がツヤツヤになる気がするかもしれませんが、たくさん付けても効果に差はありません。付けすぎたことにより、頭皮付いてしまうと頭皮トラブルの原因にもなってしまいます。

大事なのは自分の髪の長さや量に合わせて適量を使用すること。適量が分からなければ少量ずつ付けて足りなければ追加していくようにした方が良いでしょう。

リンスは頭皮やあまり乾燥していない根本部分の髪ではなく、一番乾燥しやすい毛先を中心に付けましょう。上から下へ優しくなじませていきリンスの油分を表面にキープできるようにします。

ベタベタつけるのではなく髪の毛一本一本をきちんとコーティングしていくイメージで丁寧になじませていきましょう。実はリンスに含まれているコーティング剤は頭皮にも膜を作ってしまいます。

膜に覆われてしまった毛穴が詰まって悪化するとニキビなどの頭皮トラブルが起こってしまうこともあります。また、頭皮に付いてしまったリンスを洗い流すためにゴシゴシと洗ってしまうのも頭皮への負担にもなります。

さらにリンスの汚れが毛穴に溜まってしまうと血行も悪くなり頭皮環境がどんどん悪化してしまうこともあるので、育毛に影響が出てきてしまうことも。

それでは綺麗な髪は生えてきません。髪の為に使ったリンスが逆効果になってしまうのです。リンスは髪のみに付ける!このことを意識して使うようにしてください。

リンスは髪の表面だけを保護するためのアイテムなので、長時間放置しても内部には浸透はしてくれません。放置することでリンスが頭皮や肌に流れてしまった場合、肌トラブルの原因になってしまいます。

頭皮には付かないように付けたら全体的になじませてすぐに洗い流すようにしましょう。リンスは少し髪に残っていた方が効果があると聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。

リンスの洗い残しがあると臭いやべたつきの原因になってしまいますので、ぬめりが無くなるまできちんとすすいであげることも大事なポイントです。

リンスの効果的な使い方

シャンプーで洗ったことにより素の状態になってしまった髪のキューティクルの保護をリンスはしてくれるので、乾燥しやすい毛先を重点的に付けること。

その時に髪の余分な水分をタオルなどで軽く取ってあげてから付けるとよりなじませやすくなります。ひと手間かけるだけで効果に差が出るので是非やってみてください。

また、頭皮の毛穴からは皮脂が分泌されているので、なにもしなくても自然と潤いを保つことが出来ています。その為、頭皮付近にリンスを付ける必要はなく、むしろ毛穴詰まりの原因になりますのでやめてください。

頭皮のターンオーバーが崩れるとふけが大量に発生してしまうこともあります。リンスは浸透させる必要もないので、放置時間も不要です。髪に馴染ませたらすぐに洗い流して髪の毛だけをケアするように心掛けていきましょう。

まとめ

  • シャンプーで洗ったら、余計な水分は取ってからリンスを付ける
  • リンスは一番乾燥しやすい毛先を中心につけること
  • 頭皮や肌に付かないように注意する
  • なじませたらすぐにぬめりが無くなるまできちんと丁寧に洗い流す

リンスは髪になじませるだけで効果を発揮してくれます。放置時間も不要なので簡単に髪の毛にツヤを与え、静電気も抑えてくれるとても便利なアイテムです。

ですが、間違えた使い方をしてしまうと臭いや頭皮トラブルが発生してしまうこともあるので要注意です!現在はノンシリコンや無添加のものなど、色々なリンスがありますので自分の髪に合っているものを選ぶのも楽しいですね。

正しく使ってツヤツヤのサラサラ髪をキープ出来るようにしていきましょう!