春は卒業式や入学式などお祝いの式典が続くシーズンです。
お子さんの服装はバッチリだけど、保護者は何を着ていったらいいの?コートを選ぶにあたってルールやマナーは?そんな疑問を抱いたことはありませんか?
またこの時期はあたたかくなってきてはいるものの、体育館などの室内でじっと座っていると結構身体が冷えますよね。
写真を撮る機会も多いから、オシャレはしつつ防寒対策をしたい!
この記事ではそんなママたちの悩みを解決するべく、卒業式に参加する際におすすめのコートの色や種類、基本的なマナーや防寒対策についてご紹介します。
目次
卒業式で着ておきたい定番コート
卒業式などの式典に参加する保護者の方はスーツで参加するのが一般的です。
もちろんスーツ以外でも構いませんが、厳かな式典なので清潔感のあるシンプルな服装を選ぶように心がけましょう。
それに合わせてコートもカジュアルすぎないように、キレイめなものを合わせるといいでしょう。
選び方がわかったけどクローゼットに何もない…。そんな方でも大丈夫!これさえあれば絶対に間違いなしのおすすめの定番コートをご紹介します。
フォーマルコート
卒業式などの式典だけでなく、ビジネスシーンや冠婚葬祭など幅広く使えるコートです。
基本はブラックやダークグレーなど落ち着いた色味のものが多く、シンプルで飽きの来ない万能なデザインです。
スプリングコート
その名の通り春にぴったりな薄手のコートです。色はベージュなどの華やかな色味のものや、ネイビーなどのシックな色味が多いです。
素材も軽やかなものが多く、畳んでもかさばらないのが魅力です。シンプルで上品なデザインのものを選ぶと良いでしょう。
卒業式のコートの色は?もう迷わない色味の選び方
スーツに合わせるシンプルなデザインのコートが決まったところで、次に悩むのがコートの色味ですよね。黒を選びすぎて全身暗くなりがち…。
お祝いの式典だから派手な色味でもいいでしょ?などなどの悩みや疑問もあるかと思います。でもこれさえ押さえておけば大丈夫!式典に着て行っても浮かない色味をご紹介します。
まずは定番!上品でシックな色味の暗めのトーン
黒やネイビー、グレーなどは上品でシックな印象を与えることから人気の色味です。
またどんなスーツにも合わせやすく、使い勝手もいいので迷ったらまずはコレを選びましょう。
全体的にダークトーンのコーディネートになった場合はコサージュやアクセサリーなどで、明るい色味をポイントに加えて華やかに魅せましょう。
おめでたい春にぴったり!明るめのトーン
ベージュや白などの色味は華やかで柔らかい印象を与えるので、卒業式などの春のお祝いの式典にはピッタリです。
コートのデザインがシンプルなら、明るい色味のものを選ぶといいでしょう。肌の色も明るく見せてくれるので、写真映えも期待できます。
卒業式のコート色やデザインで選ぶべきでないもの
基本的に卒業式のコートを選ぶ際に細かいルールはありませんが、これだけは避けておきたい注意が必要なデザインや色味があるので覚えておきましょう。
ダウンはあたたかいけどNG
ダウンコートは保温性においては抜群なのですが、卒業式などの式典にはカジュアルになりすぎてしまいます。
また脱いだ後もかさばる事や、カサカサ音がする点からもあまり適しているとは言えないでしょう。
主役以上に目立ってしまう色味
濃いピンクや鮮やかな赤などの、極端に華やかな色味は悪目立ちする可能性があります。卒業式はもちろん卒業生が主役です。
写真を撮る機会も多いので綺麗に着飾りたい気持ちもわかりますが、あくまで参列者だということを頭にいれておきましょう。
式典には場違いな派手な柄や素材
上記でも述べた通り派手すぎると悪目立ちしてしまいます。
アニマルプリントやファーコートなどはお出かけにはオシャレかもしれませんが、卒業式などの厳かな場面で着てしまうと浮いてしまいます。
なるべくシンプルを心がけるようにしましょう。
おさえておきたい卒業式中のマナー
先ほどコートを選ぶ際に特に細かいルールはないとお伝えしましたが、では式典が行われている間コートはどうすればいいのでしょうか。
基本的によほど寒くない限り会場内ではコートは脱ぎましょう。荷物を置くスペースもないので、コートは畳んでひざの上に置くのがマナーです。
そのため丈の長いコートだとかさばってしまい邪魔になるので、丈はミディアムかショート丈のものが望ましいでしょう。
卒業式でコート以外にできる防寒対策
卒業式や入学式は少しあたたかくなってきた春先に行われるのが一般的ですが、式典中の会場内は寒いですよね。
特に体育館はすきま風も多く底冷えもしてしまうので、コート以外の防寒対策を用意しておく必要があります。
とはいえ写真を撮る機会も多いので、着ぶくれして写真映りが悪くなるのも避けたいところ。
でもこれを読めば大丈夫です!オシャレな服装は保ちつつ、見た目にも響かない防寒対策をご紹介します。
インナーを保温性の優れた素材にする
寒い季節に重宝するのが、発熱性や保温性に優れたインナーです。会場に入りコートを脱ぐ場面になっても、インナーが暖かければ心強いですよね。
また薄くて軽いので、アウターにも響かず着ぶくれせずに防寒ができます。
ストールをひざ掛け代わりに使う
大きめのストールをコーディネートに合わせて巻いていき、席についたらひざ掛けとして使う方法もあります。
外では首元を、会場内では足元を温めることができるので一石二鳥です。
ホッカイロをフル活用
カイロを背中やお腹など見えない所に貼って、身体の内側から温めていきましょう。
ただし肌に直接貼ってしまうと、高温になりすぎたり、火傷の原因となってしまいます。
必ずインナーの上に貼るようにしましょう。また靴下専用のカイロもあるので、そちらも合わせて使用するとより効果的です。
パンツスーツで露出を抑える
卒業式の会場が底冷えする体育館の場合、どうしてもストッキングだと足元が冷えてしまいますよね。そんな時はパンツスーツを選びましょう。
スカートに比べてパンツタイプは露出しないだけでも暖かいのですが、中に厚手のタイツや靴下を履くことができるので、より寒がりさんにおすすめです。
まとめ
以上が卒業式で着るコートを選ぶ際のポイントになります。これをしっかりおさえていれば、もう卒業式に参列するにあたって何も心配はいりません。
お子様の晴れやかな門出をおもいっきり祝うためにも、以上のポイントを覚えて実践していきましょう!