ほっと一息つきたい時に、飲みたくなるコーヒー。最近では、ペットボトルコーヒーの種類が多く見られます。でも、ペットボトルコーヒーは体に悪いと言われているのが気になるところ。
ペットボトルコーヒーは缶コーヒーと違い、フタがあるので持ち運びに便利。好きな時に飲めるので、つい手に取ってしまう方も多いのでは無いでしょうか。
この記事では、ペットボトルコーヒーが体に悪いと言われる理由や添加物についてご紹介しています。ペットボトルコーヒーを購入するか迷ったときに、体に気遣った選び方の参考になりますよ。
目次
ペットボトルコーヒーが体に悪いとされる根拠や添加物について
ペットボトルコーヒーは、美味しい味を長持ちさせるために添加物が入っています。添加物は、人工的に作られているものがほとんどなので、体に悪いと言われています。
ペットボトルコーヒーが体に悪いとされている根拠が添加物なのです。なぜ、添加物は体に悪い影響があるのでしょうか。添加物を口に入れると、栄養を吸収する役割のある腸に辿り着きます。
腸の中に人工的な添加物が入ると、腸内細菌が減ってしまったり腸内が汚れてしまったりと悪影響があると言われています。腸の働きが悪くなると、悪いものをうまく排出できず、体に良い栄養を届ける働きが鈍くなり、体が健康な状態を保てなくなります。
なので、腸内環境に悪影響となる添加物は避けた方が良いと言われています。では、ペットボトルコーヒーにはどのような添加物が入っているのかご紹介します。
砂糖
甘みを加えるとコーヒーが美味しくなるため、多くの砂糖が入っています。
香料
コーヒーの良い香りを長持ちさせるために、香料が含まれています。香料としか書かれていないので、天然由来のものか人工的に作られたものか、何が入っているのかわからないことがあります。
乳化剤
水と油、タンパク質と油といった、混じり合わない成分をうまく混じり合わせて、安定させるために入れられているものです。
ここで紹介した添加物はミルク入りのペットボトルコーヒーの場合ですが、ブラックコーヒーでも、香料や乳化剤が入っています。
ペットボトルコーヒーに含まれている砂糖の量について
100mlあたり8.8g入っているので、1本 500mlの場合は44g。角砂糖にすると11個くらい入っている値になります。
砂糖の健康的な1日の摂取量は25gと言われているので、500mlのペットボトルコーヒーを1本飲んでしまうと、オーバーしてしまうことがわかりますね。
微糖の場合
糖類の量が100ml(g)あたり2.5g未満の場合のことを言います。微糖であっても、1本 500mlの場合は12.5g。角砂糖にすると3個くらい入っている値になります。
1日の食事でも砂糖や糖類は摂取するので、ペットボトルコーヒーを1本飲むと、1日の摂取量を大きく上回ることになります。
砂糖の摂取量が多くなると太るだけではなく、糖尿病や生活習慣病のリスクも上がってしまうので、体に悪い影響が出てくることになります。また砂糖には中毒性があるので、さらに飲みたくなってしまうこともあります。
ペットボトルコーヒーを購入するときに注意したいこと
ペットボトルコーヒーを購入するとき、なんとなく手にとっていませんか。ペットボトルコーヒーには、たくさんの種類があり、中に入っている原材料はさまざまです。
次に紹介することを注意することで、体に気遣ったペットボトルコーヒーを選ぶことができますよ。
容量の多いペットボトルコーヒーを避ける
ペットボトルには、500ml、300ml、260mlなどさまざまな容量があります。もちろん、容量が多ければ多いほど、添加物や砂糖の量は多くなります。
ペットボトルコーヒーを買う時は、容量が少ないものを選び摂取する添加物や砂糖を抑えるようにしましょう。
クラフトコーヒーに注意する
最近ではクラフトコーヒーの種類が増えています。クラフトコーヒーはたっぷり飲めるように、味が薄くなっていることが特徴的。味が薄くても、砂糖や添加物は入っています。
味が薄いとたくさん飲めてしまうので、飲み過ぎないように注意が必要です。
原材料名を見て選ぶ
ペットボトルコーヒーは、パッと目を引くラベルが多いです。中にはおしゃれなデザインのものもあります。表向きのラベルを見て選びがちですが、裏側の原材料名をよく見るようにしましょう。
原材料名を見ると、中にどんな添加物が入っているか確認できます。香料や乳化剤と書かれているものは添加物です。原材料に「コーヒー」だけ書かれている無添加のものや、添加物の記載ができるだけ少ないものを選ぶようにしましょう。
健康にコーヒーを飲むにはどうすればいい?
健康に気遣いながらコーヒーを楽しむには、コーヒー豆からハンドドリップで淹れて、添加物が入っていないコーヒーを飲むことがおすすめです。
コーヒーはリラックスできたり、脳や体が活性化されたり、適量を飲むことで健康に良い働きもあります。コーヒーが体に悪いのではなく、コーヒーに含まれている砂糖や添加物を多く摂取すると、体への悪い影響に繋がってしまいます。
自分で淹れたコーヒーをタンブラーで持ち歩くと、出先でも好きなときに飲めます。忙しい朝、自分でコーヒーを淹れる時間が無い場合もあると思います。そんなときは無糖でミルクが入っていない、「ブラックコーヒー」を選ぶことがおすすめです。
原材料名に、コーヒーだけが記載されているような無添加のものを選ぶようにしましょう。甘さやミルク感が欲しい場合は、ブラックコーヒーにバニラ味のプロテインを入れるのがおすすめです。
プロテインは、自分で淹れたコーヒーでも、市販のコーヒーでもよく合います。冷たいコーヒーでも溶けやすさがあります。
プロテインは砂糖が控えられていて、低脂質で高タンパク。不足しがちなタンパク質が取れるので、ダイエット効果も期待できます。
まとめ
- ・ペットボトルコーヒーが体に悪いのは添加物が入っているから
- ・ペットボトルコーヒーには砂糖も多く含まれている
- ・原材料名をよく見て選ぶようにしよう
ペットボトルコーヒーが体に悪いと言われているのは、腸への悪い影響がある添加物が含まれているからです。そして、つい手にとりたくなってしまうような中毒性のある砂糖も多く含まれています。
つい、砂糖が入った甘いペットボトルコーヒーを飲んでいると、毎日飲むことが習慣になり、気がついたら砂糖や添加物を摂りすぎてしまうことに繋がります。
購入する前に、裏面にある原材料名を見るようにして、砂糖や添加物が少ないような、体に気遣ったコーヒーを選ぶようにしたいですね。
朝、コーヒーを淹れる時間を作って、手作りのコーヒーを持ち歩くと心にも余裕が生まれるので、忙しい方こそ挑戦してみるのもおすすめですよ。