車に乗ろうと駐車場に行くと、やってしまった!「車のライトのつけっ放し」車を運転される方なら一度はやってしまったことがあるんじゃないでしょうか?
実は、車ライトをつけっ放しにすることで、バッテリーが上がってしまい、車が動かなくなってしまうなんてことも起こり得るんです。
今回は車ライトのつけっ放しをどのくらい放置するとバッテリーが上がるのか、その際の対処法、予防策など以下の4項目に分けてご紹介します。
・車のライトのつけっ放しでバッテリーにどんな影響があるのか?
・車のライトのつけっ放しでバッテリーがあるがるまでの時間
・車のバッテリーが上がってしまったときにするべきこと
・車のライトをつけっぱなしにしてしまうミスを防ぐ方法
目次
車のライトのつけっ放しでバッテリーにどんな影響があるのか?
冒頭で記載した通り、車のライトを何時間もつけっぱなしにすると、バッテリーがあがってしまい、エンジンがつかない可能性があります。
バッテリーは、車に搭載されているオルタネーターと言う発電機によって充電されます。
基本的な仕組みとしてオイルネーターはエンジンかけることで発電しするので、エンジンを切ったまま電気をつけっ放しにすると電力が不足し、バッテリー上がりをおこしてしまうのです。
車のライトのつけっ放しでバッテリーがあるがるまでの時間
国産車の新品のバッテリーだとすると、車のライトのつけっ放しをしてしまった際のバッテリーが上がる時間の目安は以下になります。
ヘッドライト → 約3〜5時間
スモールランプ → 約10時間
ハザードランプ → 約5〜10時間
ルームランプ → 約40時間
※車のライトをつけっ放しにしてしまった際、車の調子やバッテリーが古いか新しいかによって変わってくるので、表記時間は目安になります。
車のバッテリーが上がってしまったときにするべきこと
ロードサービスを呼ぶ
JAFロードサービスか、ご加入の自動車保険のロードサービスを呼びましょう。
会員に加入していない場合は、待ち時間が長くなる・費用が有料になってしまう点がデメリットと言えます。
ジャンプスタートをする
ジャンプスタートを行う作業手順は以下になります。
① 救護車を用意する
救護車を自分の車の隣に置き両者のエンジンを止め、ボンネットを開きます。
② ブースターケーブルをバッテリーに繋げる
バッテリーには+端子と−端子があるので、バッテリー上がりの車の+端子に赤いケーブルを繋げます。
↓
同じように救護車の+端子にその赤いケーブルを繋げます。
↓
救護車の−端子に黒いケーブルを繋げます。
↓
バッテリー上がりの車のボディの金属部に黒いケーブルを繋げます。
※ 車によってやり方が異なりますので、説明書をご覧下さい。
③ 救護車のエンジンをかける
救護車のエンジンをかけ、充電します。この際アクセルを踏み、エンジン回転数を高くします。
④ ブースターケーブルをはずす
ブースターケーブルのはずし方としては、繋げた時と逆の手順ではずします。
⑤ 走行し、充電する
バッテリー上がりの車のエンジンをかけその後数分間走行します。
ジャンプスタートした直後は、充電がしっかりできていないため走行することによりバッテリーの充電を行います。走行時間の目安としては、30分以上走行すれば問題ないです。
ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってしまった時のための緊急用携帯電力供給装置です。
これを持っているとブースターケーブルもなく他の車を呼べない時やロードサービスを呼ぶ手間も省けます。
サイズも従来のものに比べて小型化してきているので車に積んでおいても邪魔にならず、費用に関しても、1万円以下で様々なものが販売されているのでかなりおすすめです。
車のライトをつけっぱなしにしてしまうミスを防ぐ方法
車を降りる際よく確認する
当たり前ですが、車を降りる際にヘッドライトやルームランプをしっかり消したのかよく確認する癖をつけましょう。
車ライト消し忘れ警告ブザーを使う
確認しなければとわかっていても、急いでいると車のライトを消し忘れてしまうことはあると思います。
そんな時におすすめなのが、車ライトの消し忘れ警告ブザーを使用することです。
車のライトをつけっ放しにしたままドアを開けると警告音がなるので、ライトの消し忘れを防止することができます。
まとめ
今回は車のライトのつけっ放しに関して以下の内容をお伝えしました。
・車のライトのつけっ放しでバッテリーにどんな影響があるのか?
・車のライトのつけっ放しでバッテリーがあるがるまでの時間
・車のバッテリーが上がってしまったときにするべきこと
・車のライトをつけっぱなしにしてしまうミスを防ぐ方法
車のライトをつけっ放しによるバッテリー上がりが起きてしまった際には、様々な方法で対処することが可能です。
ただ、バッテリーの寿命を縮めることにもなるので、まず消し忘れを予防することが大切です。