おからは太る食べ物?カロリーや糖質、痩せる食べ方や注意点を解説

おからはヘルシーなのでダイエットする人は、よく食べていると思います。健康的に痩せられ、栄養もしっかり摂られるので、ダイエットする人には欠かせないスーパーフードですよね。

ただ、おからで痩せようと思って食べているのに、逆に体重が増えて太っている人もいます。その理由としては、間違えた食べ方をしていることが原因なんです。

さらに、おからを食べて便秘を引き起こしてしまう人もいてます。ヘルシーでダイエットの為に食べているのに、おからで逆効果になってしまうことも・・・

しかし、正しく食べればおからは、健康面にもダイエットにも嬉しい効果が沢山あります。糖質をオフしながら、たんぱく質や食物繊維を補えるので、とても万能なんです。

そこで今回は、おからで太ってしまう食べ方や対処法、注意点などを詳しく解説していきます。

おからは太る食べ物?

おからはヘルシーに見えますが、太りやすい食べ物です。大豆製品でできている、木綿や絹ごし豆腐よりもカロリーが高く、食べ過ぎると太ってしまいます。しかし大事なのは、食べ過ぎるのが良くないのです。

作るときに砂糖や醤油などの調味料を使うので、それらが原因でカロリーが高くなってしまう理由もあります。また、カロリーがゼロではないので、食べ過ぎて太ってしまうのは当然です。

そして、美味しくてついつい食べ過ぎてしまうと、便秘になる可能性がおこります。便秘になると腸内で有害物質が発生し、その影響で体内の血がドロドロになってしまいます。

このドロドロの血が、脂肪に溜まりやすいため、太りやすい体になります。

適切な量を守らないと、摂取カロリーも高くなり、体重が増えて太ってしまいます。さらに、便秘になると痩せにくい体になるので、気をつけて下さい。なお、適切な量については、後ほどご紹介していきますね。

おからのカロリーや糖質

おからは、カロリーが111kcalで、糖質量は2.3g/100gです。だいたい子供茶碗に、白ごはんを1杯でカロリーが168kcalで、糖質量は36.8gになります。

ちなみに、おからを乾燥させてパウダーにした「おからパウダー」もあります。そちらは、カロリーが350kcalで、糖質量は8.7g/100gです。

おからパウダーは、カロリーが高いですが、パウダー状で水分が抜けているため普通のおからと比べると高い数値になっています。しかし、おからパウダーは栄養が凝縮され、体内の水分を吸うことにより満腹感がえられます。

白ごはんと比べると、おからのほうが低カロリー、低糖質なのに、食物繊維も豊富にはいっているので、最強のダイエットフードです。痩せたい人にはもちろん、糖質制限してる人にも、とてもオススメです。

おからを食べるときに太りやすい食べ方

水を飲まない

おからには、不溶性食物繊維というのが豊富に含まれています。この不溶性食物繊維を一気にたくさん摂りすぎると、便が硬くなり腸内を移動しにくくなるので、便秘を引き起こします。

水分を摂ることで、腸に程よい刺激を与えることができるので、便をやわらかくするためにも、水分を摂ることを心がけましょう。

調味料をたくさん使う

濃いめの味が好きだからといって調味料をたくさん入れていませんか?調味料をたくさん入れると当然、おからの総カロリーが高くなります。醤油や砂糖をいれるときは、少量に抑えときましょう。

また、出汁を活用して作ることで、カロリーを抑えることができるので、是非お試しください。

調理するときの油が多い

調理するときに油を使う量が多いと、おからに吸収されカロリーが高くなってしまう可能性があります。おからはもともと、油や水分を良く吸収する性質があります。

油を大量に使うと、その分おからに吸収されているので、気をつけましょう。他にも作るときに、油分が多いマヨネーズが入っていると、太ってしまう原因になります。

おからを作るときは、油をできるだけ控めにしたほうがいいでしょう。

おからで太るのを防ぐ食べ方

おからは食べたいが、太りたくない方は・・・

  • 水をたくさん飲んで便秘予防する
  • 調理するときの油を減らす
  • 出汁で味付けをする
  • おからを食べ過ぎない

などを踏まえて食べると、太るのを防ぎます。また、おからを食事の一番最初に食べることで、おからにより満腹感をあたえることで、食べる量が減りダイエット効果に期待ができます。

おからパウダーであれば、適量を食事に加えることで、料理のかさ増しに使い、カロリーを抑えることができるので万能に使えますね。

おからを食べるときの注意点

おからを食べるときは、量に注意しましょう。1日の目安は50gが適切な量です。食物繊維が豊富なおからですが、1日の食物繊維をおからだけで満たすのは、栄養が偏るので望ましくありません。

おからは不溶性食物繊維なので、水溶性食物繊維とバランスよく摂ることが大切です。昆布、わかめ、果物などが、水溶性に含まれているので、それらと合わせて食べるといいでしょう。

ちなみに1日の食物繊維の量は、男性が21g以上、女性が18g以上が目安となっています。

50gのおからを食べると、1日の3/1の食物繊維が摂取できています。意外と普段の食事から、必要な量を摂れてるい人は少ないので、バランスよく取り不足しがちな食物繊維を補いましょう。

まとめ

おからは食物繊維が多く、栄養としてもバッチリな食品です。腸内環境も整えてくれるので、女性の悩みに多い便秘も解消してくれます。

けれども、1日に大量に食べると、便秘になり栄養も偏ってしまいます。また調理するときも、気をつけないとカロリーが高いおからになって、太ってしまったり、痩せにくい体になってしまいます。

おからを上手に取り入れることで、しっかり痩せることもでき、健康にも嬉しい効果がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。