サーモン漬けの日持ちはいつまで?長持ちさせる為の3つの注意点!

サーモンは好きですか?スーパーでお得に購入できるときは少し買い過ぎてしまうこともないでしょうか。お刺身で食べるのはいいのですが、量が多くて余らしてしまったり、安くてついたくさん買ってしまった。そんなことはありませんか?

そんなとき生だとすぐに腐ってしまい、せっかく買ったのに無駄にしてしまいがちですが、”漬け”にすることで生より日持ちし無駄にすることが格段にさがります。

でも、日持ちするといってもどれくらいの期間持つのか?効果はあるのか?この記事をよむことで、サーモン漬けの日持ちその効果、簡単なレシピまで一挙に知ることができます。

サーモン漬けにするメリット・効果

そもそも、なぜ生の状態だと腐りやすいのでしょう? それは、もともと食品(生き物)には微生物がついています。その微生物はあたたかい温度になると食品の中で繫殖してしまいます。

その結果たべ物が腐るのです。生魚は水分が多い分、微生物の動きが活発になりより腐りやすくなり食中毒の原因にもなります。

しかし、漬けにするとサーモンから水分が抜け調味料が入ることで、水分量が減り微生物の繫殖力が抑えられ生の状態より腐りにくくなります

塩漬けや砂糖漬けに見られる浸透圧の効果と同じですが、これらより水分量はあるので、保存期間はそこまでありませんが、生の状態より伸びます。

魚ではないのですが、郷土料理でじゃここうこうというなすびの古漬けと雑魚を醬油で辛く煮出した保存食として有名な佃煮もあったりします。

サーモン漬けの日持ちはいつまで

サーモンの日持ちはいつまでなのでしょうか?しっかりと漬け込んだものでれば冷蔵保存で2~3日ほど持ちます。冷凍保存にすれば倍の日数の保存が可能ではあります。

刺身盛りで売られていたサーモンの余りで作ったものに関しては翌日中に食べきることをすすめます。生より日持ちはしますが、火を通していないのでなるべく早めに完食しましょう。

サーモン漬けを作るときの注意点

生ものを取り扱う上での注意点にもなります。これをするか、しないかでサーモン漬けの出来も変わります。何より日持ちにも影響しますので、結構重要ですがそんなに難しいことはありません。

ドリップの出さない

新鮮なサーモンの場合は大丈夫ですが、時間が少し経った生魚(生肉)は、ドリップが出てきます。ドリップとは、生魚や精肉を購入した時にたまにトレーに溜まっている赤い液体のことです。

血のように見えますが、その正体は食品中の組織液なのです。赤い色は組織が破壊されて出てきたミオグロビンという筋肉中にあるたんぱく質のことです。このドリップにはうまみ成分も多く含まれているので、ドリップが出る前に調理するのが望ましいです。

が、もし出てしまっていればキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取っておきましょう。このドリップが残っている状態のまま調理してしまうと、漬けタレが濁ってしまい、味も薄くなってしまいます。

ひと手間ですが、これをするしないで味ももちろんですが保存期間にも影響しますのでここは省かないでしっかりとふき取りましょう。

サーモンの温度を上げない

単純にサーモンの鮮度が落ちてしまうという理由とドリップの防止もふくまれます。それと、先に述べましたが、微生物はあたたかくなると繁殖します

なので、調理直前まで冷蔵庫に入れておく方がいいでしょう。それから、触りすぎるのも温度を上げる行為になるので気をつけてください。

生ものを扱うので手はしっかりと洗ってから調理する

洗っただけでは心配なひとは食品用のビニール手袋をして挑みましょう。特に冬場の季節や、水仕事で手荒れをしている方は手指に通過菌の代表である黄色ブドウ球菌が高確率で存在しています。

黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因菌です。食品を扱うにあたって注意しなければならない菌です。少しでも食中毒の可能性をなくすためにもしっかり守りましょう。

上記3つに注意して作れば、より良い状態で保存できます。どれもちょっとしたことなので、ぜひ試してみてください。

まとめ

サーモン漬けにするメリット・効果

  • サーモンから水分が抜け調味料が入ることで、水分量が減り微生物の繫殖力が抑えられ生の状態より腐りにくくなる

サーモン漬けの日持ちはどれくらい?

  • 冷蔵保存で2~3日ほど

サーモン漬けを作るときの注意点

  • サーモンの水気をふき取る
  • サーモンの温度を上げない
  • 調理前に手をしっかり洗う

サーモン漬けが腐っているかどうかの見分け方

  • 粘り気と匂いがあれば食べない

生よりは日持ちしますが、できる限り早めに食べるにこしたことはありませんね。調理の時に少しの処理もめんどくさがらずにすれば、より日持ちする効果もわかりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。