香水を買ったら、外出する前だけでなく、外出先でも使いたいって思う事ありませんか?好きな香りだったら、余計に持ち歩きたくなりますよね。
でも、香水の容器は大きくて重いものが多く、持ち歩く事をためらってしまう方も多いと思います。
そんな時に便利なのが、アドマイザーです。アドマイザーとは、香水を携帯する為の小さな容器の事です。
この記事を読む事で、香水をアドマイザーに移す方法や移すときに必要な道具、移す時のポイントや注意点、使い方別のオススメ容器を知ることが出来ます。
記事を読み終わる頃には、アドマイザーに色々な香水を入れて、シーンに合わせて持ち歩きたくなりますよ!
目次
アドマイザーへの香水の移し替え方
香水の容器から、アドマイザーに移す方法は、いくつかあります。香水容器の香水を出す部分のタイプによって移し方が違ってきます。タイプ別に紹介していきます。
香水のスプレーキャップが外せる場合
スプレーキャップ
詰め替え用ノズル
交換手順
- スプレーキャップが外せる場合は、詰め替え用ノズルを使用します。
- アドマイザーと香水のスプレーキャップを取り外します。
- 香水のスプレーキャップを取り外した部分に、詰め替え用ノズルを取付けます。
- 太さが合わない場合は、外れないようにきちんと押さえます。
- ノズルをアドマイザーの容器に入れ、押して7~8分目まで香水を入れます。
- ノズルのおさえ方が弱いと、押している周りから香水が漏れるので注意が必要です。
詰め替え用ノズルでおさえづらい時は、次に説明するジョウゴを使用してください。
香水のスプレーキャップが外せない場合
スプレーキャップが外れない場合はどうしたらいいのでしょうか?方法は3通りあります。ジョウゴ、シリマー、スポイトを使用した方法です。
ジョウゴ
シリマー
スポイト
ジョウゴの使い方
ジョウゴをアドマイザーのキャップを外し、アドマイザー本体に差し込む。
周囲に香水が広がらないように出来るだけ近づけ、ジョウゴの穴に向けて、香水を7〜8分目になるまで繰り返しスプレーする。
シリマーの使い方
アドマイザーのキャップを外しておきます。香水のスプレーキャップを外します。香水のスプレーキャップを外した部分(細い管のような部分)に、シリマーの針を差し込む。
シリマーで吸い上げた後、アドマイザーの容器に注入する。7~8分目になるまで、繰り返す。
スポイトの使い方
アドマイザーのキャップを外しておきます。香水のスプレーキャップを外します。香水のスプレーキャップを外した部分(細い管のような部分)に、スポイトの針を差し込む。
スポイトで吸い上げた後、アドマイザーの容器に注入する。7~8分目になるまで、繰り返す。
以上が、香水のスプレーキャップ外せない時の移し方です。
シリマーやスポイトの針先の太さによっては、香水ボトルの先端部に入らない時があるので、その時は太さを変えるか、ジョウゴを使用するようにして下さい。
アドマイザーに香水を移し替える時のポイントや注意点
香水は保存料を使用しておらず、熱、光、空気に弱いという事を覚えておきましょう。
香水は購入してから、3年ぐらいが使用期限だと言われています。開封した場合は、1年とも言われており、それだけ品質を保つのが難しく、香りも変化してしまう可能性があります。
このような事を考えると、前述した熱、光、空気にいかに触れさせないようにするかが大事です。アドマイザーは何度も使用できるかという事では、何度でも繰り返し使用できます。
ただし、同じ香水なら良いですが、違う香水を同じアドマイザーで使用すると、香りが混ざってしまうので避けた方が良いです。
洗って使用したとしても、香りが容器に残ってしまうので、やっぱり避けた方が良いでしょう。
アドマイザーに香水を入れる量は、香水の移し方で話したように7~8分目が一つの目安です。ただ、使用する量は個人差があると思います。
頻回に使用する方は、7~8分目で構いませんが、たまに使用するぐらいであれば、3カ月で使い切れる量を目安に香水を移し替えるようにするといいでしょう。
香水に含まれるエタノールは、揮発性があり、揮発してしまうと、香りが変化してしまう原因となります。
香水を移し替えるのにおすすめの容器
容器の材質で選ぶ
容器はガラス製で外側にアルミやメタルのカバーケースがあるものが良いでしょう。プラスティック容器をよく目にする事が多いですが、プラスティック容器は避けましょう。
香水は香料とエタノールで作られており、このエタノールがプラスティックを溶かしてしまうからです。
プラスティック成分が溶け出す事により、香水の成分や品質が保たれなくなってしまいます。変化する事で、大事な香りも変わってしまいます。
プラスティックを避けた方が良いのにはもう一つ、理由があります。プラスティック容器は空気や熱が伝わりやすく、香水の品質に影響を与えるためです。
香水は空気や熱や光に触れると、品質が変化し香りまで変わってしまいます。私も過去に、お気に入りの香水を熱い部屋に放置していた事がありました。
出かける際につけてみると、加齢臭のようになっていて、すぐさまシャワーへ直行した記憶があります。このように香水は空気や熱や光に弱いので、プラスティック容器は避けましょう。
その点、ガラス製品は気密性もたかく、エタノールの成分によって溶け出したりする事もないので容器として最適といえます。
容器の外側をアルミやメタルのカバーケースで覆う事によって、熱や光を遮り、品質の劣化を防ぐ事が出来ます。
香水の付け方で選ぶ
香水の付け方では、スプレータイプとロールオンタイプの2種類があります。オーデコロンやオードトワレのような弱い香水はスプレータイプ。
オードパルファムやパルファムのような強めの香水は、付けすぎないロールオンタイプといった感じで分けるのも良いでしょう。
香水の入れ方で選ぶ
他には、詰め替えがしやすいクイックアドマイザーがあります。
ジョウゴや、シリマー、スポイトなどの道具を使用せず、香水の瓶とアドマイザーを直接つなげて移し替える事が出来る商品もあります。
まとめ
・香水キャップが外せる場合は、詰め替え用ノズルを使用する
・香水キャップが外せない場合は、ジョウゴ、シリマー、スポイトを使用する
・香水を熱、光、空気に触れさせない
・アドマイザーに香水を移し替える時は、3カ月で使いきれる量をいれる
・アドマイザーはプラスティック容器を避け、ガラス製の物を選ぶ
・遮光性のあるものを選ぶ
・香水の付け方で、スプレータイプ、ロールオンタイプを選ぶ
・香水の入れ方で選ぶ
お気に入りの香水をアドマイザーに入れて、香り豊かな日常を送ってみてはいかがでしょうか。