小さい子供ならまだ判断能力が鈍いためなんでも口に入れてしまったりしてしまうことがありますよね。
特にティッシュなどの紙製品などは家に普段置いているため赤ちゃんや小さい子供が食べてしまうことに注意するべきです。
では、もしも小さい子供がティッシュを食べてしまった場合の危険性や、その対処法を見ていきましょう。
目次
ティッシュを食べるとどんな危険があるのか?
もしも子供がティッシュを食べてしまった場合、どんな危険性があるのでしょうか。意外にも紙製品を口に入れた際の危険性は他の物に比べると少ないようです。
一枚程度であれば消化されずにそのまま排泄物と一緒に出てきます。家の中にあるもので口に含むと特に危険なのはたばこや、乾電池などですね。
必ず口にさせないように高いところに置いておくなど注意しておきましょう。しかし、ティッシュは普段家の中に置いてあることが多く、口にしやすいものであります。
味も甘い商品もあるので食べて飲み込んでしまいます。一時期ちょっと話題になったことで、ティッシュ製品の鼻セレブが甘くておいしいというものがありました。
これはどういうことかというと、ティッシュの成分にはソルビットと呼ばれる甘味料が使われていたのです。しかし甘くするために使われているわけではなく鼻セレブ独特のふわふわした質感を出すために使われていたのです。
しかし一時期、鼻セレブを食べると甘い味がすると話題になっていました。さらに製造元のネピアでも害はないから食べられるということも説明していました。
ただしネピアからもティッシュは本来食べるべきものではないので、過度に食べないように注意しています。甘くておいしいと評判が良かったとしてもやっぱりティッシュなので、食べ過ぎるのは腸に詰まってしまって危険です。
気を付けておきたいことは、ティッシュは口の中の水分を奪って食道に詰まってしまう危険性がありますので注意が必要です。
ティッシュを食べると体に起こること・消化について
実際にティッシュを食べてしまった場合、体に起こる影響や消化などがどうなるのか気になりますよね。
まず、ティッシュ自体には毒になるような成分は含まれていません。またティッシュはパルプ繊維どいうもので作られています。この繊維は消化器官では消化できない繊維です。
ティッシュを一枚など少量の場合だとそのまま排泄物として出てきます。しかし大量に食べてしまった場合は注意は必要です。
ティッシュペーパーのように繊維が長いと腸内に詰まってしまい、後から入ってきたティッシュペーパーと絡まり、閉鎖を起こしてしまいます。腸内で詰まってしまうと激痛が起こり、意識を失うほどの痛みです。
結果、病院で開腹手術となってしまう恐れがあります。ティッシュ自体に毒はなくても、口にたくさんティッシュを入れてしまうことで大事になってしまうので決して安全ではありませんよね。
もし食べてしまった時のために、子供の様子をしっかり見ておかなければいけません。
子供がティッシュを食べてしまったときの対処法は?
では、もしも実際に子供がティッシュを食べてしまった場合はどうすればよいのでしょうか?
その場合は、まず子供の様子を確認しましょう。気分が悪そうじゃないか、おなかが膨らんでいないか。
様子が普通通りであれば、様子見で大丈夫です。喉に詰まっていたり、おなかに詰まっていなければとりあえずは様子見をします。排泄物と一緒に出てくるので、うんちの確認もしましょう。白いティッシュも混じって出てくると思います。
もし、様子が少しでもおかしい場合は病院に行く必要があります。冷静に対応しましょう。 子供が食べてはいけないものを口にするのはしょうがないことなので、親が責任をもって対応しなければいけないでしょう。
ティッシュを食べるのをやめさせるには?
小さい子供、特に一歳くらいの子供であれば、口に含めるものであれば、なんでも食べようとしてしまいます。特に、ティッシュは口に含めると甘いものもあり、食べて飲み込んでしまいます。
もしも食べてしまったのを見つけた際は、その度に吐き出させるようにする。「食べたらだめだよ」と躾ける。
「こっちのほうを食べようね」と別のお菓子などをあげるようにして、覚えさせていきましょう。
一歳を過ぎるころには、食べていいもの、食べたらいけないものを学習していき、自分で判断できるようになるので一歳くらいまでは、親御さんで注意深く観察するようにしておく。
まとめ
・ティッシュは、一枚程度だと万が一食べてしまっても危険性はすくない。
・ティッシュは消化されず、排泄物と一緒に出てくる。大量に食べてしまった場合、水を含んで腸で詰まってしまう恐れがある。
・子供がティッシュを食べてしまった場合、冷静に観察する。容体が悪いようであれば病院にいく。
・一歳くらいの子供は口に含めるものは食べようとする。口に含むのを見かけたらその都度躾けをする。一歳半になればそのうち食べてはいけないものを判断できるようになる。