ダイエット中の方はふと「味噌汁のカロリーってどれくらいなんだろう?」と思ったことありませんか?
多い人だと朝、昼、晩と3食かかさず味噌汁を飲んでいる人もいると思います。毎日の食卓にかかせない味噌汁が太る原因になっていたら困りますよね。
この記事では、味噌汁は太るのか、低カロリーで味噌汁を食べる方法、低カロリーな味噌汁の具、味噌汁で太る原因と注意点をご説明します。
この記事を読んで、毎日の味噌汁をダイエットの味方にしましょう!
目次
味噌汁は太る食べ物なのか
そもそも味噌汁って太るのでしょうか?日本人の食卓には切っても切れない存在の味噌汁ですが、カロリーや栄養面を気にして飲んでいる方って意外と少ない気がします。
深夜に小腹がすいたときなどにも推奨されているくらいなので、味噌汁はカロリーが低いと思っている方も多いと思います。
でも実は味噌汁は飲む量や具材によってダイエットの味方にも敵にもなりえるのです。
味噌汁を低カロリーで食べる方法
安心してください。味噌汁は基本的に低カロリーです。具材が入っていない味噌汁は味噌や出汁によってカロリーが変わりますが一杯の味噌汁で約20~40kcalです。
これにプラスして具材のカロリーで味噌汁全体のカロリーになります。
具材が入っていない味噌汁のほうがカロリーが低くなるため、あまり具材を入れないほうがいいと思われるかもしれません。しかし、実は具材なしの味噌汁はダイエットには不向きなのです。
具材なしの味噌汁デメリット
・ごくごく飲めてしまうため、すぐ食べ終わってしまい、飲みすぎの原因になる。
・飲みすぎが塩分の摂りすぎにつながる。(むくみやすくなる。)
・腹持ちがよくなく、また塩分により食欲が増すので結果的にご飯などほかの食材を食べ過ぎてしまう。
・毎日具材なしの味噌汁では変化がなく、飽きて継続できなくなる。
このように具材なしの味噌汁だと一食分のカロリーを減らすことはできますが、結果的に太る原因にもなりえるので、ダイエットには向いていません。
では、どのような具材を取り入れるとダイエットに効果的なのか見ていきましょう。
味噌汁で太るのを防ぐ低カロリー食材
味噌汁の具材としてお勧めなのは、カロリーが低い野菜やきのこ類、海藻類、豆腐などです。
これらの食材はカロリーが低いだけでなく、食物繊維が豊富に含まれていたり、栄養面からみてもダイエットに抜群です。
低カロリー野菜 : もやし・白菜・大根・にんじん・ごぼう・キャベツ・きゅうり・かぶ・ほうれん草・なす・水菜・たけのこ・オクラ・玉ねぎ
緑の野菜は特にカロリーが低い傾向にあります。水分が多く、食物繊維をとることができます。
根菜類は栄養が多い分カロリーが少し高くなりますが、食べ応えがあり満足感を得られやすいので上手に使い分けましょう。
キノコ類 : えのき・しめじ・えりんぎ・マイタケ・しいたけ・なめこ
キノコ類はダイエット食材としてよく知られていますが、味噌汁の具材としてもぴったりです。
食物繊維、栄養分ともに豊富で、また脂肪排出や内臓脂肪燃焼に効果があるといわれるキノコキトサンが含まれています。
カロリーもとても低いので、ダイエット中の方にはぜひ取り入れてほしい食材です。
海藻類 : わかめ・アオサ・めかぶ・もずく・ひじき
海藻類は水溶性の食物繊維がたっぷりと含まれています。水溶性の食物繊維は、お腹の中で水分を吸収してゆっくりと消化吸収されるため腹持ちが良いのが利点です。
また、海藻類はビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
豆腐など : 豆腐・こんにゃく・おから
豆腐やおからはダイエットをしていると不足しがちなたんぱく質を取り入れることができ、また腹持ちもいいので満腹感をあげることができます。
また、こんにゃくは言わずと知れた低カロリー食材ですが、さらにおすすめする理由が低糖質だからです。満腹度も高く、糖質制限ダイエットいチャレンジしている方にはぴったりの食材です。
以上が味噌汁におすすめする低カロリー食材です。低カロリー食材の種類は多く、たくさんの組み合わせが楽しめるため、毎日飽きずにダイエットの味方となってくれそうですね。
また、一つ一つの具材を大きくすることで噛む回数を増やし、満腹度をさらにアップさせることもできます。
味噌汁で太る原因とならないための注意点
味噌汁が太る原因とならないために、下記のことに注意しましょう。
油を使っている
豚汁などで先に油で炒めてから作る味噌汁はダイエットにはあまり向いていません。
油で具材を炒めてから作る味噌汁はコクが出る、野菜が甘くなると言われていますが、味噌汁で太る原因となります。ダイエット中は控えるようにしましょう。
味噌汁の飲みすぎ
いくら味噌汁がダイエットに向いているからと言って飲みすぎると、太る原因となってしまいます。1日3杯くらいにとどめるようにしましょう。
味噌の入れすぎ
濃い味噌汁が好きな方もいると思いますが、味噌には塩分が多く含まれているため摂り過ぎはむくみの原因となります。
塩分太りを引き起こさないためにも、味噌の入れる量には注意しましょう。
高カロリー、高糖質の食材の入れすぎ
脂身の多い豚肉や糖質の高いイモ類を入れすぎると味噌汁が高カロリーとなってしまい、太る原因となるので気をつけましょう。
まとめ
・味噌汁は基本低カロリー
・味噌汁には具材を入れよう
・味噌汁におすすめの低カロリー食材は、低カロリー野菜、キノコ類、海藻類、豆腐など
・味噌の入れすぎや具材の種類、味噌汁の飲み過ぎには注意しよう
味噌汁は食材選びをしっかりすれば、ダイエットの強い味方になってくれます。
この記事を参考に味噌汁を飲むことで、ダイエット中にとりにくい栄養素を取り入れつつ、健康的に痩せることができます。ぜひ味噌汁を取り入れたダイエットを試してみてください。