家の中で時々見つけてしまうゲジゲジ。動き回る姿を見て、気持ち悪いと不快な気分になったことはありませんか?どこから出るのか、毒をもっているのか、気になることもありますよね。
この記事では、ゲジゲジの生態や毒はあるのか、駆除の方法、ゲジゲジを増やさない方法について知ることができます。
また、ゲジゲジと見間違えやすい虫もご紹介しますので、読み終える頃には、ゲジゲジの適切な対処方法が分かり、焦らないで対処できるようになります。
目次
ゲジゲジについて
実は「ゲジゲジ」は正式名称ではありません。正しくは「ゲジ(蚰蜒)」と呼ばれます。
日本にはゲジとオオゲジの2種類が棲んでいますが、オオゲジは九州や四国(暖かい地域)に見られるため、多く見られるのはゲジです。
オオゲジの体長は4~8㎝ありますが、ゲジの体長は4㎝ほどで、長い脚と触角を持っているのが特徴的です。ムカデの仲間で、素早い動きをします。
ムカデとは違う点も多く、なにより積極的に襲うことはしません。寿命は5、6年ほどです。
ゲジゲジに毒はある?
嫌われることの多いゲジゲジですが、人に害を与える毒は持っていません。毒を持ってはいますが、人が噛まれても痛みなどの症状は無いです。
因みに、細菌や寄生虫などを運ぶこともないため、感染症などの原因になることもありません。見た目ほど危険な虫ではないということです。
そして、私たちにとって嬉しい働きをする虫でもあります。ゲジゲジは、ゴキブリや小虫(白アリ・クモ)を捕食とするため、厄介な虫の駆除をしてくれる益虫(えきちゅう)です。
人に害を与えないどころか、とても良い働きをする虫なのです。
家の中でゲジゲジが出た時の対処法2つ
人に害はないとわかっていても、家の中でゲジゲジを見たらやっぱり気になります。対処方法を知っておくと焦らずに対処できます。
瞬間凍殺ジェットを使う
人への健康被害が無いので、室内でも安心して使用できます。基本的にゴキブリの駆除と同じなので、殺虫剤スプレーを使っても構いません。
ただし殺虫剤の成分は、ゲジゲジの脚をバラバラにするので、後始末しにくいというデメリットもあります。
今から購入するのを考えている方は、メリットの多い瞬間凍殺ジェットをおすすめします。ゲジゲジやゴキブリ以外の虫にも多く使えるので、常備しておくととても便利です。
ほうきを使う
殺虫スプレーが家にない、そんな時は焦らずにほうきを用意します。動きの素早いゲジゲジを捕まえるのは難しいですが、ほうきを使うと簡単です。サッと掃いて家の外に出しましょう。
ゲジゲジが出た時の方法をお伝えしましたが、1つ注意点もあります。ゲジゲジが出るのは餌となる虫(ゴキブリや小虫)も多くいると考えましょう。
ゲジゲジだけを駆除することにより、他の害虫が出てくることがあります。ゲジゲジ以外の虫も駆除をして、家の中に寄せ付けない対策も行いましょう。
ゲジゲジが家で出ないように気をつけること
家の中に入られる前にできる対策もあります。ゲジゲジの好むエリアは、「湿度が高い」「暗い」ことです。以下の対策をして、ゲジゲジが生息しにくい環境づくりをしましょう。
庭やベランダの掃除をする
家の周囲にゴミや廃材、段ボールなどがあると、湿った地面や暗い場所を作ってしまいます。落ち葉がある場合も同様です。不要なものは取り除き、できる限り風通しの良い環境を作ります。
排水口・換気口の掃除をする
ゲジゲジの侵入口になる可能性が高い場所です。風呂場や洗面所の排水口は、掃除を念入りにしましょう。なるべく侵入口が湿らないように乾かします。また、使用していない排水口に栓をするのも有効です。
殺虫剤をまく
効果的に殺虫剤を撒く方法は2通りあります。
・家の外周に粉状の殺虫剤をまくこと
・窓や網戸に殺虫剤スプレーを噴霧すること
ポイントは、家の外周用の殺虫剤には粉状を選びことです。スプレーよりも効果が長く約1か月持続できます。
より強力に防ぐには上記の方法を2つとも行います。ゲジゲジが床下から上がってくることと同時に、窓からの侵入どちらも防ぐことができます。
アロマの香りを使う
殺虫剤をたくさん撒くのに抵抗がある方にオススメです。アロマはゼラニウム、ティートゥリー、シトロネラ、ユーカリ等の防虫成分のあるものを選びます。
私たちにはリラックス効果がありますが、ゲジゲジはアロマの香りを嫌います。スプレーを使って玄関先、網戸、壁などに香りをつけてみてください。
また、薬局などで手頃に買えるハッカ油も同様の効果があり、おすすめです。ハッカ油は殺菌やカビ予防にもなるので、一石二鳥になります。
ゲジゲジ以外の有毒な虫
有毒な虫はたくさん存在していますが、今回はゲジゲジと間違いやすいムカデとヤスデを紹介します。
ムカデ
見た目の特徴:
1つの節に1対の脚しかない
体長は6~20㎝と長い
攻撃性が強く、触れたものにはすぐに噛みつきます。人が噛まれると、ひどい腫れや強い痛みなどの症状が現われます。見つけたら、触らないようにしましょう。
ヤスデ
見た目の特徴:
1つの節に2対の脚がある(ダンゴムシに似ている)
体長は1~2.5㎝と短め
動きは遅く、人に害を与える直接的な毒は持っていない為、正確には有毒な虫ではありません。しかし刺激を与えると、体液とガスを分泌します。
この分泌物を人が吸うことにより頭痛、下痢、吐き気などの症状を引き起こすことがあります。また体液に触れることにより、痛みを感じることもあります。
毒がないからと言っても注意が必要な虫です。
とっさに特徴をつかんで虫を判別することは、難しいかもしれません。むやみに素手では触らず、ゲジゲジと同様に殺虫スプレーやほうきを使って対処するなど注意が必要です。
まとめ
・ゲジゲジは人に害を与える毒を持っていない
・ゴキブリや小虫を食べてくれる
・家の中で出た時の対処法は、殺虫スプレーやほうきを使う
・ゲジゲジを寄せつけないためには、暗くて湿ったところを作らない
・ゲジゲジは殺虫剤だけでなく、アロマやハッカ油の香りも嫌う
・間違えやすいムカデとヤスデには注意が必要
ゲジゲジの生態を知ってみると、そこまで嫌わなくてもよいかもしれません。とはいえ、家の中でリラックスしている時に、虫を見て気分を害することもあります。
早めに対策をして、ゲジゲジの侵入を防ぎましょう。また、大量発生した場合や自力での駆除が難しい場合は、害虫駆除専門の会社に依頼してみてください。

