インスタント味噌汁に栄養はある?体に悪いのかを徹底検証

みなさん、お味噌汁飲んでますか?体にとても良い発酵食品のなかでも、インスタント味噌汁はお手軽で多くの人に愛されている食べ物てす。また、社会人は多忙な日常のなかで少しでも健康を保ちたいと考えていますよね。

インスタント味噌汁の購買層は2017年の統計で、男性は40才台、女性は20才台が高くなっています。

一日のなかで、時間はとれないけど味噌汁が欲しいときにインスタント味噌汁は大活躍しています。わたしも家に常備していて、ちょっと料理するのめんどくさいな~って時はインスタント味噌汁です。

具もいろいろありますし、美味しいですよね!

でも、インスタント味噌汁って栄養が足りているの?体に悪いんじゃないの?毎日飲んでも大丈夫?って思いませんか?

この記事ではインスタント味噌汁の製法や栄養、体に悪いのかについて解説します。

インスタント味噌汁はどうやって出来てるの?

インスタント食品についてまわるイメージとして、「カンタン・楽」という一方、「栄養不足」というのがありますよね。

ひとつに熱処理されているためにもとの栄養素がある程度失われているのは確かですが、たまに食べるものと考えれば、栄養不足を気にかけることはないようです。

偏食すること自体が良くないわけですね。それと、インスタント食品は味付けをはっきりさせるために塩分が多目である、という点は気にしておいた方がよいでしょう。

さて、インスタント味噌汁ですが、その製法によって大きく2つの種類に分けられます。

・生味噌タイプ

売れているインスタント味噌汁の実に77%が、この生味噌+フリーズドライの具がついてるタイプです。売れているだけあって店頭でも良く見かけますね!

カップ付きも多く、お湯さえ入れれば食べられる手軽さが支持されている理由でしょう。生味噌タイプとうたってはいますが、実際は味噌を加熱処理しているため、栄養価はやや低くなりがちです。

ただ、フリーズドライタイプより安価で種類の豊富さを考えるとコストパフォーマンスは良いでしょう。

・粉末、またはフリーズドライタイプ

この、味噌が粉末状になっている、もしくは味噌がフリーズドライになっているタイプは、生味噌タイプに比べ軽量でかさばらないのが特徴です。

また、フリーズドライ製法は味噌に熱を加えないので栄養価を大きく損なわないのもグッド。

特にビタミン類は熱処理に弱いのでフリーズドライ製法は宇宙食などにも採用されています。マグカップを用意できるオフィスワーカーさんなどにはすごくオススメです。

わたしは生味噌タイプの方が栄養がありそうと思っていたのですが、フリーズドライの方が元の味噌汁に近いと知って驚きました。

では次に、実際の栄養について見てみましょう。

インスタント味噌汁の栄養は?体に悪い?

よく、「味噌汁を飲むと寿命が10年のびる」みたいなことを耳にしますが、具体的には何が体に良いのでしょうか?発酵させた食べ物は、うま味が生まれるというのはみなさんご存知だと思います。

そしてうま味とは、つまりアミノ酸のこと。ちなみに、うま味という味覚の概念を発見したのは日本人なんですよ。味噌汁にもこのアミノ酸がふんだんに含まれています。

人体を作りだすために必要な栄養のなかで、必須アミノ酸と言われる8種類があるのですが、味噌汁のアミノ酸は必須アミノ酸をすべて含んでいるのです!

次にビタミンB群ですが、これらは体内の脂質・糖質・たんぱく質をエネルギーに変えてくれる働きをします。

なお、ビタミンB群は加熱処理に弱いので、生味噌タイプのインスタント味噌汁の栄養損失というのは、特にここのことを指します

そして、大豆といばイソフラボンですね。イソフラボンは、いわば美容に良い栄養です!

それは女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするためで、肌の調子を整え、更年期障害を抑制する作用をもたらします。

またガン予防にも効果的であり、「イソフラボン」を広く世に知らしめたのはこの効能のおかげでした。

他にも様々な栄養が含まれていますが、食べあわせによってインスタント味噌汁の効果をよりアップさせたり、満足感を得られる具材を足したりできます。

インスタント味噌汁に足したい具材

少しお話ししたように、インスタント味噌汁はビタミンB群が損なわれがち。アサリなどはそのビタミンB群が含まれていますから、なかなか良い組み合わせと言えますね!

しかし、味噌汁のそもそもの1回に食べる量からみれば、わたしはそれほど神経質になることはないとも思っています。

ですので、シンプルな具としてまず、お野菜を付け加えると良いでしょう。

冷蔵庫の余り物などで構いませんので、ジャガイモや茄子、ニンジンなどをレンジアップして、インスタント味噌汁に加えると満足度アップです(^-^)

また、濃いめのインスタント味噌汁にショートパスタを絡めれば、和風パスタとして美味しくなるんですよ!

ちょっとしたご飯がわりになりますし、パスタをコンニャクに変えるとダイエットにも効果的です。定番のネギや、ミョウガを多目に加えた薬味味噌汁は冬には特にオススメです。

まとめ

  • インスタント味噌汁には生味噌とフリーズドライがある。
  • インスタント味噌汁は塩分が多めだが、必須アミノ酸を含んでいて体にいい。
  • インスタント味噌汁には野菜を足して飲むのがおすすめ。

近頃のインスタント味噌汁は、多種多様で具が多い分、塩分やカロリーも抑えられています。そしてなんといってもお手軽ですし、どんどん活用していける食品です。

食事と健康はなんといっても栄養バランスが大事ですから、お弁当にもぜひ添えたい一品です。

選ぶ場合は、できれば減塩タイプや、具が多目のインスタント味噌汁が良いでしょう。みなさんも、食事のお供にぜひインスタント味噌汁を活用してくださいね。

最後に、おすすめのインスタント味噌汁を載せておきます。我が家でも常備しており、あと一品が欲しいという時に重宝します。

ちなみにアマノフーズではフリーズドライの丼もあり、こちらはお湯を入れるだけで一食分になるので、忙しい時にとても便利です。こちらも合わせて載せておきます。

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