普段の私たちは食べたいものを食べたいときに食べてストレスフリーに過ごしています。食べることがストレス発散!生き甲斐!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、それがなかなかできないのが妊婦さん!!「あ~~刺身と酒~」みたいに生ものとかアルコールとか、ダメだとわかっているのに無性に食べ飲みしたく時がきっとありますよね。
我慢されている妊婦さんはかなり多いと思いますが、実は気を付ければ案外食べても大丈夫なものってあるんです!実際に食べている方もいらっしゃいますし、医師からもOKと言われているものもあるんです。
今回は日本人で嫌いな人はおそらくいないであろう、そしてパパっと簡単に食べられる卵かけご飯について調べてみました。この記事を読んで、気を付けてさえいれば必要以上に我慢せず、ストレスフリーに食べていいんだ!と知っていただけたらと思います(^^)
妊婦さんが卵かけご飯を食べるときは食中毒に気を付けよう
卵かけご飯がなぜ避けられがちかというと、皆さんやはり食中毒が心配だからだと思います。しかし、実はこの食中毒さえかからないように気を付けていれば、妊婦さんが食べても特に問題ありません(^^)
生卵はサルモネラ菌によって食中毒にかかりやすいです。このサルモネラ菌は人や牛、豚、鶏などの家畜に腸内に住み着いています。鶏が卵を産むときは、卵を産む専用の管など無く、排出をするときと同じ肛門から卵を産んでいます。そのため、卵の殻にサルモネラ菌がついてることがあるんですね。
サルモネラ菌の食中毒にかかってしまうと、
・強い吐き気
・腹痛(下腹部)
・下痢
・38℃前後の発熱
といった症状が現れます。乳幼児や老人と同じく妊婦さんも免疫力が低下するため、肉や魚と同じように、卵の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
食中毒にさえ気を付けていれば、赤ちゃんに影響があるわけではないため、特に卵かけご飯は禁止というわけではありません(^^)では、どのように気を付ければいいのでしょうか?
妊婦さんが卵かけご飯を食べるときに注意すること
食中毒にかからないように扱い方さえ注意していれば卵かけご飯(生卵)は食べることができます。では、その注意点とは?
①冷蔵庫で保存する
皆さんもご存知の通り卵は保存する温度が非常にポイントです。生食用の卵は10℃以下で保存することが勧められているようです。
②ひび割れた卵は使わない
先ほど説明したように、卵は鶏の肛門から出てきます。ひび割れているものは直接卵に殻が触れているようなものです…。そう考えると、ひび割れた卵は食べたいとは思いませんよね(;_;)
③卵の殻を触った後はしっかり手を洗う
②の内容とも重なりますが、殻には菌がついているものと思って触った後は必ずしっかり手を洗うようにしてください。
④賞味期限は守る
これも皆さん気にされていることとは思いますが、卵の賞味期限は生食で食べられる期限のことを指しています。この期限はサルモネラ菌が繁殖しない期間として決められているので、
期限が過ぎたものは食べないように、そして美味しく食べるためにもなるべく新鮮なうちにいただくようにしてくださいね。(※もちろん、10℃以下での保存が前提ですよ!)
この4つのことを守っていれば、食中毒のリスクは大きく下げることができます!
卵かけご飯で胎児に影響は出ない
卵を食べないからといって、赤ちゃんのアレルギー発症率が下がるということはないようです。つまり、食べても食べなくても赤ちゃんのアレルギーに影響はないということみたいですね。
なので、実際に妊娠中に卵かけご飯を食べている妊婦さんは結構いるみたいです。気を遣いすぎて我慢して、妊婦さんがストレスを溜めてピリピリしちゃうことの方が母子ともに(旦那さんにも?)良くない気がしますね(^^;)
しかし、妊婦さん自身がどんなアレルギーを持っているかはしっかり知っておく必要があります。妊婦さん自身にアレルギー症状が出てしまったら、それこそ赤ちゃんにもどんな影響があるかわかりませんからね。
そして尚更、妊娠中はお薬を簡単に飲めないですから食中毒、アレルギー、その他の病気には気を付けたいものです。母体が心身ともに健康であることが、赤ちゃんが元気に生まれてくるために一番大切なことです!
まとめ
今回は、妊婦さんの卵かけご飯はセーフか?ということについて書いてきました。食中毒に気を付けてさえいれば特に問題ないとのことでしたね。最後のまとめとして、おさらいをしておきましょう。
1.妊婦さんは免疫力が低い!食中毒に注意して!
2.生卵は保存温度・殻・賞味期限に注意!触ったら手を洗うこと!
3.子へのアレルギーは心配なし!ただし自分のアレルギーは気を付けて!
自分だけの身体じゃないと考えると、妊婦さんはなかなか自由に行動できずに身体的にも精神的にもストレスが溜まりがちですよね…。今回の卵かけご飯のように、「調べてみたら意外とOKじゃん」ってことがあったりします。
迷信を信じ込んで自分の行動を制限しちゃうよりも調べたり医師に直接質問したりしてみて、めったにない妊婦生活を楽しんじゃいましょう~!!
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