みなさんはマカロンを上手に焼けていますか?生焼けになってしまって失敗しちゃったーなんてこともありますよね?
そんなみなさまに、マカロンが生焼けになる原因、生焼けで食中毒になるのか、二度焼きはできるのか、生焼けや空洞化防ぐ方法をお伝えします。
これを読んでいただければ、美味しくてSNS映えするマカロンを作れるようになっています!!
目次
マカロンが生焼けになってしまう原因
マカロンを作っていて焼きあがったマカロンが湿っぽくなってしまったりシートにマカロンが貼り付いてしまい剥がしにくくなってしまうことありませんか?
それらは“生焼け”の特徴なんです。やはり生焼けだと食感がしっくりきません。マカロン独特の外はサックリ中はしっとりした食感が欲しいですよね。
マカロンが生焼けになってしまう主な原因は“焼成不足”です。簡単に言うと焼きが足りない状態のことをいいます。
焼きが足りないのでマカロンの生地に余分な水分が残ってしまい生焼けとなってしまいます。
マカロンの生焼けで食中毒になる?
マカロンの生焼けというのは、スポンジケーキやお肉などでいう“焼きが足りない”状態とは少し違います。
マカロンの生焼けはマカロンがしぼむことで砂糖が飴化しただけなので火は十分通っていますので食べてもお腹を壊したりはしません。
マカロンには少しネチっとした食感がありますが、これがマカロンが“飴化”した状態なんです。
焼いたときに一度生地が膨らんだあと、オーブンの温度が下がって途端にしぼみ、そのまま冷え固まることによって飴化します。
マカロンの二度焼はできる?
答えからいうと“すぐに焼き直せば大丈夫!!”です。レシピの時間どおりに焼いてみてもマカロンの表面がまだ湿っている場合は1~2分焼き直すと表面が焼けます。
時間がたってからの焼き直しは、冷えて小さくなって生地が固まり、焼いても膨らみません。焼き具合を確認してもし生焼けだと感じたら、早めに焼き直してマカロンをきれいに焼きましょう。
マカロンの生焼けを防ぐ対策方法
焼き不足によりマカロン生地のなかに余分な水分が残っているので生焼けになってしまいます。
マカロンは、表面を高温で焼き固めることで外側がさっくりとし、中はじっくりと火を通すことで、しっとりとした食感になります。
生焼けを防ぐためには、マカロンの焼き加減を確認することがポイントです。
マカロンを指でつかんで軽く左右に動かしたときに、生地が少しドロドロとして動く場合はさらに1~2分ぐらい焼きましょう。
マカロンにじっくり火を通すことがとても大切ですが、焼きすぎてしまうと焼き色がついてしまいます。
焼き色がついてしまいそうなときはオーブンの温度を下げてみるなどの調整が必要となります。
レシピ通りに焼いても各ご家庭のオーブンに違いがあるので焼くたびに焼成温度や焼成時間をメモして適切な温度と時間をチェックしましょう。
マカロンの空洞化を防ぐ方法
マカロンをつくる際に、マカロンの内側が空洞化してしまうことがあります。空洞化すると、マカロンの底の部分が沈んでしまいネチっとした食感になってしまいます。
以下の3点がマカロンが空洞化してしまう主な原因です。各原因を詳しく解説していきます。
・メレンゲの泡立て不足
・マカロナージュをしすぎてしまう
・生地を乾燥させすぎてしまう
メレンゲの泡立て不足
メレンゲが泡立てが足りていなかった場合、生地が十分に膨らむ力をもつことができません。
焼くことで表面は固くなるのですが、生地がうまく膨らむことができずに空洞化の原因となってしまいます。
マカロナージュをしすぎてしまう
マカロナージュとは、生地のメレンゲを粉類をよく混ぜ合わせてなじませ、生地の固さを調整することです。マカロナージュは必要な工程ですが、やりすぎると気泡が少なりすぎてしまいます。
気泡が少なくなりすぎた生地は、膨らむ力が弱く、上に膨らむことができずに横から過剰なピエとして出てしまい、空洞化してしまいます。
生地を乾燥させすぎてしまう
乾燥させすぎた生地も同様に、気泡が少なく膨らむ力が弱くなっています。焼くことで外側は固くなりますが、内側が膨らまず、空洞ができてしまいます。
生地をつくる段階で空洞化してしまうかどうか決まってしまいますね。空洞化を防ぐためにも生地作りから気合をいれましょう。
まとめ
・焼き不足には気を付けよう
・2度焼をするならすぐに!!
・空洞化の原因は生地作りがすべて
マカロンを上手に焼くには上記のことが重要です。マカロンづくりはとても大変ですね。
生地作りからすでにマカロンが上手に焼けるか決まってしまいますし、焼き加減も各ご家庭のオーブンで微調整が必要です・・・
ですが、キレイに焼けたマカロンはとても美味しいですしSNS映えも間違いありません!!この記事を読んでくれたあなたのマカロンをぜひSNSなどで紹介してくださいね。