今ではすっかりおなじみのカロリーバー。その中の1つである、大豆でできたエナジーバーといえば、大塚製薬より販売されている「ソイジョイ」。
朝食代わりに、運動前に、小腹が空いたとき、おやつ代わり・・・etc
どこでも持っていける携帯性と、いつでも気軽に食べられる携お手軽な、忙しい現代人に欠かせないアイテムの1つ!そういった目的で食されている方が多いのではないでしょうか。
そんなソイジョイ、名前のとおりSoy = 大豆で作られた、エネルギーを気軽に補給できる食品ではありますが
「甘いし、エナジーバーなんだからカロリーが多くて太るんでしょ!」そう思われている方が多いのでは?
でも、実際のところソイジョイは本当に太る食品なのでしょうか?この記事では、そんなソイジョイを深堀りしていきたいと思います。
そもそも「ソイジョイ」とはどんな食品なのか?
ズバリ、ソイジョイは健康食品です。間違いなく普通のスナック菓子と比べ肥満を防止しつつ、必要な栄養分を補給できる食品と言えるでしょう。
メーカーである大塚製薬のwebサイトには、ソイジョイについて以下のようにPRしています。
・小麦粉の代わりに大豆粉末を用いて調理された低GI食品なので太りにくい。
・フルーツやナッツが使われた、おいしい上に栄養バランスも考えられた食品
・約130kcal前後と、カロリー控えめ(種類によって約20kcal程度違いあり)
・ダイエット向けのカロリーオフ商品もラインナップ(80kcal)
・小麦粉を使用していないので、小麦アレルギー体質の方も食べられる
それだけではありません。小麦粉の代わりに大豆粉末を使うことによって、植物性タンパク質、大豆イソフラボン、食物繊維も摂取できます。
そのため、お肌を気にされる方にとっても効果を期待できるスナックともいえます。
※低GIとは?
グリセミック・インデックス(Systemic Index)の略。
糖分糖分が体内に吸収される度合を示す数値と呼ばれており、この数値が低いほど
血糖値の上昇を緩やかにする → 身体が糖分を吸収しにくい ⇒ 太りにくい!
と言われています。
ソイジョイの原材料、成分は?
では、ソイジョイの種類ごとに詳細を見ていきましょう。
(以下、大塚製薬ウェブサイトより抜粋)
ストロベリー味(製品1本30gあたり)
エネルギー 133kcal たんぱく質 3.9g 脂質 7.1g (不飽和脂肪酸2.8g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 5~11mg 炭水化物 15.6g(糖質11.5g、食物繊維4.1g) 食塩相当量 0.07~0.17g 大豆イソフラボン 17mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)レーズン、マーガリン、ストロベリー加工品、卵、ココナッツ、難消化性デキストリン、パインアップル加工品、クランベリー加工品、イヌリン、砂糖、ホワイトチョコレート、脱脂粉乳、食塩、乳等を主要原料とする食品/香料
ブルーベリー味(製品1本30gあたり)
エネルギー 134kcal たんぱく質 4.0g 脂質 7.4g (飽和脂肪酸3g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 5~11mg 炭水化物 15.2g(糖質11.3g、食物繊維3.9g) 食塩相当量 0.07~0.17g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、レーズン、マーガリン、ブルーベリー加工品、卵、パインアップル加工品、ココナッツ、難消化性デキストリン、砂糖、ホワイトチョコレート、イヌリン、脱脂粉乳、食塩/香料
3種のレーズン味(製品1本30gあたり)
エネルギー 132kcal たんぱく質 4.3g 脂質 7.1g (飽和脂肪酸2.1g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 4~10mg 炭水化物 15g(糖質11.3g、食物繊維3.7g) 食塩相当量 0.06~0.14g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
レーズン(アメリカ製造、トルコ製造)、大豆粉(遺伝子組換えでない)、マーガリン、砂糖、アーモンド、卵、難消化性デキストリン、アガベシロップ、ココナッツ、食塩/香料(乳由来)
2種のアップル味(製品1本30gあたり)
エネルギー 133kcal たんぱく質 4.5g 脂質 7g (飽和脂肪酸1.9g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 6~13mg 炭水化物 15.2g(糖質11.8g、食物繊維3.4g) 食塩相当量 0.1~0.22g 大豆イソフラボン 20mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、パインアップル加工品、アップル加工品、マーガリン、卵砂糖、アーモンド、難消化性デキストリン、アガベシロップ、食塩/香料(乳由来)
アーモンド&チョコレート味(製品1本30gあたり)
エネルギー 145kcal たんぱく質 5g 脂質 9.7g (飽和脂肪酸2.2g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 6~13mg 炭水化物 12.2g(糖質7.6g、食物繊維4.6g) 食塩相当量 0.09~0.2g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、アーモンド、マーガリン、砂糖、卵、チョコレート(乳成分を含む)、難消化性デキストリン、アガベシロップ、ココアパウダー、イヌリン、食塩/香料
ピーナッツ味(製品1本30gあたり)
エネルギー 144kcal たんぱく質 6.2g 脂質 9.3g (飽和脂肪酸1.8g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 5~10mg 炭水化物 11.3g(糖質7.3g、食物繊維4g) 食塩相当量 0.08~0.19g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、ピーナッツ、アガベシロップ、マーガリン、難消化性デキストリン、卵、脱脂粉乳、アーモンド、食塩/香料
クリスピーピーチ味(製品1本25gあたり)
エネルギー 119kcal たんぱく質 6.2g 脂質 6.9g (飽和脂肪酸1.4g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 0mg 炭水化物 9.6g(糖質7.3g、食物繊維2.3g) 食塩相当量 0.05~0.10g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)、ピーチ加工品、砂糖、難消化性デキストリン、パパイヤ加工品、オレンジピール加工品/香料、ソルビトール
クリスピーバナナ味(製品1本25gあたり)
エネルギー 115kcal たんぱく質 5.9g 脂質 6.6g (飽和脂肪酸1.3g、トランス脂肪酸0g)
コレステロール 0mg 炭水化物 9.7g (糖質7.1g、食物繊維2.6g)
食塩相当量 0.06~0.14g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)バナナ加工品、バナナピューレ、パインアップル加工品、難消化性デキストリン、砂糖、アガベシロップ、食塩/ソルビトール、香料
クリスピーミックスベリー味(製品1本25gあたり)
エネルギー 121kcal たんぱく質 6g 脂質 6.9g (飽和脂肪酸1.5g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 0mg 炭水化物 10g(糖質7.6g、食物繊維2.4g) 食塩相当量 0.09~0.19g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)砂糖、クランベリー加工品、ラズベリー加工品、難消化性デキストリン、ストロベリー加工品、食塩/香料
クリスピーホワイトマカダミア味(製品1本25gあたり)
エネルギー 130kcal たんぱく質 6.3g 脂質 8.8g (飽和脂肪酸2g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 0mg 炭水化物 7.9g(糖質5.6g、食物繊維2.3g) 食塩相当量 0.07~0.15g 大豆イソフラボン 18mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)豆乳チョコレート(砂糖、ココアバター、豆乳パウダー、その他)、砂糖、難消化性デキストリン、マカダミアナッツ、大豆タンパク、食塩/香料
スコーンバー プレーン味(製品1本25gあたり)
エネルギー 117kcal たんぱく質 4.7g 脂質 6.6g (飽和脂肪酸2g、トランス脂肪酸0g) コレステロール 6~13mg 炭水化物 10.9g(糖質9.4g、食物繊維1.5g) 食塩相当量 0.22g 大豆イソフラボン 17mg 原材料名:
大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、卵、調製豆乳粉末、砂糖、アーモンドパウダー、食塩/加工でん粉、ソルビトール、グリセロール、膨張剤、香料
カロリーコントロール80 (製品1本16.5gあたり)
アーモンド &チョコレート
ブルーベリー ストロベリー エネルギー 80kcal 80kcal 80kcal たんぱく質 2.8g 2.4g 2.4g 脂質 5.3g ( 飽和脂肪酸1.2g
トランス脂肪酸0g )
4.4g ( 飽和脂肪酸1.8g
トランス脂肪酸0g )
4.3g ( 飽和脂肪酸1.7g
トランス脂肪酸0g )
コレステロール 3~8mg 3~7mg 3~7mg 炭水化物 6.7g ( 糖質4.2g
食物繊維2.5g )
9g ( 糖質6.7g
食物繊維2.3g )
9.4g ( 糖質6.9g
食物繊維2.5g )
食塩相当量 0.04~0.11g 0.04~0.11g 0.04~0.10g 大豆 イソフラボン
9mg 10mg 10mg 原材料名:原材料名は前項の各種をご参照ください
なぜソイジョイは「太る」と言われているのか?
前項で書かれた通り、ソイジョイは健康やカロリーコントロールを考えて開発された太りにくい商品ということがわかります。
なのに、なぜソイジョイは太る / 太った、などと言われているのでしょうか?
その1つに、スポーツや登山時などに摂取する、カロリー補給を目的としたカロリーバーと同じように捉えられている方が多いのではないでしょうか?
種類によっては1本あたり500kcal程度と、太るための高カロリー食品ともいえるものも存在します! そのようなものを毎日食べていたら間違いなく太りますね!!
でもソイジョイは太りにくいエナジーバー、明らかに違いますよね。
それ以外にも、ダイエットフードとして、おやつとして、仕事の合間に間食として・・・気軽に食べられる反面、ソイジョイだけでおなかを満たすには少々物足りない量。
ついつい、2本、3本・・・食べ過ぎた!太った!なんてことありませんか?(筆者はあります 笑)
どんなにカロリーオフの食品とはいえ、食べ過ぎは結果的に太ってしまいますよね。
ソイジョイをうまく活用して、太らない身体に!
おやつとして食べるのであれば、ソイジョイは健康的であり低カロリーですので、他のお菓子に置き換えて食べるのがgood 。
でも、食べ過ぎて太ることがないように1日1本、食べても2本程度に留めておきましょう。
また、朝食を食べる暇がない!という方にとってソイジョイはぜひお勧めの食品。
朝食は身体の1日をスタートさせるための大切な儀式だけではなく、朝食を抜くことで太りやすい身体になる、というのは今や常識ですよね。
ソイジョイをダイエット食品として活用されている方も多くいらっしゃいます。
必要な栄養素も含まれていますので、夕飯時にサラダとソイジョイ、というメニューでダイエットに挑戦してみては?
なんといっても、小麦粉アレルギーをお持ちの方には、ソイジョイはとてもうれしい商品ではないしょうか。
小麦粉を使用しないラインでの製造とのことですので、安心して食べられる食品です。
まとめ
・ソイジョイは栄養バランスが考えられた健康食品
・ソイジョイは低カロリー(130kcal程度)なので太りにくい
・ソイジョイは大豆粉を使用した低GI食品なので更に太りにくい
・だからといって食べすぎると太りますよ! くれぐれもご注意を!
・エナジーバーは目的によって違うので、カロリーチェックを忘れずに!
ソイジョイって食べても太りにくい食品なんだ、見る目が変わった!と、価値観変わった方が多いのではないでしょうか。
あの味で低カロリー。他のお菓子をソイジョイに置き換えるだけでも肥満対策になるだなんて素晴らしい!と筆者は思います。
ぜひともソイジョイを貴方の食生活にうまく活用して、貴方や家族の毎日の健康、ダイエットを目的としたカロリーコントロールに役立ててみていかがでしょうか?